きなこ(@3h4m1)さんの人気ツイート(新しい順)

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むかしNHKの「みんなの歌」に『ポケットの中で』という曲があって最初のフレーズが 「ポケットの中で星が揺れたので桃色の砂糖菓子をかじりながら表へ出た」 あれ一体誰の作詞だったのかと調べたら銀色夏生さんだった。何冊か本を持っているのに気がつかなかった、桃色の砂糖菓子ってどんなだろう。
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今年は中学の家庭訪問があるそうで風薫る5月の初め、担任の先生が我が家にやってくるのを当の中3本人は「えー...」って取り立てて嬉しそうにしていない代わりに5歳の妹が 「あたしの折り紙を見せるねん!」 と言って菓子箱一杯の折り紙作品を用意して先生のお越しを心よりお待ちしています。
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村上さんのご本を買ってきたよとうちの5歳に言ったら凄く感激した顔をして「ありがとう!ウッチャン(本人自称)のね?」と抱きつかれたので、この村上さんは春樹であってウッチャンの好きなヤクルトの村上さんではないんだよと言ったらむくれた。ヤクルトの村上さんも何か書いてください、絵本とか。
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明け方、タイムラインに大体毎日同じくらいの時間に起きてるなあって人達が「コーヒーこぼした」とか「仕事行きたくない」とか「赤ちゃん寝ない」とか「猫のカギしっぽって可愛いな」とかとりとめなく言ってるのを見ると意味なくほっとするので、こういう雑駁な場所が消えないでほしいなと思う4月。
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年長になって4日でもう疲労と風邪でお休みをしている5歳さんですが、今年は小学校進学のための準備の年でもあり、その備忘録のようなものを書いていこうと思います。がんばろうね、一緒の年に1年生になるみんなたち。 1年生に、なれるかな。(1)|きなこ @3h4m1 #note note.com/6016/n/nfadc6e…
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4月に入園したばかりの年少さんが、廊下を迷子にならないようにと、前の子の肩に後ろの子が両手をのっけて長い一列を作って歩く姿が、あんまり可愛らしくてなんだか天国に来たのかと思った。あの小さいおててのえくぼの所、赤ちゃんみたいに細くて優しい髪でやっと結ってあるおさげの形。
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うちの近所のねこちゃんってどうしてハナミズキの咲く小道をてちてち歩いている時にわたしが「あ、ねこちゃんだ」なんて軽く呼んだら「なんだねニンゲン」のような顔をして少しの間立ち止まってくれるのでしょうね、もし私が猫さらいみたいな、物騒なニンゲンだったら危ないんだよ。
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新学年になった春は子ども達がピカピカに真新しい国語の教科書を家に持ち帰るので、私はそれをその日のうちにわくわくしながら全て読むという楽しみがありまして、これは6年生の子の国語の教科書に掲載されている作家の上橋菜穂子さんのエッセイ。東京書籍さんはたいへんお目が高くておられる。
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うちの5歳も年長になり幼稚園は新学期が始まって4月。「自分の身に一体何が起きているのかひとつもわからんのやけど」って園庭を眺めながらぽかんとしている年少さんに 「ぼくのおかあさんどこ行ったんやと思う?」 と聞かれました。どこいったんやろな、すぐ迎えに来ると思うねんけどな。
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あをによし奈良に子どもと出かけたらそれが朝1番の、鹿が空腹でややゾンビみたいになってる時間であって、鹿せんべいを手にした瞬間にすごい数が「奥さんそれ、せんべい?せんべいですよね?」ってわらわら集まって来てしまい、私は割と動物好きなので平気だったんですが娘二人はちょっと泣きました。
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近所の保育園のコドモ達が夕方「さよならぼくらのほいくえん」の歌と降園していたんですけれど、そうか明日からの新年度あの子たちは小学生になるんだ。 そんなわけでうちの子ども達も明日から新学年になります。中3、小6、年長です(ヒィ 新年度|きなこ @3h4m1 #note note.com/6016/n/n7c3c4a…
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乳児期も幼児期もその後の児童期もいろいろ大変だった人が14歳になりました。結果、親も14歳になりました。 ちゃんとした親になるのは大変だなあと思うことです。そして14歳というのは色々あるだろうけれど人類の、一番眩しい季節かもね。 『14』|きなこ @3h4m1 #note note.com/6016/n/n0434db…
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ランドセルの展示場って、次の年の春への希望に胸膨らませたぴかぴかの笑顔のちびっ子だけのいる場所なのかなと思っていたんですけれど 「保育園やめへんし、小学校なんかぜったいいかへん」 といって売り場のスミにしゃがみこんでいる子がいてたいへん愛しいと思いました。
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疲れてくると「それほんとにひつよう?今のあなたの人生に?」というものが欲しくなる私は今、クレープを焼くためだけのフライパンで、フランス人なら大阪民のたこ焼き器くらいの打率で保有しているらしい『クレープパン』をなぜだかもうれつにとても欲しいのでたぶん相当疲れています。
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5歳は昨日大盛り上がりだった野球の試合をテレビで見ていて「むらかみ君」をとても好きになってしまったらしく、それはどういう好きかというと「あたしもむらかみ君みたいになりたい」という方向の「好き」だということなので、お昼はカレー。 あの屈強な身体を手に入れるにはもりもり食べないと。
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卒業生が一人だけの卒業式に図らずも参加したみたいになったという話。病棟で見た卒業式のことなんですけれど『病気を抱えたまま成長していく』ということについて、5歳の就学相談を控えた今、あらためてよく考えてます。 あの日の、あの子の、卒業式|きなこ @3h4m1 #note note.com/6016/n/na741f9…
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そう言えば今日、うちの5歳が「ママあのねえ、これはひみつなんだけど、今日幼稚園の年長さんのお教室に探検にいったらね、年長さんが全然いなかったんだよ…」って声を潜めてこっそり教えてくれたけど、お母さんは知ってるよ、実はねえ、年長さんはねえ、 卒園したんだよ。
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5歳を幼稚園に送る途中、網のはまった側溝になにか大切なものを落としたらしい泣きそうな女の子の元に 「なに落としたん?ちょっと兄ちゃんらこの蓋外したげ」 どこからともなくおばちゃんが風のように現れて作業着のお兄さん達を呼び止め事態を光の速さで収束させていて、私も早くああなりたい。
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11歳の娘が「スズメ、かわいい、かわいいよ」と言うものでこのでかいスズメちゃんクッションを買いましたし、神の作りたもうたスズメのフォルムは大層可愛らしいものですけれど、お母さんはなんて言うかな、小さきものは小さいからこそかわいいということもあるんじゃないかなと思いました、やっぱり。
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5歳を幼稚園に迎えにいったら超ごきげんで 「今日の給食はからあげとゼリーでうれしいものばっかりだった」 春のひかりの中に制服の青いスカートをなびかせてカニュラと一緒に飛び跳ねるので、この小さいひとがこのままこれ以上なににも傷つかず人生を送る方法はないものか少し考えたりした。
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5歳の娘の額の傷の抜糸の形成外科の処置室にはなんだか沢山人がいたけれど、あれが「赤ん坊より遥かにパワーのある、そして説得にも交渉にも一切応じない5歳児がくるぞ」って召集をかけられた研修医の先生方だってことは、私には分かったですよ。
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今日の夕ごはんは餃子なんですけど、5人家族だと包むのもひと苦労で「誰か手伝って」と言うとだいたい一番上の子が 「餃子1日百万個、食は万里を超える」 ってあのCM(わかるひとにわかれ)を私の隣で呟くだけ呟いて部屋に戻ってくれていつもありがとうなワケあるか。
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関東の住んでいるひとに、うちの娘が普段お世話になっている大学病院では入院中、幼児食と児童食で1週間のうち1回おやつにたこ焼きがでるのやで、という話をしたら「またまた~」なんてあんまり信じて貰えなかったけど、夕飯にお好み焼きがでることもあるよ、信じて。
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お薬をもらいに薬局に行ったらば年中さんくらいの、春みたいにからしい男の子が問診票を覗き込んで「これはなんてかいてあるん?」と聞いてはお母さんがそれを読み上げて 「お酒は毎日飲みますかって」 「飲みません!ヤクルトを飲みます!」 などいうのでそれは大変健康に良いことですね。
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子どもらが大変なことをひとつ、またひとつ乗りこえるたびに、その時その子の大好きなもののぬいぐるみを買ってきてしまうのでうちはフワフワもふもふしたもので一杯で、いつか子どもらが大人になった時、ウチはフワフワのもふもふだらけの家になっているのかと思うと、まあそれもいいやんな。