成人式中止に伴う「晴れ着」について引き続き考えている。呉服業界あれこれ動きがあるけれど、まずは「二十歳の1月でなければ人生でもう二度と華やかな振袖を着ることができない」という認識を変えるところからだし、今までそれを刷り込んできたのが他ならぬ呉服業界ならば、そこを改めるべきだろう。
言葉を選ぶのが大変難しいけど、私がキリスト教系の学校に長く通って学んだことは「人助けを自分のアイデンティティにする奴らは危険だ」ということです。できるなら黙ってやれ。何でもないことのように。証明なんかしなくていい。できない言い訳もするな。それもしなくていい。二つに割って考えるな。
これは本当にその通りで、気づいた30代にちまちま付けてた300円くらいの安いアクセサリーが40代入ってどんどん似合わなくなり、慌てて奮発した高価なジュエリーも小さいと効力発揮しないし大きすぎると逆に老けて見えるしで、人はこうして原色の服を着始めるのだなと思いながら着物に手出しましたね。
これ私も精神科か心療内科で言われたのですが、「待ってください、じゃあ他の人たちはみんな、いつもいつもは考え事をしていないんですか!?」と食い下がったら「そうやって他人がどうとか比べないで、まず自分のガタ来てるとこを休めなさい」と諭されたので、それが本当にその通りなんだと思います。 twitter.com/tugumi_awata48…
ウワー、素敵だー!! 「産地の奄美群島では成人式にも大島紬を着る」って、何かで読んで知ってはいたが、こうして写真で見るのは初めてだ。かっこいい絵面だなぁ。 /大島紬着用、5人に1人 22年奄美群島成人式 産地の北大島が高い傾向(南海日日新聞) news.yahoo.co.jp/articles/5d564…
(承前)うまく言えないんですけど、もう「それ専業で食えてるフリ」はやめたほうがいいよな、と思うことはある。日本国内とくにみんな隠したがるじゃないか。どう考えても計算合わないのにね。「私は陶芸のアーティストよ、役所勤めで生計を立ててるの」みたいな順番の自己紹介でいいと思うんですよ。
コミケで献血云々みたいな超絶くだらない論争は心底どうでもいいのだが、献血は一度すると一定期間あけないと次ができない、つまり正月のこの時期は冬コミで献血した数百人からはもう新規血液を追加補充できないわけで、冬コミ会場で献血しなかった我々がすべきことは一つ、行ける奴は全員、献血行け。
30年近く言い続けているが、報道陣はそろそろ「アニメ」という言葉の使い方を改めてほしい。読めば見出しの意味がわかるのかと思って読みに行ったけど結局全然わからんかったよ。 /「バ美肉」アニメ好きの20代新婚夫婦が女子高生を「殺害」した仰天の動機 dot.asahi.com/dot/photoartic…
ところで個人情報の話。東京に仮住まい中、週末の朝に雪降ったのを窓から撮って「雪だー」と投稿したら、コメント欄にすかさず「品川だね」と書いた知人男性がいた。怖かった。もちろん私も一時滞在だからしたこと(本宅なら絶対しない)とはいえ、住所特定できたとして書き込む必要はまったくない。
いや、だがしかし、大学生同士のカップルだというのに女の側がいついかなるときも男の側に対してガラスの仮面をかぶって俗に言う「スッゴーイ、こんなとこ来るの初めて〜!」プレイをしてあげなくちゃいけないというのもそれはそれで地獄じゃん、と読んだのですが、みんなパパ活に引きずられすぎだな。 twitter.com/ib_kiri/status…
男性作家が自己を投影したかのような物語を少女二人で描くのはジェンダーの横奪ではないか、みたいな話が見えたけど、「脇目もふらず好きなものに打ち込む」人物像に今や少年よりも少女のほうがしっくり来るというのは、これは20世紀の女性たちが表現しながら戦って勝ち取った世界線だよな、とも思う。
(承前)「無条件で愛されているのは子供ではなく、親のほう」って私も本当に素敵な言葉だと思う。小さな子供と接してると自分で産んでなくともこの言葉の意味がわかることがある。だが、とすれば親離れとは、子供のほうから「あなたのことを無条件で愛すのはもう難しい」と告げねばならぬ段階だよね。
「浪費こそがオタクの嗜み」という風潮は本当にどうにかすべきと私も思っているが、一方で、炭酸飲料やスナック菓子やテレビゲームと同じで「子供の頃に厳しく禁止されていた行為が大人になって暴発する」現象とも捉えられ、一度気の済むまで嗜んで「憑物を落とす」療法もあるにはあるような気もする。 twitter.com/murai_r/status…
6年前の自分を見るようだ。本当によかったです。<バンクーバーの街を歩きながら涙出たもん><クラスメートとの接し方とか立ち位置がつかめない。隣の席の19歳なんだよ!> 光浦靖子 カナダ留学で伸び伸び 街歩きながら感激の涙…「こんなにストレス感じず生きていいんだ」 news.yahoo.co.jp/articles/ba2ee…
私こんなすごいもの無料で読んでいいのか。どこかにお金を落とさねば。 /私の記憶に残る「パトレイバーMovie2」 | 榊原良子オフィシャルブログ Powered by Ameba ameblo.jp/yoshiko-sakaki…
私がなぜ今これをRTしたかって、まったく同じ経験があるからです。どシラフで出迎えて玄関先で「靴脱ぐのは勝手ですが茶は出ませんよ、ここで電話かけてタクシー呼んだらそれに乗って帰ってください、でなければ明日会社で総務部と労働組合に言うと思います」くらいは言ったと思う。怖かったですね。 twitter.com/222Minette/sta…
続)でもそれは伝統とも呼べないほど歴史の浅い風習なのだ。今のあなたが振袖を着て美しいのは、振袖が古来あなたのような若者に着られるために存在してる服だからであって、それは1月の連休を過ぎても何ら変わらない。春でも夏でも秋でもいい、晴れ着を着る機会を「自分で作って」楽しんでほしい。
続)それは中年以降には真似できない特権である。成人式合わせのレンタルサービスしかやってないのは呉服業界の都合であって、業者も「今買え」ではなくて、「今年は通年で貸します、桜の季節でもいいじゃん、二十歳の記念に振袖で写真撮ろ!」みたいな方向性に繋がるといいんじゃないかと思いますね。
ハッシュタグ #生涯子供なし を使って実情を書く人たちに向かって、うちも共働きだけど無理してでも産んだとか、好条件転職すれば産めただろとか、「足らぬ足らぬは工夫が足らぬ」に相当することを書いてる人たち、自分の人生を何だと思っているのだろうな。そんな話してるんじゃないでしょこれは。 twitter.com/yurumadamu/sta…
続)「一生に一度」と刷り込んで高額出費させようとするのはウエディング業界も同じ。私も桁百万かけて礼装やスタジオをレンタルして写真撮ったよ。主には「結婚式しないの!?」と騒ぐ親を黙らせるために。その後あるとき300ドルでイヴニングドレスを買った。私自身のものになったのは後者のほうだ。
プロテスタントの団体がこんなふうに言ってくれるの本当に大事。 <そしてカルトは、宗教団体だけに限らず、この世の中にある組織やグループと呼ばれるものは、カルトになる可能性を大いに含んでいることを忘れてはなりません(略)カルトに対する正しい認識を持つのは、とても大切なことなのです。> twitter.com/iwao96/status/…
私、80年生まれなんだけど、最近は高校時代の話を書くのに意識して「歴史的背景を説明する註釈」を入れないといけないなと思うようになった。「この感じ」がわからない下世代から(私だけが)異様に裕福な育ちだと思われているらしきことに気づくのに、ずいぶん時間かかってしまった。時代ですよ時代。 twitter.com/chitose1021/st…
本当それなんですよね。我々の多くが「飲み会なんか無くても死なない」ことにようやく気づけたのは疫病禍における数少ないよかったことの一つだが、一方で「飲み会が無いと死んじゃうと言いながら、二年弱も時間あったのに何一つその代替を見つけられずにいる」人たちのヤバい危うさも露見している。 twitter.com/OKtamajun/stat…
続)施しを「する人/しない人」で分ける人々は、どんなに否定しても最終的に「する人/される人」のことも二項対立か何かで考えていて、それは(無限に富を分け与えることのできる大金持ちとかではない限り)実際の行いや物言いと矛盾することが多い。できることを自覚してそれをするのでいいんだよ。
ヘアドネーションは大変素晴らしい行いだ。私もそう思う。した人の話を聞くと感激する。しかし一方で、私がずっとショートカットでいることを「そんなに頻繁に髪を切らなければ誰かのためにヘアドネーションができるんじゃないの? なぜしないの?」と言ってくるような連中のことは、本当に大嫌いだ。