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日曜5時にピムリコ競馬場を出て10時にベルモント競馬場到着です。
昨日は厩舎地区からコースに行く間に、ブーイングと煽りのラニコール。
しかしラニは数万人の歓声では全く動じません。
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もう少し前でレースできれば、そう思うかも知れませんが、前半があんなだからこその後半なのです。要は決勝タイムで走れるかどうかだけです。
3週間後にベルモントステークス、4週間後に帰国、帰国後は競馬学校に10日間滞在してから大山へ放牧の予定です。
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アメリカでラニのファンクラブができてるそうです。
いくらなんでもやり過ぎじゃ…
そんなキャラなのか?ラニ
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今朝、ラニと馬場を歩いているとスタンドから一般のお客さんから声を掛けられたり、洗っている時にはラニのファンだという4、5人に写真を撮られたりと、ラニは人気者に。
アメリカは競馬というものがお客さん寄りなんだと実感。だからこそあの一体感が生まれるのですね。
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きっとラニが一番好きであろう食事の時間。この食欲がラニの全て。
まぁ、食欲と正比例するものもあるっていうけど…ね。
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三冠の最終戦まであと僅か。明日は先生も到着します。
ラニは水曜に追い切って木曜はゲート練習、金曜に蹄鉄を打ち替えて土曜にレース。レース後すぐに日本に帰る為の検疫厩舎へ引っ越して1週間そこで過ごします。そして貨物便でアラスカ経由で成田空港に到着する段取り。
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レース当日の朝です。ラニは馬場入りを済ませています。今回の遠征でラニに乗るのは今日が最後。
何の狂いもなく出来上がりました。
ここまでよく頑張った、自分の将来の為にレースも頑張れラニ!
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感動したという反応が多いです。ラニの母ヘヴンリーロマンスが勝った天皇賞の後もこんな感じでした。この仕事をしていて良かったなと思います。苦労話は勝てば美談になるけれど、そうじゃない場合が多いですよね。本当は表に出ずに厨房で黙々と料理をしていたいタイプ(笑)
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ラニはいつもと変わらず食欲旺盛で歩様にも馬体にも今のところ異常なし。
狭い検疫厩舎で引き運動のみなので窮屈そうにしてますが、これがルール。
食欲と運動量に支えられていたラニ。動かせない期間が長いので一度は崩れるかもだけど、戻って来たら立て直します。大切な戦友だからね、ラニは。
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Lani return to America in BC of the next year.
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JRAニューヨーク事務所の古谷所長によると、ラニの調教メニューと、ラニがラシックスを使用せずに短期間で三冠を着順を上げながら走り切った事実がアメリカの競馬関係者の中で衝撃を与えたみたいです。どこであろうと、食べる事と体を動かす事は見た目と内容が違うだけで目的は同じ。
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1頭の馬がレースに使うまでに何があるのか、お客さんやファンは別に知らなくてもいいのではないかと思っています。目の前にいる馬を見てもらえばいいのではないか、と。だから苦労話はしません(笑)ただ、どんな状況でも逃げない、それが僕なりのプロの在り方だと思うので。
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