コロナが減り,呼吸器内科の先生方からは,「余裕がでてきた」という声が聞かれます. かわりに,この数日増えてきたのが脳出血やくも膜下出血で,脳外科の先生方はヒーヒー言ってます. 急激に寒くなってきたことと関係しているのではないかと考えています.
「ボクがパパのキンタマのなかにいたんだと思うと、生きているのがつらくなる」 と小2の息子に言われ、パパは落ちこんでます。
患者さんがよくなって、抜管できたと思ったら、別の患者さんが悪化して挿管する(喉に管を入れて人工呼吸器を装着する)という自転車操業が続いています。 最近の重症患者さんを見てきて強く思うのは、やはり、 「ワクチンは打つべき」 ということです。
(a)児童相談所に連絡する。 (b)医療者側が診療を拒否する。 (c)無輸血治療を最期まで貫く。 (d)免責証明書に両親の署名を求める。 (e)患者本人の同意に基づいて輸血する
精神病院や老健のクラスターは、間違いなく職員が起点になっている。 そして職員は、だいたい家庭内感染。 もうこりゃどうしようもないよ。
イヌに咬まれた後に、DIC、ARDS、急性腎不全で、人工呼吸管理と人工透析を要した症例を経験した。 血液培養からは、Capnocytophaga canimorsusが検出された。 過去の文献を検索すると、この菌は人獣共通感染に特異的で、重篤化する例もあり、致死率30%らしい。
消化器内科病棟がコロナ病棟になりました。 内科系だけでなく、眼科や形成外科などマイナー外科系レジデントも発熱外来をやってくれてます。 病棟や診療科にかかわらず、看護師や医師としての原点を見直す良い機会だと思います。
災害医療とは、重症に手厚くする分、軽症は無視されるか、冷たくあしらわれるという側面があります。 コロナに感染しても、酸素飽和度が保たれ、酸素投与が必要なければ、熱や倦怠感でつらくても、軽症として扱われます。 飲み会やパーティーをするのであれば、これは知っておいていただきたいです。
熱中症での搬送多数。 熱中症は体温上昇するので、コロナの可能性も考えた対応が必要となる。 つまり、コロナ対応と同じだけのマンパワーが消費される。 熱中症による医療崩壊は十分起こりうると思う。 夏の外出はなるべく避けてほしい。 あと、高齢者のみなさんはクーラーつけましょう。
インフルエンザワクチンは、3回目のコロナワクチンを打つために、今のうちに打たないといけないと、医療者として課せられている義務なんです。 B型肝炎ワクチンも研修医の頃打ちましたし、医療者は打てるワクチン全部打つんです。 でも、 ♪あなたが思うより健康です♪
桐朋高校の同級生で、今は福井で耳鼻科医している徳永君のブログを紹介します。 明解すぎて嫉妬します! 新型コロナ:「重症化した人の6割がワクチン接種済」って本当?!〜シンプソンのパラドックス〜 ttoku3.com/statistics/1992
大動脈解離は、「解離百態」と言われるくらい症状が多彩で、見逃がされることが少なくありません。 見逃された患者さんが再び来院したときはCPAだったということがあります。 ほんの少しでも疑ったら、単純CTだけでごまかさず、造影CTを撮ったほうがいいです。 迷ったら造影です。 空振り容認です。
ある救急の教授が言いました。 「ガイドラインというものは、三流の医者を二流にするが、一流の医者も二流にしてしまう」と。 ガイドラインは必要ですが、自分なりの理論も持たないままそれを妄信するのもダメだし、ガイドラインを無視したオレ流もダメで、自分の理論との照らし合わせが大切です。
過量服薬して、 自ら救急車を呼び、 病院に着くと、 「なにもしないで!」と、 治療を拒否する人は、 コロナ前も、 コロナ後も、 変わらず存在します。 そういう人たちに、 支持的態度で、 中毒治療の必要性を説き、 中毒治療が済んだら、 精神科に引き継ぐ。 そういう仕事を救急医はしています。
学生時代、仙台国分町の居酒屋でバイトしていた。 開店直後の店内に、福祉団体を名乗る若い男が、寄付をお願いしに来たことがあった。 店長は「ごめんね~。うちら感情で仕事してないんで。帰って」と突っぱねた。 「感情で仕事しない」ってカッコいいと思った。 ちなみに店長は東北福祉大卒だ。
@tareastar おっしゃる通りです。 カサゴの毒は、タンパク質でできており、海水の温度で活性を発揮しますが、温めるとすぐに変性してしまうようです。
救急科専門医試験での出題です.
人工呼吸管理下にある、重症COVID患者数が当院では過去最高数に達しました。 場所は名古屋市南部。 若年者はいません。
これ、地震速報知みたいなもんです。 人工呼吸器を必要とする重症covidが当院過去最高です。
@EriKato71362632 ありがとうございます。 アビガンは投与しましたが効いたかどうかの実感はありません。 二次性肺炎対策、自発呼吸を活かした人工呼吸管理が大事だと思いました。 ECMOは使用しませんでした。
「人工呼吸器をつければ楽になる」とお考えの皆様へ ストローよりも太い管が気管にいれられます。 麻酔がかかっていても、ムセます 身体抑制されます。両手両足をベットにくくられます。 決して楽になりません。 余計なソーシャルアクティビティを減らし、ソーシャルディスタンスを保ちましょう。
浜辺先生流石です! 「救命救急センターは本来、突発、不測の重症患者に備えるものであり、予定された行事のバックアップをするものではない」 news.yahoo.co.jp/articles/7f103…
これは、特に救急医にとって、今までで一番参考になるデータかもしれない。 COVID-19 重症患者状況 covidecmo.txpmedical.com
"acid attack"で画像検索してみてください. 硫酸による化学熱傷は深い痕が残ります. 眼にかかれば失明をまぬがれません. 白金高輪駅の事件,絶対に許せません! 被害者の「命に別状なし」と報道されていますが,それで済まさないでほしい. 犯人が早く捕まり,厳罰に処されることを願います.
当救急科は絶対的な人不足で、存続の危機に瀕しています。 これは何を意味するかというと、愛知県や三重県(たまに岐阜県)で発生した重症熱傷を治療する人がいなくなるということです。逆に、今なら間違いなく救世主となり、院長はじめ色んな人からヒューヒューされます。今日ある方はぜひDM下さい。