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最近では日米地位協定の改定を政治家が語り始めた。実に良い事だ。本気で取り組む意志、決意が有ることを願う。実は10年前、民主、国民新党が中心となって具体的な改定案を纏めた事がある。優れた提起だったが、党利党略が絡み日の目を見なかった。地位協定改定は、国の主権問題だ。与野党関係ない。
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ロシア自民党代表団との意見交換で、彼らが日本について認識を持っているのは、戦争が終結して長い時間が経っているのに「グローバリゼーションの名の下に日本の富が米国に奪われいるのではないか」という懸念だ。「GAFA」など多国籍企業の市場原理は国や社会を変えていく。その危険性を共有する。
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安倍首相学生12月中旬、インパールを訪問する方向で調整に入っている、というニュースが飛び込んできた。陸軍参謀本部の無謀な作戦により命を落とした英霊方に哀悼の意を捧げるのは当然であり、むしろ遅過ぎたと言える位だろう。問題は今の日本が当時とどれほど違うのか、という点だ。
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安倍政権が来春、中国の習近平主席を国賓として招待することに、与党内部からも批判の声が上がっている。香港やウイグル、チベット問題のみならず、尖閣近辺への領海侵犯の常態化や邦人拘束など、我が国との関係でも問題が続発する国の指導者を招き天皇陛下とお会いして頂くのが適切なのかと言う声だ。
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「二項削除」「地位協定改正」が持論の石破茂議員が衆議院の憲法審査会で発言を許されず激怒したという。「消費減税」を提言した安藤裕議員ともども「党内に異論あり」のアピールのためのガス抜きと見る向きもあるが、そうした正論が封殺され「三項加憲」「消費増税」の悪政が横行するのは大問題だ。
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前参議院議員の丸山和也氏が、レコンキスタで現在の国会状況は「ヨイシヨが多すぎる」と指摘。公認権を得るために、是々非々で議論をすることなく忖度政治を繰り返して呆れてしまうと言うのだ。そして、政治家が小粒になってしまったと嘆いている。小選挙区制度の弊害の一つである。見直しが必要だ。
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イラク反政府デモで多くの死傷者を出した責任を取ってマハディ首相が辞任。だが、反政府活動は収まりそうもない。3日前にはイラク南部で多くのデモ参加者が、民兵に殺害される事件が勃発。この事件に対しアラブ諸国、 仏国、独国は抗議の声明を発したが、我が国は何にも声を上げられない。情けない。
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中曽根元総理大臣が101歳で逝去された。合掌。常々「戦後政治の総決算」を掲げていたが、実際の政策は羊頭狗肉であった。例えばF2戦闘機の独自国産開発にストップをかけ、日米共同開発に転換させたのは中曽根氏だ。「不沈空母」といい「日米関係」を「日米同盟」などと呼ぶような環境にしたのも氏だ。
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中曽根元首相の事積の中でも民族派として特に看過できないのは、靖国参拝を保守票稼ぎのパフォーマンスにしてしまったことだ。今流行りの愛国パフォーマーたちの走りだ。かの赤報隊が朝日新聞のみならず中曽根氏をも「反日分子」と見なしていたのは、あるいはそのおためごかしに気づいていたためか。
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安倍総理の「桜を見る会」での国会答弁は、実に情けない。ホテルの支払い明細書の有無も問題だが、招待者リストを誤魔化し、官僚への責任転嫁は見苦しい。潔さなどまるでない。身内からも「美しい国」とは、天に唾するに等しく「騙される方が悪い」などと開き直っているのは、辞任に値するとの声だ。
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日本の富を外資に売り払う日米貿易協定がついに参院で可決、元日に発効する。日頃「自分の国は自分で守る」と息まく政権与党こそ売国的で、ネトウヨから「反日」呼ばわりされている野党政治家こそ国民思いなのは奇妙だ。不平等条約であった関税自主権を取り戻した明治の先人に申し訳ない世の中である。
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べシャワール会の中村哲医師の訃報に接し無念でならない。花と龍の玉井金吾郎親分の孫。西南中学時代に洗礼を受けクリスチャン医師に。徳洲会福岡病院で勤務も。10年ぐらい前、アフガニスタンでの医療活動や井戸掘りなどのお話を聞かせて頂いた。物静かな人柄で芯の強さんを感じさせる人った。合掌。
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「消費減税研究会」の講師の選定が気にくわず研究会に欠席する議員。それも一つの良識ではあるが、弊会の毎月の一水会フォーラムは「とにかく呼んで話を聞こうじゃないか、批判するなら話を聞いてから」というスタイルだ。毛嫌いが行きすぎると自覚なきファシズムを呼ぶ。是は是、非は非でいくべし。
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中村哲先生から内戦の危険なインドネシアのアチェに行く勇気をもらった。我々の医療救援活動は無駄でなかった。政府軍とアチェ軍の内戦は終結。中村先生こそイエスの弟子だ。「平和を愛する」のはイエスの弟子ではない。「平和を作り出す」事だとイエスの十字架が教える。先生と行動をした人物の述懐。
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マレーシアのマハティール首相が、朝日新聞のインタビューに応え「日本は対米関係を重視しているが、それ以上に東洋に目を向けるべきだ」と語った。この視点は冷戦終結前から抱いていたもので、日本への期待として「ルック・イースト」という言葉に集約された。改めて我が国への期待を述べたと言える。
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日米貿易協定は、日本の経済主権とくに農業、食料に打撃を与える。農産品の関税率を下げ、米国食品が日本市場に出回るが、農薬基準の甘い食品や遺伝子組み換え、ゲノム編集などは、明らかに「食の安全」を脅かす。安倍政権の自国農業軽視は、食料安保を切り崩す売国政策。食料自給率低下は亡国を呼ぶ。
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安倍首相は、臨時国会閉会の記者会見で憲法改正について「必ずや私の手で成し遂げていきたい」と表明した。相変わらず威勢はいいが、拉致問題にせよ日露関係にせよ、今までに成し遂げた事が何か一つでもあったか。逆に長期政権だが、対米植民地ぶりは格段と増している。懸案も何一つ解決出来ていない。
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拉致解決を大上段に構え「日本を取り戻す」と豪語してきたが、日米貿易協定によって完全に日本を売り渡した。FTA二国間密約の呪縛に日本経済は翻弄される。過去安保によって軍事が抑えられ、今度は協定によって経済が縛られる。こんな自国の主権を簡単に切り売りしていいのか。従米改憲に断固反対。
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昨日の一水会フォーラムは訪朝20回以上のパイブを持つ金丸信吾氏の講演。「日朝首脳会談の実現を無条件で目指す」とぶち上げた安倍首相だが、北朝鮮当局者に聞けば「発言から半年以上経つが日本当局からの打診は一切ない」と。国内でしか通用しない愛国パフォーマンスに拉致問題が利用され過ぎている。
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「成果なき長期政権は必ず腐敗する。戒めなき政権は国富を私物化する。人事の濫用によりやりたい放題。主権も奪われているのに回復の日などと嘯く厚かましさ。国民の疑問に真摯に向き合おうとしない傲慢不遜。政権の座に就く者、常に謙虚であれ」この政治の要諦に対して、安倍首相は全て真逆である。
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共同通信の直近の世論調査で、安倍首相の四選には「反対」という意見が6割を超えたそうだ。さしもの超長期政権もこれが限界という事であろう。その一方で嫌な噂もある。岸田氏を傀儡とし、安倍首相自身は幹事長として院政を敷く企みがあるというのだ。プーチン大統領の真似かもしれないが稚拙な話だ。
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憲法改正より先に、日米地位協定の改定を断行しなければならない。主権を保持していながら、それが破られている状況に歯止めを掛けなければならない。まず在日米軍特権を普通の国家並みに制限していくべきだ。この救国的課題を実行するために、我々の政治的基盤を固め、社会的認知を獲得すべきである。
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来23日には、アラビア湾周辺に海上自衛隊のヘリ搭載護衛艦(250人規模)が派遣される閣議が決まる。日本艦船を守るための「調査・研究」として1年間派遣される。しかし国及び準組織から攻撃を受けたら、憲法上の制約で他国に守って貰うことに。自己防衛出来ない派遣なんて止めろ。政治のご都合主義だ。
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海上自衛隊のアラビア湾周辺への派遣は、法整備がないまま現地任務に就く基本的な問題を抱えている。何らかの攻撃を受けた場合、最低限の反撃である海上警備行動すら取れない。それは相手の特定に時間が掛かるからだ。また、軍隊でない以上、捕虜など身分関係でジュネーヴ条約上の適用が得られるのか。
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自衛隊の海外派遣には大いに疑問がある。組織の成り立ちから“軍”ではないことは明確だ。しかし、軍と同じよ様な扱いだ。海外での身分保障もあいまいである。何故、隊員の身分保障を議論せず、派遣ありきで事を進めるのか。米国の圧力が見えるが、41年ぶりに訪れたイランで大恥をかいたからであろう。