ぬまがさワタリ(@numagasa)さんの人気ツイート(古い順)

レディプレイヤー1、「ありがとう、私のゲームをプレイしてくれて」という感動的な台詞を聞くと、こちらこそありがとうスピルバーグ…あんたの代わりなんかいねえよ…ってなるし、同時にあの良くも悪くも古臭い男女キスENDとか見ると「あ、もう《次》がどんどん来てるんで安心していっすよ」となる…
『レディ・プレイヤー1』、色んな人が言ってるけどスピルバーグの遺作みたいな映画で、「私のゲームを…」のセリフとかほんと泣いちゃうんだけど、スピルバーグが(最良の意味でもそのままの意味でも)「前時代の人」なのだと強く認識させられる作品だし、まさに浸ってないで進めてかなきゃよな…と。
世界(デカ主語)、基本的に「いま権力を持っている側」がその権力を使って自らに有利な世界を死に物狂いで維持してるので、大抵の選挙結果は失望よりも「まぁ、だよな…」という感情が先に来るが、諦念は権力側に好都合なだけなので、変化もまた(ゆっくりだとしても)常に起こっていると信じよう…。
ポリティカル・コレクトネスの議論で、日本の一部の「海外から押しつけられたポリコレなんて!」的な反発が不思議で、最近の日本で凄くヒットする作品、例えば鬼滅も進撃もハンターもダンジョン飯も大概(作品内では過激な表現もあるけど)ポリコレ的だと感じるんだけどな。なんか誤解してね?と思う。
今この局面での医療従事者、「なんか稼ぎすぎちゃって悪いなぁ〜」ってなるくらい手厚い報酬をゲットして儲かりまくってレディプレイヤー1のラストみたいな絵面になっても誰も文句言わない(言えない)数少ない存在だと思うが、なんでこんな真逆のことになっちゃってるんだ… www3.nhk.or.jp/news/html/2020…
レジ袋の有料化を巡って「店の負担が大きすぎる」とか様々な意見が出るのは健全だけど、「ビニール袋の削減なんか意味ない」という安直な結論には飛びつかないでほしいとは思う。ビニール袋が環境、特に海に甚大な影響を与えているのは事実なので…。拙著『ゆかいないきもの図鑑』より一例(下の方)。
英語で「ライオンの群れ」が"a pride of lions"になったり、動物の「群れ」を表すときの表現=集合名詞(collective noun)が動物ごとにかなり多様で興味深いので、いくつかイラスト化してみました。日常会話でお役立てください(無理かも)
最近マンタについて調べてて、マンタの群れを表す際にschool of rays(エイの学校)という表現をよく見るな…?あ、もしかして『ファインディング・ニモ』のアレそういうこと…?と思いかけたけど、調べたらschoolは魚全般の集合名詞だった。「メダカの学校」、英語的に正解! youtu.be/74mdJUaRNaA
死を決断するほど追い詰められた人に「命は大切」みたいな他人の言葉は届かないと思うし、究極的には本人の選択だから、それを絶対悪のようにも言いたくない(知人も何人か亡くなっているし)。ただ「別に今日じゃなくていいか」「明日でもいいか」と先延ばしをしてくれることは願う。できるだけ長く。
現実世界、やっぱりひどいことも多いし、特にこのご時世で希死念慮が湧くのなんて(弱さとかでなく)別に普通だから「何がなんでも生き続けろ」とか言えないんだけど、人生の流れが変わって「あの時死ななくてよかったな」という人も必ずいるだろうし、今死にたい人…明日じゃだめ?とは常に言いたい。
ちょうど『タクシー運転手』を見返してて、1980年の光州の民主化デモについて「学生が暴動を起こした」って国内のフェイクニュースが流される場面があり、同じことを今ネトフリ日本がやっちゃったんだからそりゃ批判されるわな…と(訂正されたけど)。なんで弾圧する側の視点で紹介しちゃったの…。
動物の「群れ」を表す集合名詞(collective noun)のイラスト、第2弾も作ってみました。前回も同様ですが、集合名詞は一種の動物に複数あることも多く、ここでは(実際の使用頻度はともかく)興味深い単語を選んでます。チャンスがあれば英会話で使ってみてください。ラクダがいっぱいいた時とか…。
世間的には土用の丑の日らしいので恒例のウナギ図解を貼っておくか…(『図解なんかへんな生きもの』より)。描いたのは数年前ですが、残念ながらウナギをめぐる状況にはあまり改善がないようなので、心ある人間どもの皆様はウナギへの蒙を啓いてください。どうぶつの森でも絶滅したっぽいし…
@kaneda_junko ブチハイエナ、色々と興味深すぎますよね…!(生々しいので図解では詳細には踏み込みませんでしたが…) 従来の性の常識へのアンチだなオメー!?みたいな生き物に心躍るタチなので、最新作でも「トリカヘチャタテ」という「メスがオスにペニスを挿入する」昆虫を扱ったりしました…
オーストラリア森林火災、結局どれくらいの被害があったのか…という記事、辛いけど目を背けるわけにもいかず読んでいる。やはり想像以上に深刻。人類の営みの結果、気候変動などの影響で巨大火災が連発する現代に「Pyrocene(火新世)」という名前が与えられているという…。 wired.jp/2020/07/24/the…
ラッコが70年代にカナダの海岸に再導入されて以来、漁師の収入源である貝などを食べまくって漁業がヤバイ?と思いきや、ラッコはコンブ類を侵食するウニも食べてくれるので、生態系が豊かになり、結局は漁業に大きな経済的利益を与えた。観光にも多大な恩恵(かわいいので) afpbb.com/articles/-/329…
布マスクもっかい配ろう作戦(8千万枚)の代わりに、医療従事者にちゃんとお金払うのでやめないでくださいお願いします作戦にした方がいいと思うな。(布マスクはなくても困らないけど医療従事者はいないとみんな死ぬので) twitter.com/numagasa/statu…
何事も斜に構えて冷笑するスタイル(芸風?)の人が、態度や言葉遣いこそ知的っぽいけど発言をよく読むと間違いだらけなことも多く、知識にせよ技術にせよ何かを習得するためには一種の情熱が不可欠だから、常に冷笑的な姿勢を選び続けたがゆえに何も身につかなかったという単純な話なのかもと思った。
レベッカ・ソルニットが『それを、真の名で呼ぶならば』で「無邪気な冷笑家」という概念を提示してて、特に勉強も行動もしてないのに「現実は変わらない」と冷笑する人のことなんだけど、「無邪気な」って残酷なほど適切だなと思う。単に無知で怠惰なだけなのに、それに気付けないほど無邪気っていう。
こういうこと書くと「私もかな…」と無用なダメージを受けちゃう人もいるかもだけど、ソルニットが「無邪気な冷笑家」として想定してるのは(最近でいうと)グレタ・トゥーンベリ氏をバカにしたくてたまらない大人とか、優生思想に反対する声を冷笑したがる感じの人だと思う… twitter.com/numagasa/statu…
「冷笑家は、自分が愚かではないことと、騙されにくいことを、何よりも誇りにしている。しかしながら、わたしが遭遇する冷笑家たちは、愚かで、騙されやすいことが多い。」(『それを、真の名で呼ぶならば』p.66) レベッカ・ソルニット、鋭利な刃物の如くキレキレである…。
現実社会で無差別殺人とかする人間が「誰でもよかった」とか言いながら結局は自分より弱い人しか襲ってなくて「嘘つけ、誰でもよくないだろ」ってなるけど、今日観た映画『悪人伝』の殺人鬼はマ・ドンソクを襲っていたので「あ、本当に誰でもいいんだなこいつ…」と(邪悪な奴なりに)説得力があった。
ウナギ問題って紛糾してるけど結局なんなの?という人向けに、ざっくり知識を得られるウナギQ&Aを作ってみました。7月の「土用の丑の日」は終わりましたが、今年は8月2日も土用の丑の日(二の丑)なので、この機会に意識してみてね。参考文献『結局、ウナギは食べていいのか問題』もぜひ読んでウナ〜。
この件、環境問題への意識がしっかりした若い世代が常識的な提言を行って、環境問題への意識がしっかりした企業がそれに応じたというだけの話なのだが、ネットには「過剰な正義」とか「テロリズム」とか「勉強しろ」的な冷笑が溢れてて、勉強が必要なのはどっちだよと思った。 tokyo-np.co.jp/article/45907
コロナにはうがい薬が効く!みたいな珍説が日本で飛び交う中、WHOが「新型コロナへの特効薬なんかないし今後も見つかるかわかんないからね!」と釘刺してるのはタイムリーだ。シビアで悲観的な見方だけど、よくわからない楽観を垂れ流すよりずっと多くの人の命を救うだろう。 bbc.com/japanese/53645…