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これまで入院時は赤ちゃん用の柵ベッドだった娘②、次のカテ入院では「そろそろ低床(普通のベッド)かな」と言われて、そっかあ大きい子のベッドだねと言っていたらこの子の姉と兄が
「それって娘②ちゃんが逃げるヤツやろ」
即、危険を察知してくれたし絶対そうなるし次も柵に囲まれて過ごします。
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3歳、本日大変遅ればせながら七五三の記念写真を撮ることが出来まして。本人はそこに行く直前までとても楽しみにしていた癖に、現場では「CT室と違うのやで」とでも言いたくなるような表情。
出来上がりがこわ…楽しみです
4年目に、記念写真。|きなこ @3h4m1 #note note.com/6016/n/n2f79e2…
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東京に住んだことが無いので朝の小田急線の誰の心も寄せ付けない程に隙間のない混雑も北千住駅のホームの銀色の改札で誓う未来の抒情もよくわからない、ただ大阪に住んでいるもんで宗右衛門町の歩道がアホみたいに狭いことと梅田駅で迷わない人間はいてないてことはわかる、永遠に紀伊国屋に着かない。
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3歳の療育相談に行きまして、まず座っていられたことに拍手喝采。幼稚園に行っていることの一番の成果なのかも。
そして検査はやりたいことはやるけれども、やりたくないことは一切見事にやらんかったです。
『どういう想いですか』と聞かれるとね|きなこ @3h4m1 #note note.com/6016/n/n661472…
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その心臓疾患児が来月には3歳になるこの現実。思えば妊娠中の3年前のこの季節、新生児科の先生に
「3度の手術をクリアする事が大人になる為の条件です。勿論最後の手術にたどり着けない場合もあります」
とか言われたのに最終の手術の前でも元気な本人は今、2段ベッドによじ登ってバナナを食べてる
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近くの神社さんに蝋梅が咲いていてそれすこしを眺めていたらお散歩中カートでやってきた保育園の子ども達もその黄色が気になるもよう。黄色い帽子の6人はやっとひとつになるくらいの大きさで、みんなみたいにかわいいでしょうそれ、春というの。
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去年寄稿したコラムをこちらの本に掲載
して頂きました。
丁度1年前、2歳7ヶ月だった娘②はまだTCPCの手術の前で当然幼稚園の入園も未定、その時に考えていた事。
当時心配しかしてなかった自分には『期待と予想以上のものに会うよ、覚悟しておいたほうがいい』そう言いたい。
#ありがとうの手紙
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台風の起き土産みたいな夕方の土砂降りの中を家から病院に戻っている途中の道に反対側から白いシャツシャツジャージの高校生が
やべえやべえつめてえやべえ
って言いながら傘もささずに駆けてきて私が知らないだけで青春という国には雨宿りが罪とかそういう決まりがあるのでしょうね(風邪ひくなよ
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(だいたい自分の考えていることを流暢に話せるような人は、わざわざ苦労して小説を書いたりしない『村上春樹 雑文集』)
この一文に膝の皿割れる程叩いた事のある私は、多分寡黙な人なのだろうと思っている作家さんのインタビュー記事を読むと「大丈夫ですか」という謎の親心全開になる。
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4年前、心疾患児を生みます私より子ども本人が命がけですというあの日、助産師のSさんと私2人だけの分娩室で
「さ!おかーさん次で出そう!」
Sさんが娘を無事にとり上げ、その娘が産んだ瞬間から治療開始という只中にあって彼女が「おめでとう」を言ってくれて嬉しかったことを思い出します
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私事ですが、年に何回か出家したくなる時期があってそれが今なんですけれど、どうしてかと言えば衣替えの季節だからです。
物欲と煩悩の果てに要らない物が多すぎるし大体なんでこんなに未開封のタイツが沢山あるの俺はいつそんなめかして出かける用事があるの140字で皆んなに分かるよう説明をしろ。
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2012年、年少児だった息子の幼稚園時代の映像を見ていたらそこに映る3歳の息子があまりにも今の娘②にそっくりで娘②本人さえそれを自分の事と勘違いし
「コレ、娘②ッタン」
「息子タンヤナイヨ」
何度訂正しても2012年からこの姿で自分は生きていると主張して聞かず、まあ良いけど君はあの鬼か。
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密を避ける為演者と観客がロープで区分されたロックフェス的空間に終始子ども達が選曲した若いアーティストの無垢で清潔な楽曲が流れている運動会で、私の脳内のおとうさん(推定45歳)が音楽が無辜すぎる、野外フェスだろ斎藤和義だろ奥田民生だろ宮本浩次だろと言って煩いし俺はビールが飲みたい。
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その安心もつかの間、幼稚園でコロナ以外の、でももしこの子が感染したら状態が壊滅的に悪化するタイプの感染症が発生していて、3歳の今月の登園は断腸の思いで断念。
そういう突発的な予定変更の多い人生なんだろうと思う、何か楽しい予定を作るから、気持ちの切り替えの上手な子になろう。娘。
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木々の青葉に溜まった雨がぱらりぱらりと降りかかる事を『青時雨』と言ってそれは夏の季語なのですけれど、夜半の強い雨がすっかり上がって傘はもういらないはずの今朝、それでも傘を持って出かけることになるのは、その雨の名残が傘に落ちる音が好きな4歳児のいる故です。今日は絶対遅刻する。
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モロゾフのプリンのガラス容器と言うと私の周囲ではクリスマスの頃「キャンドルサービスで使いますのでお家にありましたら…」と幼稚園から収集をかけられその時は皆小首を傾げながら
「家にいつもあるもんとは違うけど…」
そう言うくせに実際はあっという間に予定を上回る数が集まるあれ。
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いったい5歳児ってこんなにずーっと喋っているものやったかというほど、いま現在、うちの5歳はしゃべりっぱなしてその内容の殆どが「なんでなん」に占められているという話。
それと昨日のニュースのことを少しだけ、書きました。
「なんでなん」|きなこ @3h4m1 #note note.com/6016/n/n59a680…
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不惑を越えて子供3人うち病児ひとり、家事して通院して入院して生きていると兎に角時間が無くて、約20年前に京都で学生だった頃に鴨川でぼんやりしていたあの時間を今少し分けてくれ私と思うけれど、無為で無駄で退屈な時間はその年頃の特権で一瞬だからいいんだと思っていたらカレーを粉買い忘れた。
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激動の1月折角の成人式が方々で中止になり、娘②の20歳はあと17年後かと思った時、ならこの子の病気を通じて知ったあの子も20歳であの子は21歳であの子は19歳か18歳で、皆きっと手術を終えて酸素を卒業して胃ろうを卒業して気管切開の孔を閉じてと思うだけで鼻水が出ますが私は元気です。
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晴天続きの連休後半、外に出るとどこに行って来たのか釣り竿を持った娘の友達が2人、夕暮れを背にずいぶん日焼けした脚で
「釣りして来た!俺もう人生半分くらいGWでええわ!」
「俺はずっとGWでええわ!」」
そう言いながら駆けて来る。釣果はカワムツ、初夏の季節の子ども達。
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あと高橋一生の名前を出さない訳にはと思うけど、もっと語るべき人がいるのでコメントできない、世界一素敵な変態、万歳。歪んだ人間を演じたら素敵すぎる森山未來にはもっと踊って欲しいし、長澤まさみはあの美しい肢体でどうしてあんなクズい女が似合うんだろう、そして竹内結子がもういない(敬称略
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4月に入園したばかりの年少さんが、廊下を迷子にならないようにと、前の子の肩に後ろの子が両手をのっけて長い一列を作って歩く姿が、あんまり可愛らしくてなんだか天国に来たのかと思った。あの小さいおててのえくぼの所、赤ちゃんみたいに細くて優しい髪でやっと結ってあるおさげの形。