メディアにお願いしたいのは、公衆衛生にとって悪影響な言論・デマを拡散するのはやめていただきたいということ。視聴率・PVが稼げれば何をしても良いということではないと思います。キャスティングももう少し考えていただきたい。三浦瑠麗さんがついに「ノーマスク」を提唱し出したので、あらためて。
昨晩、加藤厚労相が突然、療養期間短縮の開始を発表しました。事前の報道はあっても、厚労省から東京都はじめ自治体には何の連絡もなく「寝耳に水」。保健所・医療機関への連絡もバタバタ、患者にとっても急に療養期間が変わることになり、かなり混乱しています。ちゃんと現場のことも考えてください。
私の場合、コロナ禍前からマスクは必須でした。冬は乾燥するし寒いから。春・秋は花粉がすごいから。夏は暑くて着けていませんでしたが。奴隷でも何でもなく、自己判断です。人にはそれぞれ事情があります。ノーマスク派は「外したい」「外させたい」が強すぎて、視野狭窄に陥る傾向にあるようですが。 twitter.com/hyakutanaoki/s…
申し訳ありませんが「反コロナ・反ワクチン・反マスク」との対話は成り立たないと考えています。都内でも医師会への不法侵入やワクチン接種会場への業務妨害などテロ行為を繰り返し、逮捕者まで出ています。その主張・活動の背景には根深いものがあり、異論とかそんな甘っちょろいものではありません。 twitter.com/nicejamis/stat…
「イギリスを見習って日本も」という人もいますが、3回目接種が6割近くまで進んでおり、春には4回目接種を予定、それでも日本の8倍、人口比では14倍にのぼる16万人の死者を出しているイギリスとは、さまざまな意味で比べるべきではないです。これは多くの死の上に成り立つ話。 nikkei.com/article/DGXZQO…
「2年あったのだから病床も検査も増やせたはず。何をやってきたんだ」という人には、動かすにはマンパワーが必要であることと、それも有限であることをご理解いただきたく。医師・看護師も薬剤師も臨床検査技師も、2年そこらで増やせるものではないので。まして、医療従事者を責めるのはお門違いです。
そもそも高齢者の3回目接種も間に合っていないにもかかわらず、政府の「オミクロン株は感染者が増えても重症者・死者は増えない」という楽観論のもと強い制限をかけず、その結果、医療提供体制はオーバーフロー、社会経済活動はストップ、死者は過去最多となったわけで。第6波対策は大失敗と言えます。
あと、そもそも重症化について認識のギャップがありそうなので、言葉を選ばずに言うと「瀕死」です。都の定義では、人工呼吸器・ECMOで命を繋いでいる状態です。そこに至らない軽症〜中等症でも十分に苦しく、後遺症も残りやすい感染症です。なので、感染しても重症化しなければ良いわけでもないです。
あまりネガティブなことばかり言いたくはないですが、最近の「コロナ禍もあと少し、オミクロン株で最後」みたいな根拠のない楽観論もやめた方が良いと思います。その可能性は低いし、再び強毒の変異株が出てこないとも限りません。希望は必要ですが、緩めてしまった気持ちを引き締め直すのも大変です。
私が国際政治学者や獣医師や元厚労省医系技官をテレビに出すなと言うのは、彼・彼女らが感染症の専門家でないからと言うより「一度も合っていたことがないから」です。間違った情報発信は感染対策にとってマイナスでしかない。個人的な主張は妨げないが、公共の電波で流すのはやめてくれという話です。
colaboの件、繰り返しになりますが、私としては粛々と事実を確認します。物事の性質からしても、下手にワイドショー化すべきものではありません。大事なのは「委託事業に関する不正があったのかなかったのか」。思想的・政治的背景や、フェミニストやミソジニーやも、あまり本質的ではないと思います。
都から保健所に「積極的疫学調査を縮小する」旨の事務連絡が出されました。地域によってはすでに濃厚接触者・感染経路を十分に追えていないことから、実態に合わせた形。特に職場内感染・会食感染は調査しなくなるので、見た目の数字はしばらく少なくなりますが、追っていない・追えていないだけです。
決して終息を意味するものではなく、テドロス事務局長も「どの国もやってはいけない最悪のことは、このニュースを理由に警戒を緩め、システムを解体し『もはやコロナは心配ない』というメッセージを国民に送ることだ」と述べているわけですが、どこかで聞いたような話ですね。 www3.nhk.or.jp/news/html/2023…
最近はもはやコロナから目を背けるような雰囲気ですが、累計5万人、今年だけでも3万人が亡くなっているんですよね。致死率が下がっても感染力が強いので、死者はむしろ増えているんですよね。これを「ただの風邪」と呼んで軽視して本当に良いのかどうか、私は未だに疑問です。 news.yahoo.co.jp/pickup/6446403
オミクロン株に感染していたのはナミビアの外交官でしたが、同じ飛行機に乗っていた濃厚接触者70人を政府が「自宅待機」にしてしまっていました。都内在住の40人については都から「宿泊療養施設での隔離」を要請しましたが、間に合わなかったかも知れません。やはり水際対策がザル、何も学んでいない。
今度は「死者のほとんどはコロナが死因ではない」というデマが流れていますが。都が1/1〜2/12に発表した死者123人のうち、コロナが死因ではない(原疾患、外因、搬送・検死での陽性判明も含む)のは29人、第6波では市中感染の拡大により増えていますが、それでも多くはコロナです。現実を見ましょう。
組織委員会がマスク、ガウン、医療用手袋、消毒液などを廃棄した件、本当に意味がわからないのですが、もうずっと意味がわからないことをしてきているのが組織委員会なんですよね。組織としてのガバナンスが崩壊しているので、誰がいつどのように決裁したのかも不明。都議会でもしっかりと検証します。
警視庁の皆さま、お疲れ様でした。 twitter.com/leo2ed/status/…
第7波の死者数は第6波を超え、過去最多となる見込みです。最近はコロナそのものから目を背けようとするような議論も目立ちますが、これを社会的に許容するのかどうか、国民のコンセンサスを得るのが先でしょう。2類を5類にしたり全数把握をやめたりしても、多くの犠牲が出る現実には変わりありません。
メディアは社会の公器です。その影響は大きく、人の命・健康を左右する可能性もあります。特に公衆衛生にかかわることについては、内容もキャスティングも慎重であるべきです。面白ければ良いというわけではありません。この際、名指しをしますが、読売テレビの「そこまで言って委員会NP」のことです。
インドで猛威を振るっている「二重変異株」が日本に上陸しました。2つの変異(E484Q+L452R)を併せ持ち、感染力増強と免疫回避の両方が備わっています。つまり感染力が強く、かつワクチンも効かないということ。重症化・死亡リスクも高いとされ、日本国内で流行すれば確実に悲惨なことになります。
ブロックについては、誹謗中傷・罵詈雑言のほか「反コロナ・反ワクチン・反マスク」も対象にしています。理由は、公衆衛生にとってマイナスなので。コロナデマは命と健康を危険に晒します。それは言論・思想・表現の自由で守られるべきではないし、私のリプ欄や引用RTで拡散されるべきでもありません。
内山都議が代弁してくれていますが、私も元バンドマンとして昨年から音楽業界、特にライブハウスとは二人三脚してきました。最も苦しめられていることの一つは風評被害です。それを払拭すべく頑張っている人がいる一方で、それを踏み躙るような人もいます。そんなのはロックでもHIPHOPでもありません。 twitter.com/boxer_shingo/s…
本当にこれをやりたいなら、まずは政府が「(感染対策を放棄し、高齢者・基礎疾患保有者が重症化・死亡するリスクも容認しつつ、社会経済活動を優先することにしたので)屋内もマスク不要」ということを説明し、国民のコンセンサスを得る必要があります。無理だと思いますが。 news.yahoo.co.jp/articles/80545…
減便要請は誰の責任かという押し付け合いになりつつあるので、あらためて確認すると「内閣官房≒首相官邸が主導し、東京都と調整して(国交省とは調整せず)鉄道各社に要請したもの」でした。にもかかわらず小池知事や国交省ばかりが責められ、言い出しっぺは知らん顔でズルいので、暴露しておきます。