「子どもは重症化しない」「子どもにワクチンは不要」とのデマがメディアで垂れ流され、SNSなどで拡散されたこともあり、第7波ではノーガードで感染する子どもが増え、小児医療がひっ迫しています。定義にかからない心筋炎・脳症で重症化する子どもも多く、都内でも10歳未満の女児が亡くなっています。 twitter.com/niigata_u_ped/…
本日の都内新規感染者は21,958人。前週同曜日より429人減りましたが、誤差の範囲。確かに見た目の増加率は下がっていますが、陽性率は50%を超えており、氷山の一角で論ずることは出来ません。「ピークアウト」と判断するのも拙速です。内訳など詳細はわかり次第お伝えします。 www3.nhk.or.jp/news/html/2022…
これはずっと言ってきましたが、高齢者への外出自粛要請は政策としてナンセンスです。第6波で重症化・死亡した高齢者の9割は家庭内や医療機関・高齢者施設でウィルスに感染した、いわば「持ち込まれた」側で、自ら外出して感染したわけではありません。対策しなければならないのは「持ち込む」側です。
厳密に言っても言わなくても陽性者=感染者です。感染が成立しても無症状の状態を「不顕性感染」といい、ウィルスを撒き散らす可能性があるので、感染者として取り扱う必要があります。こんな不勉強というか屁理屈を国会議員が垂れ流しているのも怖いし、それに1.8万いいねがついているのも怖いです。 twitter.com/genki_sudo/sta…
本日の都内新規感染者は31,541人。日曜では過去最多となりました。本日も救急車の出動率が95%を超えており「東京ルール」の適用件数=救急搬送が5ヶ所以上に断られるか、20分以上経過しても決まらない事案も300件/日近くなっています。内訳など詳細はわかり次第お伝えします。 www3.nhk.or.jp/news/html/2022…
本日の都内新規感染者は33,466人。入院者は3,812人、病床使用率は54.1%と埋まりが早くなってきています。都基準の重症者(人工呼吸器・ECMO装着+ICU入室+ER入室)は109人で病床使用率は26.0%、死者も12人と確実に増えてきています。内訳など詳細はわかり次第お伝えします。 www3.nhk.or.jp/news/html/2022…
政府が行動制限はしたくないのは重々わかりましたから、せめて「行動制限はしない」=「感染対策もしない」ではないということをきちんとアナウンスしてほしいです。何故か「行動制限はしない」しか言わず、メディアもそこだけ強調するものだから、完全に誤ったメッセージとして国民に伝わっています。
⑤うちさぽ東京(自宅療養サポートセンター)は自宅療養中に体調が変化した場合に連絡いただき、健康観察・診療依頼につなげる、配食手配ほかさまざまな相談を受け付けるコールセンターになります。保健所の健康観察とは異なりますので、ご留意ください。電話番号は0120-670-440(24時間・毎日)です。
なお、現状は検査が飽和しており陽性率が50%を超えている=感染者を把握しきれていないので、その意味では「もはや意味がない」かもしれません。感染の全体像が見えない中、特に救急医療・小児医療のひっ迫が進み、重症者・死者も確実に増えています。あらためて、基本的感染対策を徹底してください。
「それなら重症者数・死者数だけで良いのでは」という意見もありますが。重症者数は2〜3週間、死者数は4〜6週間ほど遅れて増えてくる遅行指標であり、リスク認識のための数字には適しません。一方で、新規感染者数=分母が増えれば重症者数・死者数=分子も増えるので、やはり新規感染者数は重要です。
「もはや新規感染者数の発表にも意味がない」との意見もありますが。結論から言えば、私は一定の意義があると考えています。まず感染対策の前提として、リスクをリスクとして認識いただくことは重要です。感染状況をお伝えすることは基本中の基本でありながら、そのアナウンスメント効果も大きいです。
本日の都内新規感染者は36,814人。一時期に比べれば増加ペースも鈍化してきていますが、現状はもはや「捕捉できた陽性者の数」であり、実際にはこの数倍はいるものと考えられます。よって、ピークアウトが近いとの指摘も当たりません。内訳など詳細はわかり次第お伝えします。 www3.nhk.or.jp/news/html/2022…
さらに、抗原検査キットの配布対象についても濃厚接触者だけでなく「有症状者」まで拡大します。8/1開始、こちらも20代から順次拡大します。発熱相談センターも340→700回線に倍増します。これらにより迅速な陽性判定を可能にするとともに、発熱外来への検査・受診の集中を緩和したいと考えています。
神奈川県の自主療養届出制度との大きな違いは「発生届の有無」です。東京都は陽性者を放置するわけにもいかないという判断から、センターが医療機関に代わって発生届を提出、HER-SYSに登録、自宅療養をサポートします。療養証明書はMy HER-SYS画面から表示できますが、詳細は保険会社とも調整します。
本件、改善されることになりました。都は「陽性者登録センター」を設置し、自主検査で陽性となった自宅療養者について①登録申請(Web)②内容確認③結果連絡(メールなど)④保健所への発生届提出⑤うちさぽ東京からの健康観察で対応します。8/3開始、まずは基礎疾患のない20代から、順次拡大します。 twitter.com/ojimakohei/sta…
昨日27(水)に29,036人と少し減り、本日28(木)に40,406人で過去最多となっているのは、26(火)日中にHER-SYSがシステムダウン、発生届が遅延した影響による凸凹です。明日以降はさらに増える可能性もありますが、そもそも検査が追いついておらず、陽性率も50%を超えており。あくまで「氷山の一角」です。
本日の都内新規感染者は40,406人。4万人を超え、過去最多を更新しました。一昨日のHER-SYSのシステムダウンの影響により昨日カウントされなかった数字も乗っているよう。陽性率は50%を超えており、この4万人もあくまで氷山の一角です。内訳など詳細はわかり次第お伝えします。 www3.nhk.or.jp/news/html/2022…
東京都の新規感染者数は増えた・減ったというよりも「どこまでカウントできるか」の問題になっており、もはや意味はありません。陽性率は50%を超えているので、少なくともこの数倍はいるはずですが、検査が飽和しており把握できない状況です。重症者・死者は確実に増えているので、警戒してください。
本日の都内新規感染者は29,036人。病床使用率は50.5%、重症用病床使用率も20.5%まで上昇しています。確保病床数=受入可能な患者数ではなく、見た目の数字以上にひっ迫していると考えてください。以前であれば緊急事態宣言の水準です。内訳など詳細はわかり次第お伝えします。 www3.nhk.or.jp/news/html/2022…
第7波の特徴は圧倒的感染力と、それによる診療・検査のひっ迫です。軽症〜中等症病床の埋まりも早い。重症化率は第6波より少し低そうですが、分母=感染者が多すぎるので、分子=重症者・死者も増えそうです。カウントはされませんが、救急医療にアクセスできないことによる間接的死者も増えそうです。
本日の都内新規感染者は31,593人。前週同曜日も連休明けだったため比較対象としては不適切ですが、火曜では過去最多。重症者も旧基準(人工呼吸器・ECMO装着)で21人、新基準(都基準+ICU・ER入室)で91人と確実に増えてきています。内訳など詳細はわかり次第お伝えします。 www3.nhk.or.jp/news/html/2022…
具体的には、医師の確定診断がなくとも自主検査で陽性判明し次第、オンラインで申請してもらい、受理証明書を発行。それをもって職場・学校に届出、自宅療養に入ってもらう。終了後に療養証明書も発行。もちろん企業・学校への周知徹底・協力依頼も必要ですが。すでにやっている自治体もあるようです。
例えば「療養証明書」は医療機関で確定診断を受け、HER-SYSに登録されないと発行できず、これがないと職場や学校を正当に休めない、保険金請求が出来ないなどのデメリットがあります。だからこそ発熱外来に行くしかない、こんな本末転倒はないと思います。遅まきながら、まずは都に改善を要望します。
発熱外来がパンクしている現状においては、心苦しいことながら、高齢者・妊婦・基礎疾患保有者など重症化リスクの高い方を優先、低い方には出来るだけ抗原検査キット・無料検査などで陽性確認、直ちに自宅療養に入ってもらうのが望ましいですが、ネックとなっているのが「医師の確定診断」のようです。