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何度も言わせるな。私が好み、渇望しているわけではないと……全ては始祖の王である私が手に入れるべき物。我が手にあるのが当然というだけだ。 #ラブレターの日
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これで明日も、上質な生ハムが手に入るな。
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この流しソーメンとやらを嗜むに相応しい環境、装いを選ぶ事など、我ら始祖にとっては造作も無い。
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無論、箸を使い、流れる麺を一本も逃さずに捉える事もな。
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でぃーじぇーとはなんだ。
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久々に気ままな時間を満喫した。
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接点の無かったものに触れるのも、たまには良いだろう。
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奴らが何を言っているのか、全く心当たりがない。
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本日は強風のため髪を束ねていた。髪の長さでしか人を判断できないとは……聞いて呆れるな。
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シンの奴、今日は普段以上に私の世話を焼いてくる。
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障害物競走というものに参加することになった。
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障害物など、私の前に存在することは許されない。我が力を以って、校庭を焦土にしてやろう。
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いかなる命令であろうとも、先代始祖王より下されたものならば、現始祖王として必ずやり遂げなければならない。
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父上が私の夢に現れ、啓示された。私はこの期待に応えねば。
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シン、至急次のものを用意しろ。
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・赤いジャケットとズボン 白い縁取りがあるとなおよし。
・赤い帽子 先に白い綿がついているもの。
・黒いベルト
・ブーツ
・白い口髭
・白く大きな袋
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・角
・茶色の着ぐるみ
・赤い鼻
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何やらヴァンパイア達がうるさくしているが、そうか、またこの騒ぎか。
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再びこの茶番に付き合ってやる。
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美術館、か。なるほど、これは興味深い。
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面白い。王の所有物に手を出せばどういう結末を辿るのか、私が直々に教えてやるとしよう。
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「なお、返答を拒否した場合は今後一切吸血を禁止。トマトジュースしか飲めません」という文章まで添えてあるが、この始祖王である私を脅すとは、笑止千万。
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そのような小細工を施さなくともよい。相手が誰であろとも、答えてやらないほど狭量な男ではないつもりだ。ここに記してある質問とやらにも答えてやろう。
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Q.長いマフラーをしていますが、誰かに踏まれたりしませんか?
A.ああ、もちろんある。だが、それがどうかしたか?
#ドSなのに答えてくれるのか
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言っておくが、一番踏む回数が多いのはシンだ。