26
ツイッターだと「嫌な人間とは距離を取れ」「飲み会なんていらない」「体育の授業は体の動かし方を教えないし無意味」みたいな意見が多いが、それもあっち側(?)からは「三角関数なんていらない」みたいなものに見えてる可能性はある。
27
「ルックバック」も「ゴールデンカムイ」も「現実に起きた悲劇の書き換え」というリヴィジョニズム的欲望が根底にあるような気がするが、ゼロ年代では「パラレルワールド」や「ループもの」みたいなメタフィクション的構造が要請されてたのに比べると、今はもっと直接的な感じ。
28
でも「今の若者はハラスメントをしないし進歩的だ」って話と「今の若者は批判を好まない」って話は同じことの裏表にしか感じられないけどな。
29
批評ではなく考察が好まれるのも、考察には価値判断に伴う暴力性が薄い(ように見える)からだろう。
30
現代アートのイコノクラスムを実践している中学生のことはさておき、美術館とかに行くと「こんな無防備でいいのか? 俺はいつでもこれを壊せるんだぞ……」という緊張感に襲われることはよくある(そして美術館の価値は半分くらいそういうところではないかとすら思っている)
32
サイゼリヤで炎上してた平和な世界に戻ってほしい。
33
東浩紀さんが炎上するのは選挙の風物詩みたいなもんですが、今回のは思想や意見の問題というより「人の話をちゃんと解釈できていない」「noteが全然言い訳になっていない」という単純な知力の衰えの点で悲しみがありますね。
34
「安倍晋三国葬」と「森喜朗胸像建立」、どっちもツイッターのオタクの悪ふざけにしか見えないが現実らしいので迫力がある。
35
角川春樹・角川歴彦のキャラクターに忘れられがちだが、彼らの姉である辺見じゅんは出版社・幻戯書房(幻戯というのは角川源義邸の異名に由来する)を作りルリユール叢書などの優れた本をたくさん出しているのでした。
36
「洗濯バサミはフィクションなんだからリアリティがどうとか言うな」という話と「細田守作品は福祉や行政の描写が全然描けていないからリアリティがない」という話が同時に流れてくる。
37
長渕剛や松本人志を見るたびに「年取ってから急に筋トレに目覚めたツイッタラーたちもいずれこんな感じになるんだろうな」と思ってます。
39
椎名林檎の炎上、連休前に発表して連休中に炎上しているというパターンなので、まったく対応していない椎名林檎の所属事務所がめちゃくちゃホワイトである可能性はある。
40
「最近の若者は道徳的にアップデートされてる」という話も「でも、ひろゆきが人気なんでしょう?」で完全に論破できる。さすが論破王だ。
41
岸田総理がやられたときのルフィ「クーポンのおっさーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!
42
みんなが資産運用の話をしてるの見ると、みんなが就活を始めたときの「そういうのってどこで知るんだ?」というあの感覚を思い出す。
43
「Twitterやってたからいろんなものに出会えた」という人もいれば、「Twitterやってたせいで人生が狂った」というひともいるのて、Twitterは大学院に似ている。
45
Twitter、「課金しないとブロックやミュートができない」みたいな設計にすると課金する人増えそう。
46
「頭はいいけど心がない」みたいな批判、インターネットのオタクは大体そういうキャラに憧れてるから効き目が薄い。
47
櫻井孝宏の記事、A子さんやB子さんの複雑な人間関係がくり広げられており「何かの試験の問題文か?」というくらい目が滑っていった。
48
かつての「フリーターは自由な生き方」から現代の「風呂無し物件がブーム」になっていくの、こういう「労働問題を綺麗な感じに粉飾する」系の話題も順調に貧しくなっている感じがするな。
49
「博士号を取ってる」とか関係なく、専門知を持ってる人が全然関係ない業種で働くことになったらそりゃ愚痴りたくなると思う。
50
Twitterのトップが「動物を使ってバズりを狙う」というダメなツイッタラーが陥りがちな手法に頼りだして悲しい。 twitter.com/elonmusk/statu…