50代男性が自宅療養中に亡くなりました。7/29に陽性判明、発熱・せき・倦怠感があったが、入院調整にかからず自宅療養。独居でした。8/2まで健康観察が出来ていたが8/3に連絡がとれなくなり家族が訪問したところ、すでに亡くなっていました。基礎疾患は高血圧。都内では50例目。ご冥福をお祈りします。
都は先月、酸素投与や投薬治療が出来る宿泊療養施設「TOKYO入院待機ステーション」を葛飾区・平成立石病院内に開設しています。さらにこの後、患者の搬送先が見つからないときに受け入れる「搬送困難対応入院待機ステーション」を都立・公社病院11ヶ所に開設します。いずれも御社が記事にしています。 twitter.com/ISOKO_MOCHIZUK…
「1年半、何をやっていたんだ」という声を頂きます。もちろん十分とは言いませんが、医療提供体制も保健所体制も1年半でかなり強化しました。ただ、何事にも限界はあります。どれだけ治水対策をしても堤防やダムを整備しても、雨がいつまでも止まなければ川は氾濫します。新規感染者を減らしましょう。
本日の都内新規感染者は4,295人。日曜では最多です。実効再生産数が1.0に近づいていますが、検査数とともに新規感染者数が頭打ちになっているため。「ピークアウト」ではありません。重症者は251人、国基準では1,000人を超えています。内訳など詳細はわかり次第お伝えします。 www3.nhk.or.jp/news/html/2021…
重症者の増加に歯止めがかからず、都基準で245人/392床に、国基準で1,016人/1,207床となりました。最大確保病床数は前者が「人工呼吸器・ECMOのキャパ」、後者が「ICU・HCU等のキャパ」ですが、いずれもすでにひっ迫しています。この後は軽症・中等症から重症化しても治療できなくなるということです。
保健所の業務は積極的疫学調査だけでなく、都内に22,000人いる自宅療養者の健康観察や入院・移送調整、相談対応など無限にあります。一方、マンパワーは有限です。今回は自宅療養者へのフォローを優先していただくということ。現場の負担軽減のために私たちがすべきことは「感染者を減らすこと」です。
本日の都内新規感染者は5,094人。土曜では過去最多。積極的疫学調査を縮小、もはや「検査・追跡・隔離」が機能しなくなっており、市中感染が収まるのを待つしかない状況です。重症者は18人増えて245人に、増加に歯止めがかかりません。内訳など詳細はわかり次第お伝えします。 www3.nhk.or.jp/news/html/2021…
都から保健所に「積極的疫学調査を縮小する」旨の事務連絡が出されました。地域によってはすでに濃厚接触者・感染経路を十分に追えていないことから、実態に合わせた形。特に職場内感染・会食感染は調査しなくなるので、見た目の数字はしばらく少なくなりますが、追っていない・追えていないだけです。
板橋区には、木下都議が貼った「確認団体ポスター」がそのままになっています。本来であれば本人がやるべきことですが、連絡がとれず。都民ファーストの会にも公認した責任があり、お詫びかたがた回らせていただきます。板橋区民の皆さまにはあらためて、申し訳ございません。 tokyo-sports.co.jp/entame/news/35…
自費検査は検査数がカウントされない一方、陽性者はカウントされるのは事実ですが、多くて3ケタ/日、全体の陽性率には大きな影響を及ぼしていません。それをもって急上昇の「からくり」とするのはいかがかと。陽性率が高い原因は、シンプルに検査が追いついていないからです。 asahi.com/articles/ASP8F…
50代男性が自宅療養中に亡くなりました。7/29に陽性判明、発熱・せきがあったが軽症のため入院調整にかからず自宅療養。健康観察では異常なかったが、8/3に倒れているのを家族が発見、搬送先で死亡確認。基礎疾患は脂質異常症。デルタ株、ワクチン接種はなし。都内では49例目。ご冥福をお祈りします。
「ワクチンは東京はじめ都市部に優先的に配分すべき」と、昨年から政府に求めてきました。決して都民ファーストだからではなく、都市部は地方より感染拡大しやすく、それは必ず地方に波及するので、先に都市部で抑えることが合理的なため。全国一律に配った結果、東京が一番遅れてしまったのは大失策。
ラムダ株には私も注目をしており都にも確認していましたが、全く把握していませんでした。空港検疫での陽性判明は7/20、国立感染研での解析・厚労省への報告は7/23、メディアが報じたのは8/6。2週間も黙っていたことになる。しかも五輪関係者だったことがわかったのは本日。隠蔽と言われても仕方ない。
アメリカの研究機関が「デルタ株への感染予防効果はモデルナ製の方がファイザー製よりも高い」というデータを出しましたが、そもそもファイザー製は流通が早かったこと、それによる抗体低下のタイムラグが考慮されていません。とにかく打てる方を打つこと、打った後も感染対策を続けることが重要です。
本日の都内新規感染者は5,773人。過去最多を更新しました。検査キャパが限界に達しているので大きくは増えませんが、あくまで氷山の一角。この数倍はいると考えてください。重症者も227人で過去最多、重症病床もひっ迫してきています。内訳など詳細はわかり次第お伝えします。 www3.nhk.or.jp/news/html/2021…
ちょっと久々の東スポさん、今回は真面目な内容です。最近囁かれていた「ピークアウト説」について、否定させていただきました。今はむしろ拡大が進む中で検査が追いついていない状況、収束にはもう少しかかりそうです。申し訳ないですが、しばらくは自己防衛をお願いします。 tokyo-sports.co.jp/entame/news/35…
都内で初めて「ブレークスルー感染」による死者が報告されました。60代男性、6月中にワクチンを2回接種していましたが、8/6に陽性判明、8/10に亡くなりました。ガンの基礎疾患あり。死因は新型コロナ。ワクチンも万能ではありません。2回接種後も決して油断せず、基本的な感染対策を徹底してください。
そもそも入院のハードルが極めて高くなっており、自宅で亡くなる人も増えていますが、この後は「重症化しても人工呼吸器・ECMOが装着できない」患者が増える可能性があります。この場合、確実に死亡します。医療従事者・医療機器などの医療リソースは有限です。今はとにかく自分の身を守ってください。
重症者が218人となってしまいました。確保病床は392床とされていますが、実際にはすでにひっ迫しています。重症者に準ずる患者=人工呼吸器またはECMOによる治療が間もなく必要になる可能性が高い患者は昨日時点で461人(ネーザルハイフロー236人を含む)、離脱後の不安定な患者は71人。非常に厳しい。
都内の検査キャパは9.7万件/日ということになっていますが、実際に回せているのは2.6万件/日程度とのこと。ボトルネックになっているのが医療機関なのか保健所なのか確認する必要がありますが、現在は「検査が増えないから新規感染者数が増えない」状態です。しばらくは陽性率も見た方が良さそうです。
30代男性が自宅療養中に亡くなりました。基礎疾患・肥満・喫煙歴ともなし。7/28に陽性判明、微熱があったが軽症のため自宅療養に。保健所が健康観察を行っていたが8/6に連絡がとれず、家族が訪問。反応がないため警察が解錠、死亡しているのが発見されました。都内では48例目。ご冥福をお祈りします。
本日の都内新規感染者は4,989人。検査キャパは26,000件/日とのこと、やはり頭打ちです。見た目の数字は増えませんが陽性率は上がり続けており、状況は確実に悪化しています。重症者は21人増え218人に、過去最多を大きく更新しました。内訳など詳細はわかり次第お伝えします。 www3.nhk.or.jp/news/html/2021…
本日の都内新規感染者は4,200人。水曜では過去最多となりました。重症者は昨日から21人増え、197人に。30代が14人、20代が5人、10代が1人含まれています。30代男性が自宅療養・健康観察中に急変、亡くなっていたことが発表されました。内訳など詳細はわかり次第お伝えします。 www3.nhk.or.jp/news/html/2021…
70代男性が自宅療養中に亡くなりました。7/30に陽性判明、基礎疾患がなく軽症(発熱もなし)、本人の希望もあり自宅療養に。8/6の保健所による健康観察で「水分がとれない」と聴取。8/7に医師が往診、脱水症状と診断し点滴。8/8朝に急変、そのまま自宅で死亡。都内では47例目。ご冥福をお祈りします。
昨日・本日の新規感染者数が少し減っているのは連休の影響です。まず、連休最終日は最も少なくなる傾向にあります。そして、本日は火曜ですが休み明けです。普段の月曜と同じと考えてください。決して状況が良くなっているわけではなく、明日以降はまた増える見込みです。ピークアウトはしていません。