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各メディアからの取材に対する報酬が必要か否かといった(しかし重要な)点についての言及は避けますが、「誰かに取材をして伝える側」のレベルが低すぎる場合(何らかの下心が無い限りは)、手間暇かけて詳しく説明しても割に合わないのは確かでしょう。彼らは「使える部分だけ」を摘んでゆきますし。
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私が最も警戒している点が何かといえば、取材するメディア側が「主張したい内容」の為に、取材対象者の話を恣意的にサクランボとして摘まみながら、それに対する批判については何ら自分らでケツを持つ覚悟もなく、自分達が恣意的に引用した取材対象者への批判を放置する事です。だから「割に合わない」
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件の首浮き輪の安全に関しては、ソレが消費者用製品であり、販売側と消費者側それぞれの「責任」の所在に対する意識の違い、またそれらのマーケティング手法などカナリ根が深い問題が背景にあると思いますから、あくまで私(弊社)は発言について慎重な立場を取りますけれど、一つ確かな事があります。
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実際に発生した事故の報告を受けて調査・検証した消費者庁などが、同様事故の再発防止の為に注意喚起を行うのは当然の事であり、いきおい症例報告を目にする機会の多い医療関係者が注意喚起を行う事も然りです。
NITEは脚立の正しい使用法を周知しますし 厚労省は鶏肉を生で食うなとソリャ言いますよ。
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それに対して「そんなものは自己責任だし、禁止や強制をするな」とか「現場の実情を知ってから言え」といった"貴重なご意見"の類に全く価値がないとは言い切れないのですが、少なくとも「文句をぶつける相手」を間違っている事だけは確かでしょう。コトが起こってから初めて文句を言うのも筋違いです。
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①製品には安全上の重大な欠陥があってはならない
②殆どの製品は使い方次第では何らかの危険を残す
③事故防止に必要な警告表示等を怠ってはならない
④ユーザーは警告表示を必ず見て、守るべきである
⑤ユーザーは必ずしも警告表示を見ないし守らない
①~⑤全てが 矛盾せずに同時に成立するンです…
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ねこが向こうからガーッと走ってきて私の足元に転がるたびに「これは撫でてもエェんですよね?」と撫でようとすると、「テメェ!何を勝手に触っとんじゃ!」と去られ続けて何年が経ったでしょうか。
その様に寝転んだねこに対しては、「ねこと床との間」に手を差し込んだ方が 喜ばれる事がありますね。
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「起きてはならない重大な事故」が(時には立て続けに)起こったのを契機として、ようやく安全対策の強化と義務化(たとえば消防法・道交法・安衛法などの改正)に繋がるという点は、昔からそうなのです。
勿論、コトが起こる前に対策を講じるに越した事がないのですが、それが難しい現実が歯痒い所。
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すなわち「過去にそれほど重大な事故が起こっていないから安全です」といった考え方は、「重大な事故が起こってから(人がようけ死んでから)初めて改善します」とイコールになる危うさがあり、そして実際に事実として そうなっている訳です。
特に消費者用製品等では、ヒヤリハットも反映されにくい。
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簡単に申しますと危険範囲に接近しない様に監視する警告用センサーですね。
高圧電線などの架空線の周囲で工事を行う際、たとえば重機のブームなどが高圧線に近づくと危険が危ないですから、検知用にレーザの壁(バリア)をこさえまして これに物体が接触するとオペレータに危険を知らせる仕組みです。 twitter.com/0Fami/status/1…
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赤十字標章を本来の目的外で使用する事や、ヘルプマークに似せた(パロディ?)グッズの何が問題かという点は、既に多くの皆様がご指摘している通りと思いますから 私からは特に新たに述べる話はございません。
もはや法律の話に近く、いったん公式関係者による発表や後始末の行方を静観する所存です。
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その上で「パロディ」と著作権・商標権などの関係について触れてみたいと思います。
まず弊社アカウント自身も常づね「パロディ」を利用している事は皆様もご存じでしょう。白鳥の人がキグナス音頭を踊ったりしますし。
左様な私とて、自分のは良いがアレはダメなパロディと分けるつもりはありません。
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弊社とて企業アカウントであるだけでなくグラフィックデザインに関わっている立場ですから、(Twitterでの発信が「営利活動」と看做される場合は尚更の事)パロディと著作権については結構デリケイトに捉えており、グレーゾーンどころか「ギリギリアウト」である事を踏まえて 危ない橋を渡っています。
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すなわち斯様なパロディが著作権者様の利益を侵害し、その事について(著作権者様から)お叱りを受ける事になれば、当然ながら謝罪してパロディを取り消して賠償金を支払わなければならない可能性は重々に承知しております。「誰かが育ててきたコンテンツ」に便乗するのですから、それは当然でしょう。