青い薔薇(@Trans_Blue0630)さんの人気ツイート(いいね順)

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妻の介護が始まり約2年経った。最後は妻は寝たきりに近い状態になり、自宅介護が困難となり、今日、妻はとある病院に入院した。暫くその病院に入院した後、施設に入所する予定。辛い介護生活から解放された安堵感はあるが、もう妻は家に帰ってくることはないと考えると涙が止まらない。
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2年後に住宅ローンが完済される。私は非常勤医師になる。妻とあちこちを旅行して楽しい老後を過ごす。現実は、妻は施設に入所している。ネガティブに捉えないことにしている。旅行できなくなったけど、メール交換は楽しいね。コロナが終息したら、妻を外泊させて家で美味しいものを食べるのが夢。
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妻は寝たきりに近い状態になっても、頑なに入院しません、施設に入所しません、家にいますと言うので、何とか自宅介護した。自宅介護が限界となり、今日入院したが、最後まで入院を拒否した。それを何とか言いくるめて、強制入院に近かったかな。ごめんね、妻。できないものは、できない。ごめんね。
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このコロナ禍のご時世。入院したり入所したりしたら面会はできない。つまり、コロナが収束するまでは愛する妻に会えない。精一杯介護をした満足感はある。暫く妻に会えない絶望感と自宅介護ができなかった罪業感で頭は真っ白。泣いて泣いて泣きまくった。今日はお酒を飲むぞ。
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昨年3月に長年勤務した大学病院を退職して、俺の勤務先の病院に勤務した若い女性精神科医。 「おはようございます。お待たせしました。かなり待ちましたか?ごめんなさい。その後、どうですか?」と丁重に挨拶してから患者を診察する。患者に人気がある。当然だろう。言葉を交わす技術があるからだ。
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今日も認知症の男性患者を診察した。脱サラしてカメラ店を営み、仕事一筋の人生。認知症になって妻が亡くなり独居生活が出来なくなり、施設に入所。夜になると妻を恋しがり、また仕事への思い出がよぎり、「家に帰る。妻が待っている。仕事をする」と言って徘徊。人生の重みと老いの寂しさを感じた。
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医師になる前は、病気になると確実に治す方法があると思っていた。医師になってみて、確実に治す方法が如何に少ないかと目の当たりにして呆然とした。そして、医師になって30年近く経って、人間の自然治癒能力の凄まじさを実感した。基本的には治すよりも、治ることに手を貸す大切さを感じるこの頃。
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うつ病に長年、苦しめられていた人が、抜け出すために「マイ・ミュージック・リスト」を用意し、例えば悲しいときに聴く曲、イライラしたときに聴く曲など…を、その時々で聴くようにしていたところ、これが非常に効果があったと言う。薬物治療だけじゃないね。うつ病の治療。沢山あるよ。
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精神病(特に統合失調症)を薬を使わずにカウンセリングだけで治して欲しいという家族からの希望がある。この気持ちは良く分かる。家族はストレス論を重視するから。ちなみに、私も精神科医になる前は、カウセリングで治ると思っていた。標準治療は薬物治療である。カウセリングだけでは治らない。
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ストレスに強い私の娘。悩んだ時に一番大切なことはひたすら眠ることだと言う。15時間近く眠ることがある。夢の中で悩みの答えがある。起きた時に「もう、終わった」と悟ること。睡眠不足の時に悩みの波はMaxで、良く眠るとMinimumになる。睡眠は「浄化」である。
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鼻出しマスクをしている、若い病棟看護師。その姿を何回も見かけて、一昨日は病棟師長に注意するように声掛けした。「鼻が出ているよ」との注意だ。今日もまた、鼻出し。流石に私が注意した。それで、泣き出した。ちょっと言い過ぎたかな?でもさ、どう考えても、鼻出しマスクの看護師は許されない。
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新患の診察の際には、その若い女性精神科医、「私は○○です。初めまして。宜しくお願いします」と言う。俺は、○○ですと自己紹介をすることはないが、した方が良いかもしれない。とにかく、患者さんの対応の素晴らしさに頭が下がる。若いのに、患者さんの心象をよくする技にたけている。真似しよう。
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名指しでハルシオンを処方してくれ、デパスを処方してくれと強固に希望する場合、依存薬物の入手目的だけでなく、ネットで高額に転売する意図があると勘ぐる。ネット転売される向精神薬の多くはとハルシオンとデパスだからだ。金を稼ぐ為の受診にも警戒している。
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25年前のことだ。息子の誕生日会で息子の友達5人を自宅に招いて、会は盛り上がった。食べ盛りの子供達のために妻が稲荷寿司をたくさん作った。子供達は全部食べきれず寿司が22個余った。子供たちが二階に上がり、ちょっと目を離したら寿司はなくなっていた。横には満足そうな飼い犬がいた。
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中学生の時は、小学生の頃が良かったと言う。 高校生の時は、中学生の頃が良かったと言う。 大学生の時は、高校生の頃が良かったと言う。 働いている時は、学生の頃が良かったと言う。 退職したら、働いている頃が良かったと言う。 いい加減に気づけよ。 今が一番楽しいってことに。
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愛する人との何気ない日常が一番幸せだ。ただ、一緒にテレビを観る、美味しいものを食べる、いやいや、お喋りするだけでも良い。いや、傍にいるだけでも良い。お金も、名誉も何もいらない。変な損得感情や打算はないだろう。愛することは幸せだ。大切にしなければ。
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認知症の看護について。認知症患者が入院すると、必ず「家に帰る」と口にする。夜になるに連れ訴えは顕著になる。暗くなり寂しくなるからだ。どう対応するか?「入院したので帰れません」との声掛けは駄目だ。益々、不穏になる。「今、家族が迎えにきます。お茶でも飲んで待っていて下さい」が正解。
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心の病の治療のゴール ある雑誌からの記載。なるほどと思う。
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うつ病は脳病である。意欲が低下することをうつ病では思考制止と呼ぶ(統合失調症では意欲減退と呼ぶ)。何故そう呼ぶか?健康な時にはきちんと情報を処理して思考することができるが、うつ病になると思考が前に進まない(制止)のだ。いかに脳が疲弊して機能が低下しているかを物語る現象である。
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自分の人生に満足している人はわざわざ他人の人生にケチをつけない。そもそも自分の人生が充実していれば他人の人生にケチをつける暇はない。第三者にケチつけられたなら「自分の人生に満足していない人の八つ当たりだ」と思ってやり過ごせ。機嫌の悪い暇人の言うことなんて気にしていたら勿体ない。
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うつ病の患者さんに伝えたいこと。 「元気の蓄えが少ない時に頑張り過ぎると、残っていた分を使い果たしてしまいます」
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精神疾患の当事者ではよく「治る、治らない」という話題になるが、病状を持ったまま新しい自分を見つけることも大切である。病は全て「負の遺産」ではない。右肩上がりの人生でなくても良い。山登りにおいても、急傾斜の道を急いで登るよりも、回り道をした方が美しい景色を見ることができるように。
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認知症の看護について。認知症患者が入院すると、必ず「家に帰る」と口にする。夜になるに連れ訴えは顕著になる。暗くなり寂しくなるからだ。どう対応するか?「入院したので帰れません」との声掛けは駄目だ。益々、不穏になる。「今、家族が迎えにきます。お茶でも飲んで待っていて下さい」が正解。
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他人からひどいことをされたなら、 「この程度の人なんだ」と、 怒りも涙も冷たくなるほど、 冷めた目でみなさい。 あなたが取り乱すほど、価値はない。
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「暗い」のではなくて「優しい」のだ。 「のろま」ではなくて「丁寧」なのだ。 「失敗ばかり」なのではなくて「たくさんチャレンジしている」のだ。