段々見逃せなくなってきた、BS1ワールドニュース「ロシア国営放送ニュース」、今朝の話題は 「マウリポリを解放したロシア軍特殊部隊は、戦闘地域の家を一軒一軒回って市民を保護。保護された女性は一週間ぶりに母親の無事を確認し、涙の再会。保護した特殊部隊員も思わず笑顔」
今日も快調なBS1のロシア国営テレビニュース。本日の話題 「マウリポリでドンバス人民共和国軍が国粋主義者から集落を解放。保護された住民は安堵の表情を浮かべる。 一人のお婆さんは『家のドアを叩く音がするから、「国粋主義者のネオナチなの?」と聞いたら、『大丈夫、私達ですよ』」 ホントかよ
そういえば、BBCの第二次大戦の各国指導者の人物像を比較検討するドキュメンタリーを書籍化した本を読んだころがあるが、英米ソ独伊を一通りやった後、最後に日本があり、「この国の奇妙なところは、誰が最高指導者なのかわからないというところ。わからないのに戦争を遂行しているのもわからない」と
「指導者という個人ではなく、集団主義の国民全体が自発的に戦争を遂行していると思われるが、我々の価値観とは非常に異質である」みたいな困惑気味のまとめ方だった。
こういう分析を読むと、欧米の人達は日本を「真面目に仕事をする」とか「納期を守る」という意味では信用するかもしれないが、本質的に信頼はしない、というか、出来ないのかもしれないと思う。結局、利害関係のつきかいか。
翻って、自分達はどうだと言われれば、少なくとも自分は信用云々は個人個人の問題というか、状況によるとしか言えないが、どこかものの考えた方や捉え方のような本質的な部分で信用できないというよりも、「わからない」という感じ。現象としては理解出来ても、どこまでも腑に落ちる事がない。
自分はどうしても、人間関係を「情」で捉えるだけではなく、「理」で理解しようとする。この辺が自分という人間の器の限界だと思う。
多くのリツイート、いいねを頂き、ありがとうございます。 この本は、地元の図書館で偶々見つけた「ウォー・ロード 戦争の指導者たち」という本です。余り期待もしないで読んだのですが、意外にも一番興味深かったのが日本に関する部分でした。とにかく、書き手の困惑ぶりが伝わってきました。
このような海外の人達による「不思議の国ニッポン」という考察は色々あって、どれも色んな意味で興味深いんですけど、私にしてみると「不思議って言われることが不思議なんだけどなぁ」と思うこともあります。私からすると、海外も不思議の国ばかりだから。誰しも異国は不思議の国、という感じかも。
指導者、指導者って言われると、「君達、リーダーシップがないと秩序が作れないのか、面倒臭い人達だなぁ」と思うこともあります。そんなもんは非常時だけでいいでしょうが、年がら年じゅう存在感あるリーダーなんて鬱陶しいわ、と。こういう事だから、リーダーがいないんだろうか。
私が子供の頃、法事に集まってきて、その後の宴会(直来、なおらいと呼ぶ)でほろ酔いになったじいちゃん方の戦争体験は、新聞や本に載っているようなものとは大分違うアナーキーだったり、ファンキーだったりする内容で、聞く事が出来て良かった。 twitter.com/kingbiscuitSIU…
「ガンダム」がブームになっていた頃でも、有識者が「大学生にもなってテレビまんがにうつつを抜かす者がいて、日本の将来が危ぶまれる」とか述べているのを、新聞で読んだことがある。当時は特撮にせよ、アニメにせよ、「成長と共に卒業する子供の文化」という認識は強かったから、悩みはあった。
NHK新潟のローカル番組だが、興味深い内容だった。新潟県では今農業の獣害被害が一憶二千万円を超え、被害のショックで離農する人も続出しているという。しかし、肝心の猟友会は高齢化と後継者不足。そこで産官学がドローンチームを編成し、猟友会の巻狩りを支援することに。 nhk.jp/p/ts/Y6GJQ815N…
ドローンは赤外線カメラも装備し、上空から視界の悪い森に隠れているイノシシを探知しようとするが、七時間飛んでも発見出来ず、その間に行動半径の外で猟友会が熟練の勘で発見したイノシシを仕留めていた。ドローンチームは次のシーズンに捲土重来を期す。
次のシーズン、ドローンチームは猟友会に先行して現場に展開。事前偵察で川の傍に大きな熱源を発見した。合流した猟友会の一人に赤外線画像を見せると「群れだ」。早速猟師達が標的の熱源に向かうと、動き出した熱源が10匹のイノシシの群れだと判明。ドローンで熱源探知をしながら、無線で猟師達を誘導
ドローンで上空から群れの位置を捕捉し、猟友会が包囲して群れの半数を仕留めた。ようやく成果が出て、猟友会もドローンチームも笑顔が出る。他にもアライグマが増加傾向で、研究者は「既に初期の封じ込めの段階は過ぎて、生息範囲が北に広がっている。今から対処するしかない」と。
この番組がお!と思ったのは、大体こういう獣害関係ってニュースでは何故か和みネタ扱いだったりするが、これはシリアスな内容で「イノシシは田を荒らす、新潟米最大の敵」と呼び、一貫して「地域の脅威との戦い」という描き方だった。やっとこういう内容の番組が出た。
上空から赤外線探知されたイノシシの群れと追う猟友会の人達の画像は、なかなかインパクトがあった。
そういえば、この前NHKスペシャルでも獣害対策のレポートやっていて、又状況が違うのかもしれないけど、なんだか牧歌的な内容で違和感があった。「動物たちと上手くつきあおう」みたいな感じ。しかし、こっちは「生活がかかっているから情無用!」で、界隈の雰囲気としてはこっちがリアル。
自分の知り合いに、中山間地で棚田をしている人がいて、「棚田」なんて聞くとNHKの「映像詩」みたいな風景を思い浮かべるかもしれないが、その人は仕事の都合で町場に住み、仕事の前の早朝や週末に20キロぐらい離れた(界隈の感覚では物凄く遠い、わけではない)山へ通っていた。結構負担だった。
しかし、ある年の秋、稲刈り寸前にイノシシに稲を全滅させられた。収穫はゼロになったばかりではなく、JAの担当者に現場を見せると「獣の臭いが強いから、来年作っても米も臭いがつくかもしれない(売りものにならない)。一年休んだ方がいい」。その間に田んぼの周囲に電気柵を張り巡らした。
その人は一年後に米作りを再開して、初夏の草刈りをしているとイノシシが出現し、電気柵を突破しようと何度も体当りをしてきたという。イノシシは感電して、焦がした体毛からブスブス煙を上げながら逃げて行った。しかし、今度はサルの群れがやってきた。
サル達は電気冊に触って感電すると、周囲を集団でうろうろして様子を見ていたという。穴を掘ってみたり、不穏な行動をする事もあって、人里離れた場所でたった一人で作業しているから、何かあったら嫌だと言うので、テレビでドローンをサル対策にしているのを見たと話すと「どこで買えるんだ?」
その後、その人は大病で入院して、農業を続ける事が出来なくなり、サル対策をどうしたのかは知らない。農地を親戚か誰かに託したかもしれないが、もしかするとドローンを使っているのだろうか。
いや~ここまであからさまな発言をする政治家って、ちょっと記憶にない。記事の最後に出ている発言は非常に重いかもしれない。 「平和な世の中に奇抜な政治家はいらない。僕みたいな政治家が誕生しているということは、平和が崩れそうになっているということですよね」 asahi.com/articles/DA3S1…