夜中容態急変・緊急搬送 救急隊員「熱は39度!」 救急隊員「PCRは!?」 嫁「今日やったのあります!」 救急隊員「――いや、駄目だ! 3分前に日付が変わってる!」 救急隊員「こりゃ搬送先で改めて、だろうな」 僕(激痛で意識混濁)
入院病棟の先生「……というわけで、PCR検査を」 僕「……記憶違いでしょうか。僕緊急搬送されてここに来たんで、すでにしてると思うんですが」 先生「申し訳ないです……入院はまた別なんです」 シェンローーーーン俺だぁああああコロナをこの世から消し去ってくれええええええ
個室なので嫁とLINE通話中 嫁『さみしいです。泣きそうです』 僕「うん、うれしいけど僕は今痛みで泣きそうだから、鎮痛剤落として貰うから一旦切るね」 看護師さん「いい奥さんですね~新婚ですか?」 僕「10年目です」 看「10年であれ!? 秘訣は!?」 僕「はよ鎮痛剤落としてください😇」
看「いや~うちまだ8年ですけど、もうそういう感情ないですよ。入院した~って言われたらお大事に~くらいで返しますね。やっぱブラジルの方は愛情表現を欠かさないって本当なんですかね? だからですかね?」 僕「鎮痛剤……効くまで……待って(びくんびくん)」
看護師「では座薬入れますね~(手袋装備)」 僕「自分で出来るので薬だけ置いてください」 看「え」 僕「? 座薬くらい何度も使ったことありますよ。なんすかその顔」 看「いえ、だってこれ市販薬の倍量サイズですよ?」 僕「ん~。いや、このくらいは余裕でしょう」 看「え」 僕「え」
医「明日の朝採血しますね」 僕「はい」 医「元々入院前から一週間絶食してたので、消化器は十分休まってるはずですからね。数値がよかったら食事、重湯から戻して行けるかも知れませんね」 僕「え。いらないです」 医「え」 僕「重湯食うくらいならもう一週間点滴でいいです(決然)」
嫁「ログインしました!!」 僕「僕も……って言いたいんだけど、やべえな。この時間帯病院の回線エグいくらい細い。テザリングでもまともにゲームできんわ」 嫁「明日ポケットWi-Fi持って行きます」 僕「え」 嫁「明日!日本最速の!ポケットWi-Fi!持って行きます!!!」 twitter.com/yuukamiya68/st…
ラノベ作家には三種類いる。 1.売れるために考えて書いてるタイプ 2.本能のまま魂の限り書いてるタイプ 3.特に何も考えないで書いてるタイプ で、僕を含めた知り合いの多くは3。
恩師が昔「人間できることをより出来るようにはなるが、できないことを出来るようにはならない」って言ってた気がしたけど。ふと思い出した。 「できないことに100努力したってできる人未満にしかなれない。同じ努力をできることに費やして他の追随を許さぬまで磨け」って、ニュアンス全然違ったわ😇
嫁にLINEで愚痴る…… 僕「入院してる間は原稿やり放題だと思ってたけど、さすがに連続する痛みでメンタルがキツい……やれる気がしねえ」 嫁「その自分の発言を、論破してみてください」 僕「は?」 嫁「作家なのに出来ないんですかぁ?(煽り)」 僕「――――」
僕「――『はぁ? この数年何故書けないのかもわからず五里霧中だったのに比べりゃ欠伸が出るヌルゲーじゃねーか。薬が効いてる間書いて、切れたら止まるだけだ。横になってキーボードを打つ――”治療”と”やるべきこと”に何の矛盾もない。やることはハッキリしてんじゃん馬鹿か?』」 嫁「それです👍」
嫁「これで書けますね!」 僕「いや。書けないわ。だって落ち込んでる最大の原因が苦痛とかじゃなく単におまえがいないことだと判明したからなんも解決してないわ」 嫁「じゃLINE繋ぎっぱなしにしときましょう」 僕「っしゃ書くか!」
看護師「点滴交換失礼しま――」 僕「だから今じゃないって待てよ!」 看「!」 僕「あ、すみません妻とネトゲやってるだけで」 看「な、なるほど。ここまで本格的に入院生活エンジョイしてる人初めて見ました」 僕「いや~今朝気づいたんですがこの病院5G来てんすね。通信環境最高じゃないっすか😊」
傘の持ち方が危険って話、みんな折りたたみ傘使えば全ての問題が残らず解決するのになんでみんな使わないのかが未だにわからない。鞄にも入るしいいことしかない。
引用で「傘を水平持ちするような知能の奴が折り畳み傘なんて使うわけねえだろ」言われてぐうの音も出なかった。ちくしょう全くその通りだ。
点滴が漏れ始めた(痛くなってきた)んで、刺し直しましょう。針とって来ますので横になっててくださいね、と言われて40分が経過した。看護師さんはどこまで取りに行ってるのだろうか……僕はいつまで横になってればいいのだろうか……宇宙とは……人生とは……
看護師「点滴刺さってるとこ堅くなってますね。痛いですよね。指し直しますか」 僕「痛くないですよ? 十段階で1です」 看「あれ? ……あ。ここ一週間ほど味わってる『気絶するような痛みを10』としないで、以前の基準で」 僕「ああ。でしたら痛み5ですね」 看「指し直します(急ぎ)」
病院だと痛みを「10段階で言うと?」って訊かれるんだけど。最近、以前の僕なら「10段階で言えば30」って答えるような痛みを連日味わってるんで”ちょっと痛い”がどの程度許容していい痛みかわからなくなって来てるの、真剣に危ない気がしてる。
ここ10日で知ったこと。 ・『痛み』には種類がある ・鋭い痛みは鎮痛剤で無にできる ・内臓がえぐれる痛みは痛み以上に不快感、不安、嘔吐感、筋肉や内臓の痙攣、その他が苦痛の原因だからだから麻薬レベルの薬使わないと消せない ・分かりやすく言うとちんこ強打した痛みの強化版 ・つまり地獄
嫁「入院する前のかみやさんですら見てて血の気が引く痛がり方だったのに、それ以上があったんですか😰」 僕「大丈夫よ。おまえは娘を産む時、きっとこれ以上の痛みに耐えたろ。僕だって耐えて見せるさ👍」 嫁「出産は何日も続きません😢」 僕「……心折れそうになること言わないで」
僕「……😶」 医「す、すみません! 手違いで今朝から食事開始だったはずが禁食のままになってて! 昼食から再開ですので!!」 僕「よいのですよ……間違いは誰にでもあります😶」 看「お待たせしました11日ぶりの食事ですよ!」 僕「はい……ええ(もぐもぐ)😶」 たぶん昨日の件で感情死んだ😶
入院中寂しさのあまり親とLINE 僕「そういや聞いたことなかったけどおかんと親父の馴れそめってどんなん?」 母「ん~? 知り合い伝でうちのこと知ったらしく、突然初めましてって挨拶してきて『覚悟しろおまえを俺に惚れさせる』って言ってきたなぁ」 僕「なにそのイケメン以外やったら通報な奴」
母「ブラジルにはあんま『告白』って形式あらへんから。好意をさっさと伝えて、口説き落とすか落とされるか勝負みたいなとこあるから」 僕「正直そっちのがよほど自然に思えるけどね。たまたまた好きになった人がたまたま自分を好きになってくれる奇跡に期待するとか馬鹿の所業だよな?」 母「な?」
鳥は飛行能力を獲得するのに数千万年もかかったのに、「天敵がいない」「安定した食料が得られる」って、飛ぶ必要がなくなると、たった百年そこらで翼が退化して飛行能力を失うって話、なんか身につまされる(
娘「ねえねえおとーさん。ミリメートル、メートル、キロメートルって人間ちゃんと使い分けてるのに、なんでメガメートルとかは使わないでいきなり天文単位まで飛ぶの?( ๑╹⌓╹ )」 僕「……ぇ……」 って夢を見て起きた。おはようございます。