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維新の目標は自民と維新の二大政党政治の実現。当面は立憲民主党を解党に追い込み、野党第一党を奪うことを目指す。その戦略はかつて第三極だった民主党が新進党解党を機に野党第一党に躍り出たのと同じだ。立憲は維新の台頭にどう対抗したらよいのか。代表選を前に考えた。
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国民民主党の玉木雄一郎代表は自民党の保守本流「宏池会」を率いた大平元首相の継承者を自認する。衆院選で野党共闘と一線を画し、選挙後に維新と連携に踏み出した。玉木氏の政治行動は機敏で大胆で極めて予測がつきにくい。高松高校の二期後輩の私の視点で玉木氏を解剖した。
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辻元清美氏が落選した。たくましさの影でどこかひ弱さが漂う政治家だった。常に強力な後ろ盾に依存してきたせいか。彼女が枝野ー福山独裁に強く苦言を呈していたら立憲惨敗も枝野辞任も彼女の落選もなかったかもしれない。魅力的な政治家だ。真に自立して復帰することを願う。
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ワクチンは重症化を防ぐ効果があるが感染防止効果は不十分だ。なのにワクチン接種で行動制限を緩和するのは非科学的である。さらにワクチンは時間が経てば効果が落ちるのにワクチンパスポートに有効期限を設けないのは支離滅裂だ。非科学的な政策がまかり通っている。
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ガソリン価格高騰を受け石油元売り各社に補助金を出すのは「個人より業界」の自民党らしいバラマキ。GOTOトラベルと同じだ。個人を直接支援せず業界を支援するのは政治献金や天下りの見返りを期待できるから。経済政策の軸を個人への直接支援に移し政官業の癒着を断つべし。
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立憲民主党代表選は泉健太、逢坂誠二、西村智奈美、小川淳也４氏の争いに。いずれも民主党政権の中枢にいなかった政治家。野党のイメージ刷新につながる論戦を期待したい。最大の争点は野党共闘のあり方である。そして来年の参院選に「勝てる顔」は誰かも重要なポイントだ。
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立憲民主党の衆院選惨敗は単に枝野代表の魅力不足ではなく「与党か野党か二者択一の消去法」による選択を有権者に迫る二大政党政治が価値観の多様化時代に拒絶された結果だ。そこを直視しない1限り誰が代表になっても再生はない。
11.28日本ジャーナリスト会議で講演します。
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立憲民主党代表選は「優等生の優等生による優等生のための生徒会長選挙」のよう。マジで殴り合う自民党総裁選と別風景だ。維新吉村知事やれいわ山本太郎に太刀打ちできるのか？野党第一党から滑り落ちる危機感が足りないのでは？
さあ投票しよう。代表にふさわしいのはだれ？
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立憲代表選で欠落しているのは希望の党騒動の総括だ。前原氏個人の軽率のせいにしたら本質は見えない。自民党に対抗する一点で誰彼構わず結集する野党第一党のあり方が有権者に拒絶されたのだ。二大政党政治への信奉を見直さない限り誰が代表になっても同じ過ちを繰り返す。
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弱小球団日ハムを受け継いだ新庄監督。ド派手なパフォーマンスと奇想天外な発言で野球に関心のない人も惹き寄せる。実力より先に人気を上げる。弱小チームのリーダーの鉄則だ。
立憲民主党は見倣ったらどうか。野党にも政治にも関心のない人々を惹き寄せるのは今でしょ！
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動物愛護法が成立し犬猫販売が禁止されるフランス。背景に動物愛護を掲げる「動物党」の登場がある。ワンイシュー政党の台頭は二大政党政治を揺るがす。二者択一の消去法の選挙は多様化が進む現代社会にそぐわないのだ。日本でも来夏の参院選は二大政党離れが加速するだろう。
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27日19時半からネット番組デモクラシータイムスに出演します。作家の雨宮処凛さん、日刊ゲンダイの小塚かおるさん、世田谷区長の保坂展人さんと来年夏の参院選に向けた政治の行方を展望します。野党共闘について突っ込んだ問題提起をしたいと思います。ぜひ！
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立憲民主党代表選は大方の予測通り泉健太氏が勝利した。サメタイのアンケートでは泉氏は最下位だった。党内世論と世間のギャップがこの党の低迷の原因かもしれない。衆院選惨敗から党再生の第一歩にすべき代表選はこれでよかったのか。来夏参院選へ泉体制はイバラの道だろう。
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岸田政権がオミクロン株で迷走し始めた。感染拡大防止を最優先するのか、行動制限を緩和し検査医療体制強化で対応するのか。どっちつかずは安倍菅政権と同じだ。さらに問題なのは「ワクチン神話」。政府もマスコミもワクチンの限界をなぜ認めないのか。極めて非科学的だ。
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連合の芳野友子会長は前会長以上に頑なだ。共産党を敵視し共闘に反対する発言を連発。初の女性会長として集めた期待感はすっかり色あせた。その芳野会長に付き従う立憲民主党の泉健太代表。彼の「共産より連合」の姿勢に党内から異論は聞こえてこない。それでいいの!?
samejimahiroshi.com/politics-rengo…
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サメジマタイムスに「憲法９条変えさせないよ」さんから届いた参院選戦略。野党４党は「維新封じ込め」を最優先に一人区より複数区で選挙協力を進めよという提案だ。私は慎重に感じたが何度も拝読するうちに「なるほど」と思うようになった。皆様からご意見を募集します！
samejimahiroshi.com/club-yato-2021…
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憲法を無視し国会開会を拒む自公政権に対抗する場外戦として発展してきた野党合同ヒアリングを立憲民主党は自ら手放すのか。「野党は批判ばかり」という批判に怯えて。その姿は私の古巣朝日新聞の姿と瓜二つである。なぜ権力を監視・批判する責務を堂々と果たせないのか！
samejimahiroshi.com/politics-hihan…
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@koichi_kawakami 川上先生、コメントでのご協力ありがとうございます。政府はなぜPCR検査ではなく抗原検査を推進してきたのか、ジャーナリズムが厳しく追及すべきテーマだと思います。
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朝日新聞が安倍岸田の緊張関係をようやく報じた。しかし政局の核心は安倍vs岸田ではない。岸田政権を牛耳っているのは麻生氏であり「安倍麻生の盟友関係」が崩れ始めていることこそ核心だ。マスコミはなぜ安倍vs麻生の構図を報じないのか。忖度報道の裏側を解説する。
samejimahiroshi.com/politics-abeas…
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大企業が大儲けする一方、労働者の賃金は上がらず格差を拡大させたアベノミクス。岸田政権は分配重視を掲げたが、目玉政策は「賃上げ企業への優遇税制」。企業をこれ以上優遇してどうする？企業が「中抜き」するだけでは？そんなお金があるのなら直接個人へ現金一律給付を！
samejimahiroshi.com/politics-kigyo…
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落選した石原伸晃氏を内閣官房参与に起用した岸田首相のあまりにお粗末な人事。それは単なる「お友達の失業対策」ではなかった。
岸田首相はなぜ石原氏に内閣官房参与をいう公職を与えたのか。政治報道はそこを深掘りすべき。その先に岸田首相の「野望」が見えてくる。
samejimahiroshi.com/politics-ishih…
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PCRより精度が劣る抗原検査で空港検疫を行うのはなぜ？
オミクロン株入国を阻止する気がないの？
#空港検疫をPCRに戻して下さい と訴える川上浩一教授のツイッターデモに呼応するメディアが出始めた。だがマスコミの大半はPCRと抗原検査の違いに目を向けない。いったいなぜ？
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れいわの大石あきこ氏がNHK日曜討論で維新の大阪府政をこき下ろし株を上げた。維新vsれいわの第三極対決を仕掛けるのは山本太郎代表の戦略。大阪は来夏参院選の主戦場だ。４議席を維新、維新、公明、れいわが獲得し、自民と立憲の二大政党が敗れる衝撃の結末となるのでは。
samejimahiroshi.com/politics-osaka…
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子がいたら誰もが公的手当を受けられる。その安心感が若い世代の決心を後押しする。子育て支援は恒久的だからこそ少子化対策として社会全体に利益をもたらす。1回きりの「18歳以下に10万円」はいま子がいる世帯への単なるバラマキ。不公平感を掻き立て社会を分断する愚策だ。
samejimahiroshi.com/politics-child…
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日大事件は政界へ波及するか。自民党、文科省、私学の癒着が生じるのは巨額の私学助成金があるから。これを全廃し学生に直接現金給付したら利権は消滅し学生の負担は激減する。業界支援から個人支援へ。自民党には絶対できない税金の使い方の転換。野党はこれを掲げるべきだ。
samejimahiroshi.com/politics-shida…
新聞協会賞受賞。政治部デスク特別報道部デスク歴任。朝日新聞を2021年独立、ウェブメディア『#SAMEJIMATIMES』創刊、全文無料公開、YouTube政治解説。サンデー毎日やプレジデントオンラインへ寄稿。著書に『#朝日新聞政治部』『#政治はケンカだ！』。講演・出演依頼はウェブサイトへ。