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原爆関連で「当日現場まで救援に行った人」の逸話が多くTLに流れて来てるんですが、コレ戦略爆撃の限界点を示している重要な所なんですよね。
破壊するに値する都市であればあるほどに、各地に繋がる交通網が無数に広がっていて港湾施設も充実しているので「復旧がめちゃくちゃ早い」という要素があり
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人や物が当日の内に現地に入り、救援や簡易な復旧を行えるんです。
よく戦略爆撃は「敵の生産能力を削ぐのだ」とか言われたりしますが、その目的自体が完全に達成されるのは難しいんです。
特に工業都市はそれを支える物流が発達しているので復旧や復興が早く、工場なんて最優先で他から機材や資材や
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人や動力なんかが回されるんです。
記録映像で軍用機が汽車や船や橋を破壊している物もありますが、これは爆撃の復興に必要な物流を遮断する機能も果たしています。
しかしそれでも完全に物流や復興が止まる事は無いので、戦略爆撃は「民間人の被害と比較して微妙に効果が低い」とも言えるんです。
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それをわざわざ行うのは狙いが生産能力だけでなく、圧倒的な破壊力や「空襲されている」という事実から戦意を削ぐ事も大事な目的だったからで、そこには他の軍事作戦とは違う異質な残虐さがあるんですよね。
実際WW1のツェッペリンによる空襲は純粋に「爆撃による戦意喪失」を狙った所から始まって
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まず明確に示しておきたいのが、この飛行船に描かれているのはナチのハーケンクロイツでも国防軍のバルケンクロイツでもなく、WW1の独軍が広く使用したタッツェンクロイツという点です。
1920年代と言うとWW1のドイツ帝国がイメージされる所なので、時代的に非常にこだわった描写と言えるでしょう(続 twitter.com/markun2/status…
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総じてこの飛行船は1920年代の少年が思い描く、空想的で理想的なツェッペリンを当時の現実的なイメージを落とし込んで描いています。
とてもナチや国防軍のイメージは感じられない。私はこの描写にとても強いリスペクトを感じていますよ。素晴らしいものです
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ウクライナ侵攻に関してロシア側の情報を発信している連中がいますが、これらのアカウントが作られた日時をよく確認してもらいたい。
2021年10月以降に作られたアカウントが異様に多いはずです。私に絡んできた日本語が不自由なアカウントもそうだった。
極めて稚拙なやり方と言わざるを得ない
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これは本当に大変な一冊。現状出来得る最高の飛行船解説本ですよ。
関わっている方々はツェッペリン飛行船に関して日本屈指というだけでなく、近現代の軍事や政治や風俗等の知識も持ち合わせた「ガチ中のガチ」の集いです。
この本は間違いなく今後20年の日本のツェッペリン飛行船知識の基軸となる。 twitter.com/mc_axis/status…
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