川崎悟司(@satoshikawasaki)さんの人気ツイート(古い順)

26
鳥の骨格は体全体的に固定的でしなやかさに欠けるが、頸椎(首の骨)は多いため、首の柔軟性は高い。それがよく出てるのはフクロウだろう。 首は左右どちらか270度回せる(人間は90度)。左回りマックスから右回りマックスまで首を回すとなると、実に540度。1回転半も首を回すことになる
27
カバの顎の開く角度は最大150度くらいで他を圧倒する。 縄張り意識の強いカバは口をより大きく見せて誇示や威嚇する。
28
先のツイートの答えは「ベートーベン」です。 音を耳に伝えるのは2つあります。 空気の振動で伝えられる音を「気導音」 骨の振動で伝えられる音を「骨導音」 水中にいるイルカは骨導音で音を聴きます。 ベートーベンは音楽家として致命的である難聴を患いましたが、 この骨導音でそれを克服しました
29
舌骨確認、サツマウツノミヤリュウ asahi.com/articles/ASM3L… 化石ハンターの宇都宮さんが2004年に首長竜を発見し、化石クリーニング、論文執筆まで一貫して本人で! クリーニング中に発達した舌骨があることを確認。 発達した舌骨は水生カメに見られ、獲物を水ごと吸い込む捕食方法だったかも。
30
2016年にキリンについての新発見。 a.u-tokyo.ac.jp/topics/2016/20… キリンに新たな首の骨というものだけど、 これは第1胸椎で、胸椎は肋骨が伸びている背骨で、ほぼ固定状態なんだけど、 キリンの場合は第1胸椎だけは頸椎(首の骨)のように可動できることがわかったらしい。
31
新しいお札で遊んでみました。 氷河期の動物で 1万円札はケナガマンモス 5千円札はスミロドン(サーベルタイガー) 千円札はオオツノジカ
32
前腕に「長掌筋」という筋肉があるんだけど、ほぼ運動貢献していない無用の筋肉だそうです。手首に一番盛り上がっている筋が、その筋肉の腱で日本人で3%、白人で15%がその筋がないんだそうな。樹上性のサルから地上性のサルになって進化したヒトがその過程で長掌筋を退化していったと考えられる。
33
ウサギは常時、猫背なので 仰向けにして背筋が伸びるような状態になると、いろいろ負担がかかるそうです。
34
ヒトの手足とウマの脚は進化の方向性が対照的。 ヒトは5本の指、前腕には橈骨と尺骨の2本の骨があるなどで 様々な動きができる。 ウマは指は1本、橈骨と尺骨は1つにまとめられたシンプル構造で 動きが制限されるが、その分、頑丈で安定性が増している これは脚を走るためだけに追及した結果である
35
足をくじいてコケる時は たいてい足を内側にひねった時。 骨格上、足を内側に回せやすいけど外側に回せないにくいためです。
36
ネコ科動物はたいてい木登りが得意だけど、チーターだけは木登りが苦手。 平原を俊足で走るように進化したためか、 後脚の脛骨と腓骨が融合し、足首を回せないため、 木の幹などつかみづらい。 対照的にもっとも木登りの得意なネコ科動物はマーゲイ。 足首が180度回る。
37
カメの骨格はかなり特異で、甲羅は肋骨などの「胸郭」でほとんどつくられており、その中に肩甲骨や骨盤が入っている。このカメの骨格にもとづいて、人間でやってみたらどうなるか。ちょっと描いてみました。
38
@PVKfvujefhOA1qT すでにペンギン、ツイッターあげておりました^^
39
カメ人間のツイート、かなり反響があってよかったです。 ネトラボさんが、さっそく記事にしていただきました。 どうしてこのような動物骨格を人間にあらわしてみようと思ったのか? 他に面白い動物骨格はありますか? のインタビューにも答えていますので、よかったら読んでください twitter.com/itm_nlab/statu…
40
#平成最後に自分史上一番バズった絵を貼る 動物の足の構造を人間でやったらの図。 令和もよろしくお願いいたします。
41
人間の腕はまっすぐ伸ばすと、多少曲がっています。 女性が特にそうで、胸郭が狭く、骨盤が広い骨格から、それに合わせるように 腕の曲がり(運搬角)が強い。 男性は女性に比べて腕がやや真っ直ぐなわけですが、 骨格上、腕が真っ直ぐなのは力が入りやすく、重たいものを持ち上げる適している。
42
ティラノサウルスは全長13m、体重6トンもあるが 前肢は大変小さく、人間の腕ほどしかないので、 ティラノサウルスとのアームレスリングは可能である。
43
ずっと前にあげた「コウモリの翼を人間の腕で再現」のイラストが間違っていたので、改めてのイラスト。間違っていたところは中手骨(手の甲にある骨)を指の一部にしてしまったこと。 ついでに「鳥の翼を人間の腕で再現イラスト」も描きました。
44
ウマにひとつ謎があって、4本の指が退化して1本指となったウマの脚の内側には 親指の痕跡といわれる「夜目」というカサブタのようなものがあって、 後脚はその夜目が足首の下に位置するからわかるにしても、 前脚は手首の上に夜目が位置していて、理屈から、そこにかつて親指があったとは思えない。
45
オルドビス紀(だいたい4億5000万年前あたりのほぼほぼ陸地に生物がいなかった時代)は チョッカクガイ(タコやイカなどの頭足類の仲間)が 大繁栄していて、大きなものでは だいたいこれくらい大きく成長していた。
46
草原、森林、山岳、海、空、地中など、地球上には様々な環境がある。 動物たちはその様々な環境に適応し、進化していったが、 適応する上で、もっとも変化を見せてくれる体の部位は 「前足(腕)」だろう。というわけで、人間の腕をいろいろな動物の前足の骨格で再現したらどうなるか、描いてみました
47
鳥のムネ肉は「大胸筋」で、翼を振り下ろす時に使う筋肉 鳥のささみは「小胸筋」で、翼を振り上げる時に使う筋肉 それらを支えているのが「竜骨突起」という骨で 鳥の鎖骨は左右につながったV字型をしていて「叉骨」といい、 しなりがあって、バネのような働きで羽ばたき運動をサポートする。
48
名古屋で目撃された話題のゴリラみたいに見えるカラス たぶんポーズにするとこんな感じという骨格と人間でやってみたらの図を 描きました。 fnn.jp/posts/00046943…
49
「歯」はアゴ骨から発生したものではなく、もともと皮膚から発生したものらしい。大昔の脊椎動物は鱗や骨板でできた外骨格で覆われたものが多く、進化の過程で消失する際に、口内だけ残ったものが歯となったらしい。それを色濃く残すサメは骨よりも皮膚のほうが硬い
50
恐竜時代真っ最中の白亜紀のだいたい1億年前は海水面がたいへん高く、 各大陸の浸水は著しかったらしい。北アメリカ大陸を東西に分断する白亜紀海路。 オーストラリアにはエロマンガ海という内海があり、 ヨーロッパは、多島海だった。なぜ海水面が高くなった理由は図のとおりです。