右はタブラの神で、左はファンの人です。
今日カルカッタで開催されるザキール・フセイン先生のコンサートに合わせて、ムンバイから飛行機に乗りカルカッタへ来ました。コンサートはなんらかの事情で中止になっていました。でも僕は元気です。
路上で揚げ物を売っているおばあさんから「おい、私はこないだ南インドまで行って膝の手術をしてきたんだけど、その手術痕を見ないか」と声をかけられた。断った。
オニンド・チャタルジー先生は「小さなテーブルから楽器が落下しないように気を配って練習をする」という新たなフェーズに入っていました。
泊まっているゲストハウスのお手伝いさんに「今日、日本ではカレーの日らしいよ」と話したら「カレーってなんだ?」と聞かれ、インドにはカレーという概念がないことを思い出した。
タブラケースのタイヤ部分が壊れていたので、マーケットのカバン屋で交換してもらった。車輪が悪いのか付け方が悪いのか、引いて歩くだけでインドの人も振り返るレベルの轟音が鳴るようになったが、これは日本で使えるのだろうか。
タブラ奏者は右手と左手で全く違う動きができるようになる必要があるのだ、と先生が以前おっしゃっていたのはこういうことなのだろうか。
ベンガル人タクシードライバーから「君の国では魚を生で食べたりするんだろ? あれはやめたほうがいい。魚はまずターメリックをまぶしてから油で揚げ、そのあとスパイシーに調理するものなんだ。このことは日本の友達にも伝えておくといいよ」と言われたので一応シェアしておきます。
「大変です、玄関に置いてあった僕の靴がなくなってしまいました」と大家に相談した。「え、何がなくなったって?」と心配そうな顔をする彼の足に、僕の靴が履かれていた。
4ルピーの揚げパンを2つ注文して10ルピー札を渡したら「いや、あと2ルピーくれ」と言われたので、6ルピーに値上げしたのかな?と思いながら2ルピーを支払った。 「よし、これで3つ買えるぞ」と言いながら3個の揚げパンを手渡された。意味がさっぱりわからない。
ネパールに来ている。Wi-Fiが全然繋がらないのだけれど、とホテルの人に伝えたら「この国では電気とWi-Fiは未だに安定しないんだよ」と言われた。そうなのか、と思いながら部屋に戻ると、フロントから「ごめん、ルーターの電源が入ってなかった。国のせいじゃなくて俺のせいだったわ」と電話がきた。
「完成したマトン・ビリヤニの蓋を開けてはしゃぐオニンド・チャタルジー先生」というやたら平和な写真が撮れたので、インド音楽やビリヤニが好きな人はスマホの待ち受け画面にどうでしょうか。
いつもの宿が今年は改装中で宿泊できないというので今回は別のゲストハウスにいるのだが、工事はどのくらい進んだかなと思って見に来てみた。「改修工事?あー、あれ実は嘘だよ。トラブルでしばらく営業ライセンスを剥奪されただけ。外装も内装も、お前が泊まってた頃のままだぞ」と自慢気に言われた。
薬屋でビタミンCを買おうとしたら「実は今キャンペーン中で、ディスカウントした値段で提供できる。ただ君はそのキャンペーンのことを知らないだろ? 定価で売っても気づかないはずだ。それなのに私はいい人間だからきちんとディスカウントするのだ」と、やたら恩着せがましく10円ほど安くしてくれた。
路上でつい売り付けられてしまった風船を、タクシードライバーに「これ、気に入ったお客さんがいたらプレゼントしてあげてよ」といって置いていこうとしたら「じゃあ、君のこと気に入ったからプレゼントするよ」と、うまく戻されてしまった。
U-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESSによる新曲「BUNKA」のミュージックビデオを公開しました。曲のMIXはmabanua、映像監督は磯部蒼、イラストレーションは永積 崇・福山武志(Vender Woh!)、字幕&背景色は長嶋りかこという制作陣で2年以上かけて作った渾身のMVです。ぜひ観てください。youtu.be/XoBzp0CvJ50
大家さんから「いま君の家の洗面所が壊れて軽く洪水しているけど、ノープロブレムだ」という連絡が来たが、それは絶対にプロブレムだ。
前人未到の音速タブラで泣く子も黙るオニンド・チャタルジー
コルカタの食堂に来ている。注文を取りにきた店員のTシャツに「僕、君の言うことはおそらく聞いていないよ」という職業放棄みたいなメッセージが書かれているのが気になる。
最近は何してたんですか、とマッサージ店の年配中国人女性から聞かれたので「しばらくインドにいました」と答えたら「あー、だからカレーのにおいがするね!」と言われた。たぶん冗談のつもりなんだろうな、とは思いながらも気になって帰り道に自分のにおいを嗅いでいるところだ。
「蓮沼執太っていう友達が、なんか文部科学大臣賞の新人賞みたいの受賞したらしいよ」と母親に伝えたら「あら、その人CMの音楽とかやってて、それが結構いいのよ」と教えてくれた。
宮古島に来ている。泊めてもらっている家の、最寄りのファミマがかなり素敵だ。
3/14に発売された「TRANSIT」のネパール特集号に、コムアイ(水曜日のカンパネラ)と一緒に新大久保へダルバートを食べに行ったレポートと、1人でカトマンズを訪れた旅日記が掲載されています。あと3/15発売の「Coyote」には巻頭エッセイを2本寄稿しました。
お昼ごはんは何を食べた?とナカコーに聞いたら「うーん、なんか炭水化物」と言われ、摂取した栄養成分で答えるのはやめてほしいなと思った。
ROVOの仁さんが困った顔で「鍵を落としちゃって。絶対この辺なんだけどな…」と言いながら隅々をチェックしているので、それは大変だと思い僕も一緒になって探した。しばらくして仁さんが「おかしいなー。まあ、落としたのは去年なんだけど」とつぶやくのを聞き、探した時間を返してほしいなと思った。