たしかにNBCのガスリー氏とトランプ大統領の丁々発止をみると、日本の多くの記者は最初から迫力負けしていると感じざるを得ません。日本では会見を重視しない記者が多く、それゆえ質問の事前提出やパンケーキ懇など米欧ではありえない慣行が継続。今日のガスリー氏、日本の多くの記者に見て欲しいです twitter.com/mas__yamazaki/…
トランプ大統領のタウンホール。NBCアンカーのサバナ・ガスリー氏は”税務申告関連資料を今夜公開すればいいではないか”と迫り、激しい丁々発止のやりとりでした。やはりジャーナリズムとはこうあるべきで、菅首相の不透明なパンケーキ懇や制限だらけの「グループインタビュー」ではないと私は思います
→上西充子氏。「記者側から機会を捉えてオフレコ取材をすることは必要だが、首相の側から『おいで』と誘い出されるのではある意味ワナだ」 同感です。官邸のオフ懇は、会合の存在が明かされる一方で記事にできず、首相側が記者を抑え込む一種のマウンティングに見えます(続 mainichi.jp/articles/20201…
米国の記者会見だとベテランの記者が質問しますよね。日本では官邸の記者は若手が多い。質問が少し稚拙に感じることもありました。キャリアを積んだ記者が厳しい質問を浴びせ官房長官も逃げずに相対するようになれば歯止めにつながるのではないでしょうか 藤村氏の話,同感ですasahi.com/articles/ASNB7…
→「日本学術会議の会員候補6人を任命しない理由を、政府が明かさないのは、大変巧妙なやり方です。『胸に手を当て考えてみなさい。理由は、ちまたで言われているとおり』。当事者たちに、そんな暗黙のメッセージを送っているのです」 asahi.com/articles/ASNBD…
トランプ政権で、飛行機やバス、電車など公共交通機関でのマスク着用を義務づけようとしたCDCの取り組みを、ホワイトハウスが阻止していたとNYTが報じました。トランプ大統領本人が新型コロナウイルスに感染した今、WHへの批判が高まるのは必至です。大統領選終盤までコロナが主要テーマになりそうです twitter.com/nytimes/status…
菅首相。「総合的俯瞰的」との言葉について「広い視野に立って、バランスのとれた活動を行う」意味だと説明。6人は”視野が狭く、バランスがとれていない“と示唆した形で、思想信条への介入であり大問題だと思います。菅氏は直後にその点を質され「それはない」と否定しましたが、論理矛盾だと思います
菅首相による学術会議の任命拒否の違法性を指摘されて、逆上した政府与党が、学術会議自体の廃止をちらつかせ、威嚇しているように見えます。菅氏の任命拒否は問題が深く、行革とは全く別問題。日本のメディアは任命拒否への追及を緩めず、菅首相に記者会見を求めるべきです。 asahi.com/articles/ASNB9…
→83年の中曽根首相答弁。“政府が行うのは、形式的任命にすぎません。したがって、実態は各学会なり学術集団が推薦権を握ってるようなもので、政府の行為は形式的行為であるとお考えくだされば、学問の自由独立というものはあくまで保障されるものと考えております“(続 #note note.com/mu0283/n/nd240…
→英FT紙。「今回の問題は『蜜月期間を早期に終わらせかねず、菅氏の非情な政界の黒幕としての評価を強調することになるだろう』と指摘している」 菅首相による学術会議の6人の任命拒否。学問の自由や科学に政治が介入しているとして、世界のメディアに報道が広がっています mainichi.jp/articles/20201…
→英ネイチャー誌。「学術会議は科学者の声を代弁する独立した組織だが、菅首相が、政府の科学政策に批判的だった6人の学者の任命を却下した。首相が任命する制度になって以来、初めてのことだ」 asahi.com/articles/ASNB8…
続)菅首相は裏のパンケーキ懇だけで会見に応じず、加藤官房長官は1社1人の会見出席制限を継続。普通の会見が、そんなに怖いのでしょうか。「前例や縦割り打破」を掲げながら、自らはかつての自民党の「記者懇至上主義」に逆戻りした形で、いまの日本や世界で通用しない前時代的な政権運営だと思います
同感です。官邸は、コロナ対策を理由に首相や官房長官会見での1社1人などの制限を不自然に続けてきましたが、菅首相がパンケーキ懇で密室で大勢の記者と懇談した今、官邸会見で記者の出席人数を制限する根拠は消滅したと思います。会見を元に戻し東京・望月記者ら多くの記者が会見に参加すべきです(続 twitter.com/karyn_nishi/st…
→「菅義偉という人物の教養のレベルが露見した。『学問立国』である日本に泥を塗った行為。一刻も早く改められたい」 菅政権が学術会議を巡り「法律解釈を勝手に突然大きく変えた」行為は、行政による実質的な立法行為に等しく、野党だけでなく与党も怒るべき話だと思います asahi.com/articles/ASNB7…
この菅首相インタビューに限らないことですが、おおよそ論理的でなく、一般社会では通用しないような回答で「問題ない」「指摘は当たらぬ」と語気を強められた際、記者が黙り、他社も援護しないことが、非論理的な回答を許す原因になっていると感じます。パンケーキ懇より、丁々発止の質疑こそ大事です
菅氏は「学問の自由とは全く関係ない。どう考えてもそうではないか」と強弁。しかし拒否は、6人が研究や見識に基づき過去の政府方針に異議を唱えたことを政権が問題視した可能性が高いのは明らかです。記者は「どう考えても学問の自由への介入にしか見えぬ」と反論すべきでしたasahi.com/articles/ASNB5…
米大統領選。スタンフォード大のオキモト名誉教授はバイデン氏勝利の可能性が高いとする一方、「もしトランプ氏が勝った場合、日本は同氏への接し方を考え直すべきだ。日本は、世界ではトランプ氏の行動を容認している国とみられ、それは日本の立場を弱体化させるからだ」(続 asahi.com/articles/ASNB1…
菅首相”インタビュー”。質問は事前通告で菅氏はメモを読むばかり。学術会議などで僅かに再質問があっただけで、実質「朗読会」。米国では当然あり得ず、日本の他の記者会でもこんな取材はありませんでした。多数社が出たパンケーキ懇に続きこれでは、あまりにひどいと思いますyoutu.be/oXYA_-ffMKI
山尾氏の主張、驚きました。学術会議問題は、菅政権の”密室で決め説明しない”、”人事による恐怖政治で支配する”という本質が露呈した形で、任命拒否自体に違法の疑いが強いのに、立法府の野党の国会議員がその本質を国会で質そうとせず、政権側に、うまくかわすための戦術を指南しているように見えます twitter.com/ShioriYamao/st…
菅首相のオフ懇。学術会議問題で菅氏の説明責任が問われる最中に、記者が追及もせずに首相と「パンケーキ」を食べていたとは悪い冗談のような話で、怒りと同時に悲しくもなります。読者視聴者にどう見えるかという想像力のあまりの欠如。京都、東京、朝日の欠席は当然で、懇談でなく会見が必要です(続 twitter.com/tanakaryusaku/…
朝日新聞の記者はこの懇談会を欠席しました。首相は日本学術会議の新会員に6人を任命しなかった問題をめぐり「法に基づいて適切に対応した結果です」と記者団に答えるにとどめています。朝日新聞は、首相側に懇談ではなく記者会見などできちんと説明してほしいと求めています asahi.com/articles/ASNB3…
菅首相による、学術会議人事についての「法に基づいて適切に対応した」という発言。 中国当局が、香港やウイグルへの統治強化の際に使う表現と全く同じ、というのは非常に興味深いです。同僚の冨名腰・北京特派員の指摘です。 twitter.com/funakoshi_ta/s…
菅氏について「苦労人」「パンケーキ好き」と表層的な報道を繰り返してきた日本のメディアは猛省すべきだと思います。今回明確になった<人事の恐怖政治で支配><密室で決め、説明しない>点こそ本質的だと感じます。メディアはオフレコ懇を拒否し、会見を要求すべきです(続 asahi.com/articles/ASNB2…
続)日本メディアはオフレコ懇について「癒着はしていない、取材のために必要だ」と強調するでしょうが、米国ではその論理は通用しません。NYTの記者綱領にある通り、米国では取材先との実際の関係だけでなく、「外からの見え方」が重要です。日本メディアも内輪の論理から脱皮し、読者側に立つべきです
学術会議。<密室で決め、説明しない><人事による恐怖政治で支配>という菅政権の本質が明確になったと感じます。特に学術会議という、いわば外縁まで監視していることを明示し、官僚ら中枢にメッセージを発しているように見えます。陰湿で非常に危険な統治手法だと思いますmainichi.jp/articles/20201…