カトウ・ニニ。(@ninikatu)さんの人気ツイート(新しい順)

ボッカチオの「デカメロン」をもとに、英国の詩人キーツが書いた「イザベラとバジルの鉢」─“兄に殺された恋人の頭部をバジルの鉢に埋め、抱き続ける乙女”という、なかなかホラーな題材ですが、ジェシー・マリオン・キングによる挿絵では生々しさが無いぶん、憐れさと哀しみが強調されてロマンチック。
20世紀初頭のオートクローム写真と聞いても俄には信じられず、調べてみたら本当に1905年にフランスで撮られた写真でした。 伝統的な衣装でポーズをとったところは、まるで1970年代のファッション誌のよう。まさに“フォークロア・ファッション”の源流ですね。
アイルランドの画家ローズ・メイナード・バートン(1856-1929)。 家庭教師による教育を受けた後、ブリュッセルやロンドンで学び、アイルランドと英国の両方の芸術協会に所属して活躍しました。 風景や街の情景、子どもを描いた水彩画で知られます。 彼女の描く子どもの可愛らしさ!
米国のモデル、女優のイヴリン・ネスビット。 L・M・モンゴメリが「赤毛のアン」の造形のモデルにしたことでも知られますが、何といっても有名なのは、彼女を巡る三角関係がきっかけで、彼女の夫が起こした衝撃的な殺人事件。当時イヴリンは、渦中の人として人々の好奇の目にさらされました。 ※続く→
アメリカのイラストレーター、フレデリック・リチャードソン(1862-1937.1.15)が挿絵を描いた“Little Peaching, and Other Tales of Old Japan”─おなじみの昔話の他にも意外な物語が選ばれているのが面白い。1928年発行ということで、日本の描かれ方もそれほどトンデモではないほうかもしれません。
ロシアの磁器アーティスト、スヴェトラーナ・オレシキナ。 華やかで繊細な造形の茶器はアーティスト本人にも再現は難しいため、作品はすべて一点限り。 彼女自身が直接運営していたサイトは現在機能していないようで、公式なものは以下のサイトのみのようです→ svetlarium.ru/?D=1
ウクライナのガラスアーティスト、Olga Turetska(1984 - )─明るく無邪気な作風が持ち味ですが、アーティスト自身が年齢を重ねることや様々な情勢の変化の中で、それがいかに儚いものであるかも感じさせられます。 olgaglass.com.ua
1879年の12/18はスイスの画家パウル・クレーの誕生日。 猫好きだった彼は、その愛すべき姿を留めておくために250枚以上もの写真を撮っていたそう。 これはその中の1枚、妻リリーと結婚した1906年に愛猫ナギを撮ったもの。
1886年の11/27は画家レオナール・フジタ(藤田嗣治)の誕生日。 「誕生日」1958年
ハンガリーの画家フェーニェシュ・アドルフ(1867-1945)─庶民の暮らしや卓上に配置された静物画で知られますが、第一次世界大戦をきっかけに聖書を題材にすることが多くなりました。 60代の終わりには健康状態が悪化。ユダヤ人だった彼は第二次世界大戦下のハンガリーで不遇な晩年を送りました。
米国のイラストレーター&デザイナー、作家のキャサリン・スタージェス・ドッジ(1890-1979)。 児童書や雑誌、広告のほか、ジュエリーや陶器のデザイン等々、幅広い活躍をしました。日本美術を学ぶ為に来日したこともあり、日本をテーマにした本も出版しています。 今日、8/13が誕生日。
アメリカの画家、ローラ・クームス・ヒルズ(1859-1952)─まだパステル画が絵画としては低い位置付けにあった頃から、好んでパステルを用い、その明るい色使いで“花の画家の女王”とも呼ばれています。
1860年の7/24はチェコが生んだ画家、アルフォンス・マリア・ミュシャの誕生日。 後援者からの資金援助が断たれ、生活のために始めたイラストの仕事で名声を得たミュシャ。それが無ければ“スラヴ叙事詩”も実現しなかったかもしれないと思うと、人生何がどうなるかわかりませんね。
大人になってからも活躍していたにも関わらず長らく謎が解けなかった原因は、彼らが英語圏の俳優でなかったことや成人後のイメージが絵葉書のそれとは違っていたこともあるでしょうか。 非業の死を遂げた等の数々の“伝説”もありましたが、実際にはスター俳優と結婚し仕事をし、’80年代まで存命でした。
20世紀初頭の古い絵葉書を見ていると、同じ少女を写したものが度々見つかります。 多くの人々の関心を呼んだ謎の少女モデル─その謎が解けたのは、ここ10年程のことでした。 彼女の名はグレーテ・ラインヴァルト。兄妹と共に子役から始めたドイツの女優で、絵葉書には妹ハンニと撮ったものもあります。
#ミモザの日 ミモザ色のドレスに身を包んだオードリー・ヘプバーンで、こんにちは! “Harper's Bazaar” 1952 Photo by Richard Avedon.
1872年の2/6は、スコットランドのグラスゴーを拠点とした芸術家たち─所謂グラスゴー派に属する“グラスゴーガール”の一人、アニー・フレンチの誕生日。 グラスゴー派の中では後期に活躍した彼女。細い糸で編まれたレースのような、繊細な作風が魅力的です。
ウクライナの主婦ポリーナ・ライコ。慎ましいその人生の終盤に、娘・息子・夫を相次いで亡くす不幸に見舞われた彼女は、ある日安い絵の具とブラシを買い、家の壁に絵を描き始めます。 全ての壁を埋め尽くすまで4年。自分と僅かな隣人の為だけに描き、その後出版された本も見ることなく亡くなりました。
12/13は“聖ルチア祭”。北欧では少女(一般に一家の年長の少女)が蝋燭の冠を着け、サフラン入りのパンとコーヒーを配ります。 元々、聖ルチアの記念日+冬至の祝いでもあったことから、蝋燭は闇から現れる光、命の象徴とされています。 ※写真は1950年代(北方民族博物館所蔵) digitaltmuseum.se/021017371924/k…
こんにちは💎 20世紀初頭、ニューヨークで一躍名を馳せた宝飾店“ニッカーボッカー・ジュエリー”の広告カード #ジュエリーデー
※ポーランドに帰国した後は美術学校の教授、名士として暮らしていましたが、ワルシャワ蜂起後の混乱の際に銃弾を受けて死亡。自身が描く絵のような、鮮やかさと神秘に彩られた人生の幕を閉じました。
ポーランドの画家、イラストレーター、エドヴァルド・オクン(1872-1945)─貴族の生まれで早くに両親を亡くした彼は、相続した莫大な財産で好きなだけ絵を学び、旅をし、結婚後はイタリアに住んで作品を発表しました。 フリーメイソンや、意外なところでは自転車の競技選手などの顔も持つ彼、 ※続く
10/3は英国の詩人、デザイナーのウィリアム・モリス(1834-1896)の忌日。名前が可愛いテキスタイルデザイン「いちご泥棒」で、おやすみなさい👼また明日🍓
ノルウェーの画家イェールハルド・ムンテ(1849-1929)─医師の息子だった彼は後を継ぐべく医学を志していましたが、当の父親からの勧めで絵の道に進みました。 絵画や挿絵のほか、タペストリーや家具、建築のデザインまで活動は多岐にわたります。※続く
独の画家スラミス・ヴュルフィングが描いた「人魚姫」の挿絵(1953年)─幻想的な作風で知られる彼女には、私たちが“現実”と呼ぶものとは別の世界が見えていたともいわれ、描かれた妖精や天使は彼女にとって幼い頃から慣れ親しんだ存在でした。 ©by Petra Michel CA&Aquamarin Verlag Germany