526
藤丸立香は3歳頃家に置き去りに
しかし半年放置しても生き延びた
理由は不明
母親が焼身自殺し放置が発見
…
「ああ立香!衰弱しきって…この茶々が重湯を作るし!だから頑張って!」
「ひもじさのあまり紙まで食べ…むごい」
「許せぬ!よくも立香を!妾は茶々に在らず!
淀が貴様を焼きに参る!」
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バグで頼光の精神だけが子供に
「あの頼光が幼子とは!」
からかう気満々の茨木と、酒呑
頼光が口を開く
「わたくしおそとにでられたのですか?
ああ、きれいなおきもの、ながいおつの
うつくしいかたがた、あそんでくださいませんか?」
「だからうちはいかへんゆうたのに」
「…菓子、やる!」
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#FGO
大奥 カーマ
『この宇宙を埋め尽くすほどの』
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不味い不味いと言いつつペロリと食べた
「うちは鬼や 奪い奪ってぐちゃぐちゃにするのが鬼の礼儀」
「わかってはった、あん人は」
「だから礼を尽くした それだけや」
彼は痩せてた
「もっと立派な骨ならお眼鏡にかなったかも」
食い終わった後
か細い骨を摘み
彼女はコロリと笑った
「貧相やね」
530
藤丸立香以外の
マシュ含む職員が幽霊を見た
部屋の前、キッチン
皆同じ姿を見てるらしい
「不思議だね」
「はい、特徴も一致してます
…背は160センチ位で、痩せ型
白髪まじりの黒髪 右頬に黒子があり服は灰色のセーター…」
「うわああ!」
「先輩!?」
「母さん!母さんだ!母さんなんだ!!!」
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個人的にはピックアップすり抜けは
「確率の壁を越えてでも力を貸そうとしてくれた」
と考えています
誰かを責めたいわけではなく
サーヴァントを決して「モノ」として見ないように自分への戒め
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「おーい マシュ 開けてよ」
「この部屋に鍵はかかっていません」
「手が離せないんだ マシュ〜」
「扉は感知式の自動ドアです」
「おお〜い 急いでるんだ」
「マシュ〜オレだよ〜〜」
「私の先輩は女性です!!」
「…」
「…他の所じゃ上手く行ったのに
くそっ」
部屋の前の気配は消えた
533
FGOのフレコとか画像あげてる方
まえ私がアカウント紛失した時に番号なくても
フレンドにだしてるサーヴァントの名前とか最近来たサーヴァントの情報とかだけで復旧してもらったことありますから
乗っ取り気をつけてください
534
今日は良い日です
今日はアビゲイルが来た日です
あの子の姿を見ましたか?
この日を祝いましょう
あの子の存在を祝いましょう
約束の日は近いのですから
#アビゲイルの存在を祝いましょう
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手だけの幽霊が出る
岩の隙間、ベッドの下
探すような動きをし消える
無害だが俺にしか見えない
「ちょっと不気味…」
攻撃がきた時、その手に引っ張られ助かった
手の感触に覚えがあった
次の日瓦礫から手が
そっと握ると静かに消えた
「どこかの俺が手を握れなかったんだね」
「ごめん、マシュ」
536
#FGO
蘆屋道満と藤丸立香
「現代特異点にての一枚」
537
#FGO
頼光VS酒呑童子
538
キャメロットの村近くの崖に揃えられた二足の靴
「まさかここから…」
でもここの人達のじゃない、これは
「私とマシュの靴だ」
私達のじゃない、なのに何故
靴の側に手紙
自分達では恐ろしくサーヴァントに読んでもらった
中は一言
「私たちは世界を救えませんでした」
崖下を覗く勇気はなかった
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「はじめちゃーん!修練場行くから付き合って!」
「わかったわかった」
「お姉ちゃん高難易度一緒にいってよー」
「分かりました、お任せください!」
「燕青!行くよ!」
「あいよ!」
「さあ、皆今日も頑張ろう!」
タイトル
『ある藤丸立香(だったもの)の
最後の日の会話』
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世界を救った藤丸立香は自分のためには頑張れず
理不尽な上司の叱責や膨大な仕事量に耐えられなかった
「死のう」
ビルから、飛び降りた
「ンン〜」
抱きかかえられる
「道満着地任せた、と言ってくだされ…マスター」
「道満…」
「それはそれとして会社は物理的に潰しておきました」
「道満!?」
541
異聞帯で仲良くなった子供
お腹が空いたというので予備の食料を渡した
「おいしい!」
しかしその後突然嘔吐し、死んでしまった
この異聞帯と汎人類史は消化できる食物が違い、汎人類史の食物は彼らにとって猛毒だった
「そんな、そんなつもりじゃ
お腹いっぱいで、笑って欲しかっただけだったのに」
542
「でも揉めてるな、地獄か極楽か浄土かで」
「何で分かるんですか?」
「皆人じゃない、神様みたいなもんだな
何?それはそれとして現世ではちゃんと供養してくれ?分かりました
きちんとつとめさせていただきます」
「何でそこまで分かるんですか!?」
「あちらさんガンガンアピってくれてるから」
543
時折、傷だらけの体が嫌になる時がある
「もう、普通の生活には戻れないのかなあ…」
「なに言ってるんだマスター!
そんな傷、ぜんっぜん疵じゃないんだわ!マスターの良い所は一個も減らない!
僕が最高のを仕立てるさ、隠しても隠さなくてもいい、君らしい、君だけの衣装を!だから、泣くなよぉ」
544
「食堂はブーディカ達に任せた」
エミヤは微笑んだ
「後で護衛料は弾んでもらうきの!」
以蔵は笑った
「殺菌します」
ナイチンゲールはいつもの顔
「死にたくありませんが…あなたを死なせたくありません」
シェヘラザードは震える体を押さえつけ言った
『ORT戦に向かうサーヴァント最期の言葉』
545
「止まりなさい!」
ナイチンゲールがジャックを呼び止める
「なに?…このにおい
あなたお医者さん?」
「看護師です、治療開始!」
「へぇ!わたしたちになにする気?」
一触即発
しかし婦長はジャックを抱え頭を撫でた
「これが治療?」
「「あなた達」にはこれが必要です」
「あは!へんなの!」
546
森を抜けらなくなった
同じ道を堂々巡り
途方に暮れてると
「おい、右手見せろ」
とお竜さん
手の甲に変な形の傷があった
「山の主にしるし付けられてるぞ、全く」
それを舌でベロリと舐めた後叫んだ
「おい!こいつはお竜さんのおやつだ
手ェ付けるならお前から食うぞ!」
その後すぐに街に出られた
547
「…みなさん、すごい、ですね
私なんて冬木に行って、全く動けなくて、そこでマシュもやられて、終わっちゃいました、あはは、うう、うえっ」
「そうだよね、怖かったよね」
「辛かったよね、皆同じだよ」
「でも頑張ったよ、私達」
「誰も褒めてくれないからね、せめて俺達は俺達を褒めないとな」
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負けて気絶
目覚めると暗い
「冥土?」
側には道満
「道満、地獄一緒に行ってくれる?」
「そう思いましたが辞めました
お前のような足手纏いはいらぬ、とっとと消えよ!」
……
「意識戻りました!」
必死なマシュの声
生死の境を彷徨ってたらしい
道満は消え部屋には手紙
「地獄は独りで参ります」
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その聖杯戦争には裁定者が
しかし
「うーん、聖杯戦争とやら目に余る!
儒の極みでは?」
次々に書物を燃やしサーヴァントとマスターを倒す
「何で!?あなた裁定者でしょ!」
「カルデアの頃から思っていたが、状況は悪化しているな!
よし、汎人類史に秦を再興する!」
ルーラー、始皇帝は宣言した
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職員が藤丸立香宛のチョコを盗んだ
始皇帝の仙丹
「…これで!」
それを飲んだ
「馬鹿な事を!」
他の職員に詰られてもこれで不老不死と笑う
「えーそなたが飲んじゃったの?」
と、始皇帝
「対象が違うと効力がなぁ、毒耐性もないし」
職員は苦しみ出した
「やはり有害だったようだな!はっはっは」