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ラニはいつもと変わらず食欲旺盛で歩様にも馬体にも今のところ異常なし。
狭い検疫厩舎で引き運動のみなので窮屈そうにしてますが、これがルール。
食欲と運動量に支えられていたラニ。動かせない期間が長いので一度は崩れるかもだけど、戻って来たら立て直します。大切な戦友だからね、ラニは。
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今朝のラニ
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1月下旬からずっと動かしてきたので今回は長めのお休み。
大山でゆっくり休んでね。
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JRAニューヨーク事務所の古谷所長によると、ラニの調教メニューと、ラニがラシックスを使用せずに短期間で三冠を着順を上げながら走り切った事実がアメリカの競馬関係者の中で衝撃を与えたみたいです。どこであろうと、食べる事と体を動かす事は見た目と内容が違うだけで目的は同じ。
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きっとラニが一番好きであろう食事の時間。この食欲がラニの全て。
まぁ、食欲と正比例するものもあるっていうけど…ね。
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ラニは目黒記念と発表。
ムーア騎手の助言もあって、帰国初戦は目黒記念という事になっていました。
そしたら府中にD2100mのブリリアントSがあって、ユタカさんが乗りたいという事になり、じゃあ使おうかという事になり帰厩後12日でのレースとなりました。なので目黒記念は想定通り。
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レース当日の朝です。ラニは馬場入りを済ませています。今回の遠征でラニに乗るのは今日が最後。
何の狂いもなく出来上がりました。
ここまでよく頑張った、自分の将来の為にレースも頑張れラニ!
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感動したという反応が多いです。ラニの母ヘヴンリーロマンスが勝った天皇賞の後もこんな感じでした。この仕事をしていて良かったなと思います。苦労話は勝てば美談になるけれど、そうじゃない場合が多いですよね。本当は表に出ずに厨房で黙々と料理をしていたいタイプ(笑)
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ムーア騎手はラニが勝った未勝利戦、連闘で勝ったカトレア賞で他の馬に騎乗してました。未勝利戦のパドックでラニを見て「凄くバランスがいい体!一番良く見えるし勝つと思う」と通訳の人に話し、実際に勝つところを見て「やっぱり勝った!」と興奮しながら「あの馬に乗ってみたい」と話したそうです。
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プリークネスSにユタカさんが乗る事が決まりました。
ドバイから間隔が開いてしまった事、ベルモントS直行だと再び間隔が開いてしまうという事からの判断でプリークネスS参戦が決まりました。
三冠全て同じ馬に同じ騎手というのは、今後日本から出てこないのではないかと言われています。
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ユタカさんとラニのコンビが見たいと思う意見もよく分かります。アウォーディーもラニもユタカさんでデビューする事が決まっていたから、ユタカさんが好きだろうな、という感じで作りましたからね。昨年、食事をした時に「ホントに考えて作ってくれてるなって思う」と言われて、自己満足した(笑)
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