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日常に戻った藤丸立香
「藤丸さん可愛いよな」
「やっちまえよ!」
飲み会で薬を盛った男達
しかし藤丸は無反応
「おかしいな」
「何がです?」
背後に大男
こんな奴サークルにいた?
あれ、俺ら、変
……
「〇〇大学の男子学生らが遺体で発見され…
「同じサークル!怖いね道満」
「そうですなあ」
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カルデアに来た頃は
腹が裂け
手足がもげても何とも思わない戦いぶりを見せていたサーヴァント達
徐々に、出来るだけ怪我をしないような戦法に変わっていった
「うちらはかまへんのやけどねぇ」
「サーヴァントだしな」
「でもなぁ、あの子が」
「あんな顔されたらなぁ」
『マスターが悲しむから』
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聖杯戦争でオジマンディアスが
「まさかネフェルタリを!」
目の前にはオレンジ髪の少女
手に持つのは
「ちぇいてぴらみっどひめじじょー」
が描かれた絵
「これ見せたら誰かしら来てくれるってママ言ってた」
「確かにこのピラミッドは余のもの!この雑さ、カルデア式召喚の影響か
よい、許す!」
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#FGO
アビゲイル ウィリアムズ
「ああ、こんなところににいらっしゃったのね
さあ、行きましょう」
『フォーリナー/降臨者』
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82
「あの和尚さん、私が死んだ時なんですが」
(お金の相談かな)
「裸に火燃えてるだけとかマイクロビキニの女の人沢山くるけど驚かないで」
「…なんて?」
「あと私天涯孤独ですが伴侶や家族を主張するものも来ますが大丈夫なので」
「大丈夫なの?」
「あと動物やロボも来ます」
「大丈夫なの!?」
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「私死んだら地獄行くから」
母の口癖
「何でそんな事?」
「約束したんだー大切な友達と」
…
母の死後気になって霊能者に
「お母様は泣いておられます」
「やっぱり地獄に!?」
「いえ、お母様は天国で聖人達に囲まれ幸せです、それでも泣いておられます
なになに…
「道満の嘘つき!」ですって」
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「道満…私に何かあったら娘を頼むね…」
「お任せを」
「ただ…絶対悪い事はしちゃダメ」
「…え?」
……
トラックが突っ込む
「フンっ!」
片手で止める
「ドーマン凄い!」
(正当防衛…悪事ではない)
悪口言った同級生を病院送り
(呪詛返し、悪事ではない…
ああ、悪い事しないの疲れまする!)
86
老いた藤丸立香
介護するのは1人の若者
だが
「柄悪いよねえ」
「財産狙いじゃない?」
…
「ごめんねえ以蔵さん」
「ええ、体ん向きかえるぜよ」
「ありがと…死んだらお金全部あげるから、消えちゃう前にギャンブルしなよ」
「そうするぜよ」
…
藤丸が死んだ後
葬式代を引いた遺産は全て寄付された
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とある聖杯戦争
魔術師が道満を召喚
強いが手に負えない
「宝具であんなに一般人を…秘匿が」
敵は殆ど壊滅
あと令呪は二画
「道満、自害せよ!」
心臓を抉りながら嗤う道満
「ひっ、死なない!
重ねて命ずる、自害せよ!」
それでも死なない
「拙僧を殺すにはあと一画必要でしたな」
『ガッツ2回』
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バーヴァン•シーとモルガンを共に編成
ところが
「マスター、必要ありません無意味です
編成から外すように」
「…お母様、はい…」
「あー!戦いは!私が全部やるから娘がいても意味ない!てか危険な目遭わせたくないんだよね!」
オベロンが叫ぶ
「何です糞虫!」
「言葉足りないんだよ女王様!」
89
#FGO
オベロンとウェールズの森の仲間
「俺達を鑑賞するな。」
90
退去時
「旦那はん心配やわあ」
酒呑童子は口を開け
自分の牙を1本引き抜いた
「はい、お守り」
血塗れの口で笑うので拒否できず受け取る
その後危険な心霊スポットに連れてかれても無事
「お守りのおかげ?」
ただ欠点が
バチッ!
酒呑童子を祀る以外の
お寺や神社に入れなくなったのだ
『鬼は外』
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#FGO
アビゲイル ウィリアムズ
「「「「「マスター!」」」」」」
※竹林の中には沢山のサーヴァントが待っています
誰がいるか当ててみて下さい
93
#FGO
オベロンとキャスターアルトリア
君をオフィーリアにはさせない
94
#FGO
不穏なイラストばかりですが
水着アビゲイルPUおめでとうございます
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母立香が死んだ後
夢枕に変な男
「お気の毒ですがお母様は地獄に…シクシク」
慌てお寺の和尚に相談
「確かにその男の言う通り、わしの力ではどうにも」
「そんな…」
「しかし見える
半裸の着物男とお母様が釜茹で温泉に入り、地獄の龍を倒す様子
エンジョイされてますな」
「地獄を、エンジョイ…」
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パパはママに内緒で倉庫に沢山チョコレートを
「昔貰ったの食べきれてなくて」
時々食べてるのを見てた
ある日つまみ食い
パパが「どうしようかな」って悩んでたのなら怒られないかなって
パパは叫んだ
「それは始皇帝の!」
私は歳も取らず病気もしなくなった
パパは毎日泣いてる
『仙丹チョコ』
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退去する時道満が
「マスターは色々引き付けて心配ですから」
爪を剥ぎ取って、くれた
「え…ありがと」
玉虫みたいだったのでネックレスに
…
確かに肩は軽い
神隠しや黒い影、変な声にも遭わない
ただ弊害が一つ
晴明神社に行こうとするとネックレスが突き刺さる
「行かせませんぞ!おのれ晴明!」
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平和になりケーキ屋を始めたマシュと藤丸
時折不思議な客
「お酒入ったけぇき、あらへん?」
(酒呑童子だな)
…
「うむ、腕を上げたな」
「エミヤに言われると嬉しい」
「なっ!?バレて!」
(バレバレ…)
…
「ン〜美しき菓子!蹂躙の時が待ち遠しい!」
「道満でしょ」
「変装しましたのに!」
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「あー緊張する」
「住職珍しいですね」
「お前見えないの?今回は三蔵法師様や道満法師様が見てるの」
「え!?」
「閻魔大王様のお嬢様もいるし…お経ミスった瞬間に消されそう…」
「でも、藤丸さんって普通の家柄の人でしたよね」
「だから謎なんだよ〜あ〜インドの偉い方もいるし、がんばろ」
100
近所に独りのばーちゃん
「寂しくないの?」
「この子がいるからね、ドーマン」
デカい猫をなでる
…
ばーちゃん死んだ
「どうなるの?」
「独居老人だからね…」
…
親戚のデカい男が来て全部やってった
「今まで何やってたんだよ!」
「はて、ずっと一緒におりましたが…」
猫のような目で男は笑った