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八田にとっては寝耳に水の話だったので、八田は「そういやもうすぐ猿比古の誕生日だっけな。ようやくあいつもオレの歳に追いつくわけだっ。なんか祝ってやるかな!」なーんて気軽に考えていた矢先のことだったのかもしれない、と考えると切ないですね~…。(イエロー)
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中学1年の誕生日のときは、初めて友だちにまともな誕生日のお祝いをされてちょっとびっくりしたんじゃないかな~と想像します。誕生日ってこういうものなんだ、と。伏見&八田の家庭環境や中学での様子なんかもノベライズに出てまいります。(イエロー)
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というわけで、ノベライズの原稿、先日あがったところなのです。まだ微調整がありますが、約5ヶ月半みっしり書いてたのが一段落して今すごいホッとしてるところですげふんげふん…今年のスケジュールの半分費やすことになるとは…。SIDE:REDくらいのボリュームになりました。(イエロー)
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副題がまだ決まってなくてですね、主に伏見目線で話が進むので、副題が決まるまでは一応「伏見編(仮)」とさせてください~。(イエロー)
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副題は編集さんやGoRAメンバーにもアイデアをもらってるところです。レッドさんは「『伏見の逆襲』でいいんじゃないですか」とかピンクたんは「『ビギニング・オブ・フシミ』でいいんじゃないですか」とかテキトーに言ってるけどたぶんどっちにもならないよ!(゚д゚ メ)(イエロー)
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刊行予定もざっくり見えてきました。GoRAオリジナル小説第4弾『K 伏見編(仮)』イエロー・壁井ユカコ著、講談社BOXより「来春刊行予定」です! 今後の情報をぜひチェックしていただければと思います!(イエロー)
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ではでは最後にもう一度……えーと、セプター4特務隊を代表して秋山におめでとうを言ってもらいましょうか。「おはようございま……あっ伏見さん、今日誕生日だそうですね。おめでとうございます」「…………ああ。はあ」←拒絶はしないけど微妙~な顔 (イエロー)
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ノベライズ楽しみですというお言葉ありがとうございます!嬉しいです! あと伏見誕生日がトレンド一位になったそうで…!? あとそうそう、今月は他にも何かお知らせがあるはずなのでお楽しみにです☆ ではでは~。(イエロー)
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こんばんわ。レッドです。蛇足ながら補足というか感想を。イエローさんのノベライズ「伏見編(仮)」を現在、リーダー特権で先行して読ませて貰っています(レッド)
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いや、身内びいきなしで本当におもしろいです。これ、伏見ファンなら絶対にたまらないと思います。壁井さんの濃厚かつ繊細な描写によって彼がいかにアニメの伏見になったのかが描かれています。切なく、淡い青春小説でもあります(レッド)
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あと特徴なのが伏見を中心に描かれてはいますが、本当に沢山の周辺キャラクターも描かれている、ということです。八田はもちろんですが、赤の人も青の人もきちんと。なので、伏見ファンの方、以外に楽しめると思います(レッド)
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来春予定、というのは劇場版との連動でキングレコードと講談社との間で調整を行っているためです。なので、詳細が決まり次第、またご報告させて頂きます(レッド)
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劇場版の諸々も近いうちに徐々に明らかに出来ると思うのでお楽しみ。ではでは! あ、そうそう。あと改めて伏見さん、誕生日おめでとう(レッド)
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今日は草薙さん、満を持しての登場ですね。自分のところでもちらっと書きましたが、滑り込みで間に合って服も髪も乱れているんだけど、なんにもなかったかのようにどや顔でタバコを吹かしているナギさんの姿が目に浮かびます(レッド)
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「真打ちは最後に登場するもんや」とかかっこつけてるんだけど、草薙さん、ちょっと息が切れてます、みたいな。この人は運が良いんだか、悪いんだかよく分からない人ですね。でも、日常的な細かいことでは割と不運体質な気がします(レッド)
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草薙は吠舞羅の三人の幹部、周防、十束と比べると少し毛色が違う気がします。自らを滅ぼしかねない炎を抱きながらそれに殉じかねない衝動を持つ周防、複雑な過去を持ち、優しげで、危ういくらいに軽やかな十束に比べるとぐっと世俗的、というかこの世に足がついているからでしょう(レッド)
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能力的には全てにおいて非凡で、器用な彼ですが、内面は思い悩み、傷つく限りなく”普通”の人なのだと思います(レッド)
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きっと勉強では二人に圧勝。スポーツだと体力では周防、技術では草薙。ダーツやビリヤードなどのゲームだとほんのわずか草薙の方が上手いけど、肝心なところで十束に負ける、というイメージでしょうか?(レッド)
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一方で今日、もう一人、語るべき相手、シロに視点を移します。彼はヴァイスマンであった時代はそれこそ人類有数の知性を持っていました。それが姉の死によって深く傷つき、飛行船に乗って、超然と下界を見下ろし続ける人生を選択しました(レッド)
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”空に浮かぶ孤高の天才”。彼の内面は傷つきやすい子供のソレでした。挫折をほとんど経験したことのなかったヴァイスマンにとって姉の死はそれほど衝撃だったのです。その点で、一言を失っても果敢に行動に出たクロや辛い過去を持ちながら、明るさだけは失わなかったネコと異なります(レッド)
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シロはこの仲間である二人を見て、王として再起する決意をしたのかもしれません。シロは孤高に見えますが、実際は数少ない友人により大きな影響を受けるタイプなのです。それがヴァイスマンの時代は國常路であり、シロになってからはクロやネコが該当します(レッド)
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”仲間”というものを本質的に希求してしまう点で、草薙もまたそうなのでしょう。二人は外面の明るさ、愛想の良さや社交性の高さも似ていますが、その点も特に共通している部分なのかもしれません(レッド)
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ヴァイスマンは姉のクローディアと國常路との生活が楽しかったからこそ、それが破綻した時に精神的に荒廃したのですし、危なっかしいボスに代わって実質、吠舞羅を取り仕切っていたのは草薙です。彼はなにより仲間たちを、そして彼らが集う空間を深く愛しているのは間違いありません(レッド)
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そしてシロの姿は全く本意ではないとはいえ、二度にわたってその草薙の一番、大事な仲間を奪う象徴になっています(レッド)
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一度目は十束。二度目は周防。二回ともシロの姿が深く関わってきます。あの明るいとぼけたシロの外見が草薙にとっては”終わりの始まり”になっているのです(レッド)