富野由悠季bot(@tominobot)さんの人気ツイート(新しい順)

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ただ赤く塗っただけでシャア専用を名乗るような商品は、どこか間違っていると思います。誤解を恐れずに言いますが、赤いだけという志の低い商品は、ぼくの目の前からなくなってほしいと思っています
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『キングゲイナー』では、これまでやってこなかったこと、つまりキャラクターを一人も殺さずに終わらせようと決めて、そのためにしんどい思いをしながらも、逆転劇を積みかさねていきました。それでスキルを獲得できたからこそ『Ζ』の劇場版もまとめることができたと自負しています。
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小〜中学校で「あなたには個性があるから伸ばしましょう」と言われてきた20世紀型の“オールドタイプ”の子は、言われてしまったそのときから、視界がバンと狭くなります。自分が興味あることだけやればいいと思っちゃう。
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「逆襲のシャア」にベルトーチカを登場させてしまうと、どうもアムロが結婚したかもしくは長い間同棲していた主人公ということになってしまって、出資する関係会社から「そのような主人公でロボットモノを描いていいのか」という疑問が出てきたのです。
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オタクは人畜無害以前の”消費者”でしかないんじゃないかと思う。オタクを論じている場合ではないと思うのよ。荒れ果てた状態に地球を陥れている恐ろしい存在についてこそ、話し合うべきだよね。オタクは、ぬくぬくとした囲いのなかでしか生きられない存在だからね。
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きれいな絵、きれいなねーちゃん、きれいなヌード……きれいなもの、ぱっと見れば見た瞬間は気持ちいいです。が、2回見ますか? 不思議と2回、3回見ていいものは、きれいなだけのものでは絶対にないんですよ。そこは忘れていただきたくない。
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インターネット上のオマンコ見てセンズリかいているだけで、生のセックスに興味を持てない、本物の女性を怖がる病理現象と、『死ぬこと』が実感出来ない感性の人々の実在を見せつけられただけで、そう、あれはカルテに見えるんですね。(エヴァについて)
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今ではガンダムというとシードやデスティニーですからね。非常にムカついてます
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エンターテイメントは消費を拡大させるだけです。しかし絶対作っていかなければなりません。死ぬにしても泣きながら死にたくはないし、愛する者が泣きながら死ぬのも見たくないですから。だから次に作る作品は、せめてそれを見ている間は楽しく幸せな気持ちでいられるものにしたいのです。
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「もう地球なんて、日本なんて先がないんだよ。だけど歴史的に見りゃそんなもんだろ、へへへ」っていうことを、年寄りが若い世代に向かっていうことは、基本的にしてはならないことだ
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つまらない作品であるのならば、さっさと忘れて、他に楽しいことを見つけるなりやるなりするでしょう。それが普通の感覚ですよ。 そういうこと出来ない連中が、ネットでいつまでも憂さ晴らししている。 非常に非建設的な話で、言うならば『時間と人生の無駄』ですよ。
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映画というものを大人たちが営業をかけた時に、要するにジャンルわけをする。ターゲットは何歳だという風に営業をする。あいつらの事が、本当に嫌いです。いつまでも敵だと思ってます
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20代の人には想像もできないことをこちらは経験している。それは劣化。20代が「僕の人生つらい、世の中つらい」と思っている以上に、こっちの劣化の速度は速いからもっと切迫感がある。要するに20代に言いたいことは一つ。「甘っちょろいことを考えて何ができるんだ」それでおしまい。
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まずアニメおたくは帰って下さい
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「俺はこれが絶対なんだよね、お前ら!! これ!」というものが封じ込められていないものは、どんなきれいなキャラクターやストーリーを作ろうと、やはりだめなんじゃないのかな。
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中学までの集団というのは、趣味や職業適性などが根本的に違う人たちの集まりなんです。共通の目的意識を持った人でないと「本当の友達」にはなれません。極端に言えば、高校まで友達が見つからなくても気にしないでください。
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(映画版でG-セルフの目に瞳を入れたことについて)「ラブライブ!」の少女たちの瞳でさえもかなりの描き込みとデジタル処理でキラキラさせている。それを人間の十数倍あるG-セルフでやっていなかったのは手抜きであろう
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僕には偏見があって、おもちゃカラーが大嫌いなんですね。でも、一分の一ガンダムは僕が直接担当してなかったから、赤青黄の三原色+白というおもちゃカラーそのままで作られた。それを見たときに、おもちゃカラーの力にびっくりしたんですよ。
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じいちゃん、がんばるぞ!! --- 劇場版『Gのレコンギスタ』富野由悠季総監督メッセージ映像 youtu.be/gyPeqqeHMNY @YouTubeより
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“ファーストガンダム”の劇場版三部作、今見ても面白いんですよ、つくった張本人なのに。見直すたびに新発見がある。“作品”は作者を乗り越えていくんです。作家が消えても作品として残るんですね。
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Zの仕事が入ってからはガンダムが大嫌いだった。ガンダム以外の仕事ができる安彦さんと大河原さんがとても羨ましかった。でも、ずっと応援してくれる1stのファンに向かって、俺はガンダムのせいで馬鹿になったとは言えない。だからガンダムを好きになる努力をし、ここ7、8年で好きになった。
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でもやっぱり『∀ガンダム』を作ったことを後悔しないです。 むしろ『Vガンダム』の時みたいに、スポンサーの都合だけが優先するという現象を見て、気持ちが悪かったことに比べたらずっとイイ。 当時はそういうスポンサー優先の製作体制に殺されてしまうと、本気で思ってました。
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エンタメのキモはその時にヒットするかどうかがまず最初にあるべきです。だから宮崎アニメみたいなあり方が正攻法だし羨ましくもある。「時代の言葉が埋め込まれている」「後から考えてみれば…」「年をとったら分かる」それはエンタメのあり方の評価としては、かなり質が悪いと思います。
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ぼくは、SM趣味をデスクのうえで描くことで発散させることができたので、犯罪者にならずにすんだという実感が明確にある。
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オタクになるとたこつぼに入る。社会に向けて表現するという行為者になれなくなっちゃって、その典型的な例は映画好きが映画を撮るってやつ。文化人に成りえているやつほとんどいない。