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試しに、理論宇宙物理学者@k_kamada13 に「三角関数なんて勉強して何の意味があるんですか?って聞かれたらどう答える?」と聞いてみたところ、10秒ほど沈黙した後「うーん、あんなに綺麗だしなあ……」とつぶやいていた。その感性が素敵だと思った。
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さかおりさんという方が執筆された記事だと教えてもらう→利用者ページを見に行く→「八丈小島のマレー糸状虫症」というまた別の秀逸記事に行き着く→仕事が進まない(イマココ)
ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%A9…
@jumbo762 @nemurikyoushiro
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本当に使う時は「もうこの人とは喧嘩別れしてもいいな」という相手に限りましょう(割とキツい表現)
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「理科系の作文技術」。有名。「理科系」と銘打っているが、レポート、論文、報告書、申請書など「誰に、何を伝えるのか」が明確な文章の書き方を解説している。いわゆる理系・文系関係なく役に立つ。40年前の本なので、文体は古さが否めない。高校生なら多分読める。
amazon.co.jp/dp/4121006240
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大学に入るよりももっと前、小・中学生のお子さんに文章の書き方をどう教えればいいかと悩む場合は、@yuyu2000_0908 さんの以下の漫画がお勧めです。パパかっこいい。
note.com/yuyu2000_0908/…
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これまで、様々な研究者のオフィスを見る機会に恵まれてきた。ミニマリズムを体現したものから、熱力学第二法則に素直に従ったものまで色々とあるが、後者の極致が宮脇先生 @RIKEN_CBS のオフィス。本当にかっこよかった。
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結局、週1検査のサンプル採取を自宅で行うことで、この問題は収まった。さらに開発現場では、増幅前のサンプルを扱う区画を分け、厳しい取扱管理をすることでamplicon汚染を回避するようになった。多数発表されている新型コロナウイルス検査法開発の裏側には、こんなエピソードが隠されている。7/終
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Springer Natureは、COVIDの影響を受ける学生や教員をサポートするために、発行する様々な科学分野の教科書(大学以上〜専門家向け)500冊以上のPDF版を無料公開。顕微鏡をやっている人なら、Handbook of Biological Confocal Microscopyはぜひとも手に入れておきたい一冊
springernature.com/gp/librarians/…
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1)多くの研究が、この薬の標的であるアミロイドベータタンパク質の蓄積はアルツハイマー病の原因ではないと示唆している(作用機序に対する疑問)
2)FDAの専門家パネルは患者にもたらされる利益が不十分として、昨年11月に申請却下を答申したが、これを覆した(有効性に対する疑問)
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3)「市場に出た後で追加の臨床試験を行って、有効性を評価する」という条件付き承認なので、その結果次第では承認が取り消される可能性がある
4)そもそもアルツハイマー病の進行を遅らせる薬であり、進行した認知症を元に戻すことはできない
僕は専門家ではないのですが、この辺りがポイントかと。
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この問題は、検査法開発そのものにも大きな影響を与えた。Ampliconに汚染された実験エリアでは、どんなサンプルからもコロナウイルスが「検出」されてしまい、検査法が正しく動いているかどうかわからなくなった。自分たちの研究所ではないが、開発そのものが続行できなくなったと言う話も聞いた。6/
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この増幅したDNA(amplicon)が検査陽性の原因だった。なんと、ampliconを扱うエリアにしばらくいただけで、陽性になることがあるとわかったのだ。おそらく実験中にわずかに飛散したampliconがあたりに散らばっていたのだろう。そしてPCR検査でも、微量なものより、多量なものを見つける方が簡単だ。5/
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先日、大学院生に「制限酵素って何に使うの?」と聞かれた。「僕が大学院生だった頃はね、DNAをクローニングする時は制限酵素で切って、リガーゼでつなげてたんだよ」。Gibson Assemblyが当たり前となった今、いつかは現れると思っていたが、ついに…。
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「Twitterは議論に向かない」という話があるけれど、実際には「Twitterには議論に向いている人とそうでない人がおり、前者が集まった時のみ建設的な議論が期待できる」なんじゃないかなと思う。ちなみに、Twitterを世の中に置き換えてもほぼ成り立つ。
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最新の顕微鏡技術「AO-LLSM」が捉えた,はたらく白血球(好中球)さんの姿はこちらになります (Liu et al., Science 2018).ビデオ中央で活発に動いているのが白血球.#はたらく細胞
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小学生たちの目が一番輝いたのは、講演の後で質問に来た子に「これは君達向けじゃなくて、研究室セミナー用の資料なんだけどね」と言いながら、生データを見せてあげたときだった。いつかの日か、あの中から1人でも科学者になってくれたらいいな。
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検査陽性者が出ると、その人はもちろん、同じエリアで働いていた人も濃厚接触者として扱われ、まとめて2週間の隔離となる(現在は3週間)。ところがこの「陽性者」たちは、その後の追加検査で、実際には感染していないことがわかった。では、なぜ1回目の検査で陽性の結果が出たのか? 2/
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ちなみに、彼の答えは「関数の性質や微積分を学ぶ上で最適で、直観的な理解もできるから」だった(理解が間違っていたらごめん)。さらに物理学者2人も加わって話したが、最終的に、あまりに三角関数が自分達の仕事に関わりすぎているため、それを学ばない世界が想像できないという結論に達していた。
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全員に共通していたことは、新型コロナウイルス感染の新規検査法を開発しているか、その開発現場の近くで働いていることだった。いま、最も一般的に使われている検査はRT-qPCR法だが、より安価で迅速な検査、医療アクセスが限られる途上国でも使える検査など、新規開発の余地はまだ残されている。3/
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詳細は省くが、新しい検査法には、サンプルに含まれる微量のRNAをDNAに逆転写してから、さらに増幅して、その後に検出するというものが多い。微量なものより、多量なものを見つける方が簡単だからだ。そのため開発現場では、コロナウイルスがもつRNAに対応するDNAを増幅する実験が行われていた。4/
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このツイートに対して「学会/懇親会に子供を連れてくる方が迷惑」「老害と決めつけるのはおかしい」といったコメントをする人がいたようですが、気にせず子連れ参加できるようになることこそ、学会が目指すべきあり方だし、最初のクレームを入れた人は端的に言って老害でしょう. twitter.com/haruyo_y/statu…
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実験生物学者がプログラミングを学び、バイオインフォマティシャンと同じ土台で話ができるようになっておくことは本当に大事>「生物学者がプログラミングを学ぶための10のシンプルなルール」PLoS Comp Biol journals.plos.org/ploscompbiol/a…
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「この画像が示すDNAおよびRNAは模式化として不適切である。その理由を4つ挙げよ。」(2014年○×大・院理)とすれば、院試の試験問題になる気がする。 RT @yoske_moli pic.twitter.com/d3sEaPBVVT