ところで、「仕事をしないおじさん」の実例としてわたしが聞いたことがあるのは、天下りの管理職です。なぜ解雇されないのかといえば、使用者にとってその人が存在することにメリットがあるからだけでしょう。
いつでもどんな理由でも労働者を解雇できるようにする解雇規制の緩和を使用者が求めるのは資本の論理として理解できます。しかし「労働者のため」のような詭弁に惑わされ労働者がその口車にのってはいけません。いつどんな理由でもクビになるか分からない状態では権利主張も生活設計もできません。
本当に常に仕事をしないのであれば、現行制度のもとでも適法に解雇できます。日本の解雇規制は、客観的合理的理由を欠き、社会通念上相当でない解雇を規制しているにすぎません。 その規制をなくすということは、使用者がいつでも労働者を首にできる力を持つという効果しかありません。 twitter.com/yonemura2006/s…
「働き方改革」一括法の国会審議対応等をしていた厚労省労働条件政策課の係長はSGホールディングズからの「天上がり」出向とのこと。結果、自動車運転業務の時間規制は先送り。直接の利害関係を有する業界団体が労働政策立案の中枢にいる大問題。竹中平蔵はその典型ですが。 20190512赤旗日曜版より。
すでに終身雇用なんて守ってないでしょう。労働者の4割が不安定な非正規雇用。正規も成果主義で追いたてられて能力不足解雇やハラスメントによる「自己都合」退職が横行する現場。 経団連会長 終身雇用守れない | 2019/4/19(金) - Yahoo!ニュース news.yahoo.co.jp/pickup/6320921 @YahooNewsTopics