昔はプレートメイルは重すぎてまともに動けないとか転んだら起き上がれないとか聞いてたのだけど、当時の武術を再現するために鍛錬を積んでる人達が実際に着用して検証した所「鎧を着たら重すぎて動けないのは運動不足の貧弱現代人の話であって屈強な騎士達は機敏に動けた」事が解ってきたそうなのだ
ハナシが通じない暴徒にも銃弾は通じるのだ
奴隷制がある異世界、中世以前の文明世界では共同体の庇護が無ければ生存できない厳しい環境というのがあった訳で、例え最下級の扱いでも共同体の一部になれるなら、単体でウロウロするよりは奴隷身分の方がずっと生存率が高いという事情も考慮しなければイケナイのだ。
なるほどー。アメリカのデモに便乗した暴動に対して警察や軍が慎重なのもこういう理由なんなー
生贄を捧げないと滅びちゃう村はだいたいコレなので西門豹さんにホルガ村の奴らをやっつけてもらうのだ
作者が貧困だとお金持ちの描写や御馳走のメニューも寂しくなるという悲しいお話を思い出した
カナダの集団ヨガ、未来感ある
甲冑が廃れた最大の理由が「銃の攻撃力が甲冑の防御力を上回ったから」とかより「甲冑の値段より兵士の値段の方が安くなったから」と聞いて、真っ先にコレ思い出した
よく王政というと王様が絶対権力握ってワイン飲みながらブイブイいわしてるイメージだけど、大抵の王様は封建領主でもある貴族達に囲まれて、彼等の顔色を伺いながら政治をしてるので実際は気苦労ばかりのパティーンが多かったそうなのだ。封建領主とか大なり小なり皆こんな感じだからね。仕方ないね
フィクションだと王国や帝国は好戦的で共和国は温厚な印象あるけど、実は共和国の方が戦意MAXになりやすい場合もあるのだ。何故なら王様が最終的な決定権を持つ国は王族同士のナアナアで手打ちが出来るけど、同胞を傷つけられた時の市民の怒りはもっと多くの血を見る事でしか収まらない時があるのだ
価値観のアップデートとかポリコレとか創作物の表現を現代の価値観に合わせるみたいな運動には懐疑的。植民地や奴隷制とか歴史の暗部をなかった事にしたり、映画の閲覧を制限したりするのはどうかと思うし、大河ドラマの「いくさは嫌でござりまする」とか戦国時代の武家に言わせるの「??」てなるのだ
サクナヒメではコミカルに描かれてる流刑だけど、中世以前の世界で流刑にされるという事は、人間の群れである共同体、文明世界から追放されるという事(ほぼ死)で、彼女の「都を離れたら死んでしまう」も割とシャレにならない深刻な事態なのだ。
現代人、サバイバル知識とかあれば文明世界から隔絶されても割と生きていけると思いがちだけど、中世以前のホンモノの自然は人間に少しも優しくなんてないのだ。人間なんて美味しいゴハンとしか思ってない野獣に食べたら死ぬかもしれん草に情け容赦ない病原菌が手薬煉引いて待ってるのだ
よく勘違いしがちだけど、農業って自然を利用したモノではあるけど、あくまで自然側じゃなくて文明側の存在なのだ。北アフリカとか古代は豊かな耕作地だったのに、蛮族に蹂躙されて農業という文明が途絶えたら不毛の荒野になっちゃったのだ。自然状態の自然は人間に優しくなんてないのだ
現代人からみると悲惨の一言しかない中世欧州の農奴の食生活、古代ローマ人からみても悲惨な食生活で草も生えないのだ…。なんで彼らがこんなに悲惨で貧しいかというと、中世ヨーロッパと呼ばれる時代は古代ローマという巨大な社会秩序が崩壊した後のヒャッハー世界だからだってばっちゃが言ってた。
カンガルーは犬とかの敵に追いかけられた時、身長の高さを生かして水辺に入って敵を待ち伏せたりするそうなんな。そして敵が迂闊にも水辺に入ってきたら、羽交い絞めにして溺れさせる戦術を駆使するそうなのだ。カンガルーが水辺で待ち構えていたら、用心せい。
古代の戦争だと、奴隷制度がない、または何かの事情で捕虜を奴隷として売り払う気がない場合、ネオ・エヌマ・エリシュのこのシーンみたいな血生臭い事になるので、ローマ軍団に敗れて奴隷として売られる蛮族とか、まだある意味マシな扱いといえるのだ…。
「ファンタジー世界のビキニアーマーやミニスカ甲冑みたいなオシャレ装備で戦うのって、不自然じゃない?」という疑問に関しては「史実の戦士達がもっと大胆な格好で戦ってるので全然大丈夫!」と回答しちゃうのだ。剣や槍を振り回して戦う戦士なんて皆傾奇者みたいなものなので、目立った者勝ちなのだ twitter.com/saikomeimei/st…
昔は投石て聞くとそこら辺の石を野球のピッチャーみたいに敵にぶん投げる原始的な姿を思い浮かべて、投石兵って滅茶雑な装備のカワイソウな兵士なのかなと勘違いしてたけど、高度な技術を持った重要な兵科だったんな。古代の投石兵とか侮れない存在なのだ。
よく漫画だと、ロボが人間の兵士に軽んじられて使い捨ての道具扱いされてたりするけど、実際の戦場だと兵士は苦楽を共にしたロボに仲間意識をもってしまって、敵の襲撃で壊れたロボの残骸を回収しようと危険な戦場で飛び出してしまうそうなんな。人間とロボの間にも友情は成立するのだ。
創作上の階級社会では、貴族は大抵無能なボンボンで地位を笠に着て実力のある平民の主人公達を邪魔するみたいなポジションが多いけど、実際歴史上の貴族は豊かな生活で栄養状態が良いため平民より体格がよく、勉強する時間とお金もあるので教養もある事の方が多かったみたいなのんな…世知辛いのだ…。
信長の野望みたいなゲームだと、プレイヤーの指示は正確に部下まで届くし戦場の情報も正確に把握できるのが当たり前だけど、現実に君主やろうとすると密偵が正確な情報掴めるとは限らないし伝令が無事に情報持って帰れるとも限らないので、ゲームのように正確な情報を掴めるだけでもチートなんだなって
いま、逃げ上手の若君のハゲのお頭がアツいけど、あの大鎧の袖を盾として有効活用した(漫画では多分)自分史上初めての武将として全ワイの中で一等賞になった
山月記の李徴子、現代日本だったら東大卒エリート官僚コースを蹴って作家業に転向するも、鳴かず飛ばずで鬱憤晴らしにTwitterアカウントで虎のように暴れてたら昔のリア友にアカウント特定されて、一瞬正気に戻ったけどもう堅気には戻れないとかそういう話になりそう(闇のインターネット