海法 紀光(@nk12)さんの人気ツイート(新しい順)

確か、ル・グィンが書いてたのですが、表現の自由というのが少数意見を尊重し、あらゆる表現に機会を与え、検閲を許さない、というものであれば、実のところ「経済」そのものが一番大きな検閲官である、という話を昔読んで、「それは確かに」と思ったことがあります(続)
つまり「キャラと俳優の人種を常に同じであるべき」というのではなく、「ただでさえ有色人種の役は少なく、限定的なものなのに、原作有色人種のキャラを白人に変えて、少ないポジションをさらに減らすのはやめろ」というのが、ホワイトウォッシュ問題であると理解しています。
声優の場合も同じです。声優の場合、役者よりも異なる人種を演じる壁は低いのですが、その分、有色人種の声優が白人キャラとして活躍してるかというと、そんなことはなく、そもそも良い役をなかなかもらえない。 なら、せめて有色人種のキャラの担当は、有色人種の声優をあてよう、というわけです。
これを前提に、ホワイトウォッシュ問題というのがあります。 これは、原作で有色人種のキャラが、映画化の際に、白人に変えられることへの批判です。ここでの前提は、逆は少ない、ということです。白人キャラが映画化の際に有色人種になることは、メジャーなハリウッド映画では、まずないが、逆はある
役者のキャスティングの一つの理想として、演技力のみで公平に評価する、というのがあります。しかし人種の観点から見ると、そうはなっていません。ハリウッド映画等で、有色人種の役は少なく、あっても主役級には、まずなれない。「演技力を公平に評価」どころか肌の色だけで機会を奪われているのです
「Netflixで、ダークエルフの作品が禁止される」って話が出てますが、別にダークエルフの登場作品が片端から消えたとかそうではなく、学園ドラマで、ダークエルフのコスプレをした回が、ブラックフェイスではないかと引き揚げになった、ということみたいですね。 deadline.com/2020/06/netfli…