バレンタインデーを延長します。
経済を回していこうという気運は大事だし、そこに水を差すつもりもないですが「もはや気にする必要もない」といった雰囲気は良くないと思っています。新規感染者は漸減していますが未だ1,000人台、死者もコンスタントに出ており。特に高齢者・基礎疾患保有者・ワクチン未接種者は引き続き要警戒です。
「伐採」とは、木を根もとから切ること。「剪定」とは、余分な枝や葉を切ること。今回は後者で、樹木の健康のためにもこの時期に必要な作業です。それとは別の話として、パブリックビューイングが本当に必要なのかどうかは議論すべきですね。会場が無観客ならこれも必要ない。 huffingtonpost.jp/entry/olympic-…
早稲田大学が学生・教職員対象の大規模PCR検査を行う件。定期検査を義務付け、継続的なモニタリングが出来るのであれば素晴らしい。さすが我が母校と思います。これが単発だと全くの逆効果。むしろ「陰性飲み」などと称して高田馬場でウェイする10年前の私みたいな学生が出てくるのでやめた方が良い。
資料は東京都から国への要望ですが、要するに、医療提供体制も感染防止対策もワクチン接種も継続してくださいということ。5類に移行してもウイルスの病原性・感染力は変わらないので。危機管理の敵は「慣れ」と「飽き」ですが、国の動きがそれを助長しており。このままだと大混乱も目に見えています。
吉村知事も呼ばれたから出ただけなのだとは思いますが、今の大阪の惨状をほとんど批判せず、あまつさえバラエティ化し、メディアとしての責任を半ば放棄している「関西ローカル」は異常です。東京ならあり得ない話。小池知事は実務に集中するため、露出は久しく控えています。 lite-ra.com/2022/02/post-6…
バブル方式だか何だか知りませんが、五輪関係者はほとんど放任・放置、行動管理はおろか把握すら出来ていません。プレーブックなど完全無視でやりたい放題、まさに治外法権。そして政府・組織委は機能不全、サジを投げてしまっているので、東京都で何とかしなければなりません。もうメチャクチャです。
「陽性率は7%、4月の30%台と比べれば低いから大丈夫」と言っている人がいるようですが、それは違います。4月当時の陽性率には民間検査が含まれず、行政検査=保健所分のみが分母となっています。そして保健所では、疑いの強い人しか検査しません。民間検査も含めると、4月の陽性率は今と変わりません。
「オミクロン株は弱毒化しているので大丈夫」という楽観論が広がりつつありますが、現時点では未知数です。例えそうだとしても、やはり感染者が増えれば増えるほど重症者・死者は増えます。そして、感染性はデルタ株より高いことがわかっています。いま一度うつらない・うつさないを徹底してください。
東京電力管内に電力ひっ迫注意報が発令されましたが、あらためてのお願いです。「冷房の使用は絶対に控えないでください」。東京23区のデータでは、熱中症による死者の約9割は高齢者、うち約9割が自宅で死亡、うち9割が冷房を使用していませんでした。暑さは耐えるものではありません。命が大事です。
都内における変異株PCR検査の最新データが出ました。1/4〜10のL452R陰性=オミクロン株と推測される割合は77.4%、さらに置き換わりが進んでいます。裏を返せば22.6%は未だデルタ株であり、こちらも拡大しているということ。どちらに感染するかは選べませんので、油断することのないようお願いします。
新成人の門出を心からお慶び申し上げます。私も34歳になって痛感していますが、若さとは武器です。20歳の皆さんには無限の可能性があります。ただし、自由には責任、権利には義務が伴います。大人としての自覚をしっかりもって、20代を大切に過ごしてください。毎年恒例、私の黒歴史も載せておきます。
で、これからどうやって感染を抑え込むのかという話なんですが。はっきり言って「どうしようもない」です。外出自粛要請、休業要請、休校・休園など打てる手はたくさんありますが、あくまで国と法律のもと。都の独断では無理です。そして国にやる気はありません。経済を優先すると決めているからです。
異物混入ロットのモデルナ製ワクチンを接種して38歳男性・30歳男性(いずれも基礎疾患およびアレルギー歴なし)が死亡というのは誤報です。亡くなった2人が接種したのは、異物混入の報告はないものの同時期・同設備にて製造されたため使用を見合わせていたロットであり、ロット番号は「3004734」です。
専門家が第1波を警告 →「嘘だ!日本人はかからない!」 →感染拡大、緊急事態宣言 →「…」 専門家が第2波を警告 →「そんなはずない!自粛反対!経済再開だ!」 →第2波が起きる →「…」 専門家があらためて警告 →「大したことない!煽るな!コロナはただの風邪!」 →重症者が増える(今ここ)
みなし陽性が叩かれていますが。都内では検査がひっ迫しており、結果まで3〜4日かかることもあります。一方で、感染初期に投与しなければ意味のない治療薬がありますが、それらも医師の診断がなければ処方できません。苦肉の策かも知れませんが、むしろ早期に治療を開始できる、良い制度だと思います。
都の変異株PCR検査において、L452R陰性=デルタ株でない=オミクロン株と推測される割合が急激に上がっています。12/7〜13は0%だったのが12/14〜20は5.1%、12/21〜27は9.1%、直近の12/28〜1/3は44.6%。先日「デルタ株が主」とツイートしたばかりですが間もなく逆転、急速に置き換わりが進みそうです。
オミクロン株亜種(BA.2系統)、いわゆる「ステルスオミクロン」の市中感染が都内で初めて確認されました。都・健安研が新たに開発したゲノム解析によるもの。毒性はわかりませんが、感染力はオミクロン株よりさらに高いとされます。これが第7波となり、第6波も収まらないうちに被さってくると厳しい。
河野大臣のブロックの件、私も全く問題ないと思います。私も誹謗中傷・罵詈雑言、その他礼節に欠けるアカウントはすべてブロックしています。ミュートで良いのではという声も頂きますが、見えなくなるのは私だけであり、フォロワーの皆さまには引き続きお目汚しになるので。環境を保つことも大事です。
炎上商法への最大の対策は「無視」です。日本では悪名が無名に勝るので、トンデモな候補者も選挙で当選してしまったりします。しかし、目立つこと・話題になることが正義という炎上YouTuber的な考え方がスタンダードになると、世の中はおかしくなります。ダメなものはダメとはっきり拒絶できる社会へ。
重症者(人工呼吸器・ECMO装着)15人の内訳です。現時点では数も少ないので、これが傾向とは言えませんが、10歳未満も含め全世代にわたっており、少なくとも「若ければ重症化しない」と高を括るのはやめましょう。新・都基準(都基準+ICU・ER入室)では75人、国基準(ICU・HCU等入室)では495人です。
この後は、入院・治療が必要とか必要でないとか以前の段階、発熱外来がパンクしそうです。検査の対象を絞り、発熱外来への受診も高齢者・基礎疾患保有者に限定する、いわゆるトリアージが必要な段階となります。これを決断すべきは政府ですが、今のところ「行動制限はしない」以外の動きはありません。
参院選ではメディア担当だったので、取材依頼もすべて私が捌いていました。実は、統一教会と関係が深いとされる「世界日報社」からも何度かコンタクトがありましたが、私の判断でお断りしていました。当時はこんなことになるとも思っていませんでしたが、いま考えるとファインプレーだったと思います。