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自分くらいの歳になると「何者にもなれなかった自分」と嫌でも対峙しなければならないのよね。「立派に子どもを育て上げたじゃないの」なんて言われるけど、そういうことじゃないの。ただあの時もあの時もチャンスはあったのに、いろんな理由つけて逃げてきた自分との対峙。
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妻がいつも怒ってばかりという人の愚痴を聞いて、浮気もしてなさそうだし、優しい人なのに妻さん性格キツイのかなちょっと可哀想と思っていたのだけれど、数年その人と一緒にお仕事して、この人全て「ひとごと」だし思いやりのない余計なひと言が多い。それで妻に怒られてるんだろうな。ガッテン。
4
テストでバツがついたら「よかったじゃん。わからないところがわかって」と言ってたな。親が高得点をとることだけに注力すると、子どもはバツがついたところを「悪いこと」と思って避けるようになる。それでは本末転倒。
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インフルエンザ脳症でお子さんを亡くされた方のツイートに自分の子が健康に育ってよかったと引リツしてる人いて震えた。鬼畜かと思った。
6
結婚相手に求める条件というか、失敗した者から言わせていただくと「嘘がバレた時に開き直って相手のせいにして(お前が○○だからだ、お前が嘘をつかせたんだと)逆ギレする人間」だけは、たとえそれが一度きりだとしても即刻縁を切るべし、ということかな。嘘をつく人間との生活は病むし一生傷つく。
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この前、熱があるのに仕事している社員さんが上司に「在宅勤務でも熱があったら働いたらだめです。感染させる、させない以前に働いたらだめです」とZoomで厳しく注意されていた。そういうのが普通になって欲しいよ。
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親に愛されて育っている人は「あ、こいつやばい、離れとこう」の嗅覚がちゃんと機能する大人になるということを知りました。
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「言葉が通じない」って互いにものすごいストレスだから結婚前に擦り合わせするべきところ、嘘をつかれたらアウトな訳ですよ。こちらもストレスだがむこうも「何言ってるかわからない、くそっ!暴れてやる!」という感じだし。国際結婚したつもりなかったけど結果そうだった。同じ日本人だけど通じない
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わからないことをわからないと言えるのは大切だと思う。元夫「わかるよ、うん」「すごいな、君の考えと僕の考えは全く同じ」と『価値観一緒』アピールしてた。結婚して数年経ってから「よくわからないけど適当に合わせてた」「何もわからない」と白状した。幼い頃からそれで何とかやり過ごしてたと。
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娘が休み時間に教室でスマホで音楽を流し、それに合わせてたくさんの友達ととても楽しそうにキャッキャ言いながらはしゃぐ動画を見せてもらった。「これ大事に保存しておきな。きっとあなたがうんと大人になって見た時に泣いちゃうよ」と伝えた。黒板に当たる光、音楽、はしゃぐ声。なんだか泣けた。
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我々世代(50代)は大量採用で同期がいっぱいいて、はちゃめちゃな人間もたくさんいて、皆相当な失敗してもなんとかなっていて、そういういい加減さにむしろ軽い嫉妬さえ覚えたけど、最近の若い人はそういう「なんとかなる」という感覚が少ないのだろうな。将来的に楽観視できる希望が少ない。
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娘が(もうかなり大きいのに)「ハグしよ」と言ってきてハグすると「はぁいい匂い。お母さんの匂い、リラックスする」とくんくん嗅ぐのだけれど、私はその「お母さんの匂い」を知らない。いいな、お母さんの匂い。
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タバコ休憩にちょいちょい行く人、とにかく匂いをなんとかしてください。まじで。戻ってきた時に煙ごと引き連れてこないで欲しい。全身ファブリーズして歯磨きしてから戻ってきて欲しい。とにかく匂いがいやだいやだいやだーー。
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私には親兄弟もパートナーもいないので、日々のあれこれをを伝える相手(大人)がいない。でも、北の国からの「母さん 今日も雲がきれいです 」やHOTELの「姉さん事件です」みたいにそこにはいない誰かに語りかける場所はある。ここなんですけどね。今日はお弁当のブロッコリーを床に落としました。
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休日が三日あると
①家の家事・雑事をひたすらやる日
②買い物や趣味など活動的に動く日
③ひたすらゆっくりする日
がバランスよくとれてとてもリフレッシュできる。祝日のない月は①②が延々と続いて休日のようで休日じゃなくて疲労が蓄積しちゃう。時には①で二日間まるまる潰れたりするし。
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廊下で突然「あなた!あなたいい身体してるわ」って突然掃除のおばさんに呼び止められた。普通だったらセクハラだし嫌な気持ちになるところだけれど、運動方法を細かく聞いた挙句「でも私は運動嫌いだからね!ただ褒めたかっただけ!」と吐き捨てて去って行ったので、むしろ清々しくて許せた。
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私は家事が好きで自分でも専業主婦がむいているタイプだと十数年思っていたけど、働きに出てみたら「こっちの方がずっといい」となったのは一緒に考えてくれる人がいるからかも。仕事は困り事を共有する相手がいるけど、専業主婦の時は家庭内のこと何もかも一人で抱え込んで、そこがつらかった。
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50過ぎて子ども達も大きくなっているというのに、料理の話をしていて「家庭的なんだね、今度手料理食べたいなぁ」と友人でも恋人でもない人に言われた時は「は?家庭持ってるのに家庭的とは?」と思ったよ。『家庭的』はもはや褒め言葉じゃないんだけどな。
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合コンで「料理はされますか?」と聞かれてなぜその質問をしたのか聞き返した話、批判的な意見が多いみたいだけど「料理しますよ」と返すと「家庭的なんだね」「手料理食べたいな」とかそういう感じの話の方向に持って来られる経験が多い人は、あの手の質問についイラッとすると思うわ。
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人生に一発逆転があるとしたらそのきっかけはどちらかというと「出会い」じゃなくて「悪縁を断ち切る」方にあるんじゃないかな。
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私の職場にも共働きで家事育児を当たり前のようにしている若い男性社員いっぱいいるけど、私と同世代の女性が「奥さんが怖いのね、かわいそうに」「尻に敷かれてる」みたいな陰口。私は「なんで?いいことじゃないですか」って言っちゃうけど。大変な時期を夫婦で共有するのは何よりの財産だよ。
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ずっと求めていた、自分をめいっぱい愛してくれて、自分のことを大事にしてくれて、自分を包み込んでくれる存在って、実は「自分自身」だったというね。手に入れちゃったら「誰かに」とか「誰かと」という渇望がなくなっちゃった。
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「休んでごめんなさい」の意味での配布はやめようってことね。安い給料から全員分のお菓子代出すの、しんどい人もいるし。
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何度も言ってるけど、休んだ後にお菓子配る習慣やめようよ。遊びも病気も、理由が何であれ、あれはいらないと思うな。