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→続
▶この一連で。それでも「先に侵攻・戦争を始めたフセインが悪い」と語る脳天気な平和主義者がいるけど。それは無理。
▶目の前で国民がバタバタと飢えて死んで行く。5歳以下の子供だけでも既に50万人が死んでいた。これによる国民の怒りのエネルギーを抑え込める指導者がいるだろうか?
→続
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→続
つまり。相当に勘の悪い人でもこれだけは分かるはず。
◉湾岸戦争は。米国の都合でイランと戦争させられ。その結果。世界第4位の軍事大国になってしまったイラクの軍事力を徹底的に削ぎ落とす為に行われた戦争である。
◉これを実行する際に米国は。自らが正義の味方になる必要があった。
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→続
ナイラは直ぐに全米で放映された。瞬く間に世界中で報道された。
なんでや?
冷静に気づいて欲しいけど。下院の幹部会に普通は報道カメラなんぞ入れるわけがない。
多国籍軍結成の演説でブッシュはナイラを10回以上繰り返し。何人もの議員がナイラを根拠にイラクへの武力行使を訴えた。
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→続
要するにイラクはクェートと言う鼠取り(罠)に追い込まれたの。
ナイラを「作った」のは米国NY市に本部を持つヒル&ノウルトンと言う世界的PR会社。
▶因みに日本法人がある事を我らは頭に入れておいたほうが良い
事前に莫大な調査費をかけて
◉どのような人物が
◉どのような場所で
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僕の熱心なフォロワーなら。そしてこのスレを丁寧に読んできた人なら。もう分かるはず。
イラク国民は。率いるフセインは。米国に完全に嵌められたのよ。だってイラクが生き残るにはクェート侵攻しか道がない。で…引用を見て欲しい。
●ナイラが準備されていた。
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twitter.com/ranranran_ran/…
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で…イランイラク戦争は書き出すときりがないので終わります。
いずれにしても8年間続いて終わりが見えなくなったこの戦争は。最終的に国連安保理の決議をイランが受け容れて停戦。
で…本当に重要なのはここから。米国に嵌められたフセインの哀れな戦後処理と湾岸戦争が勃発した理由。
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→続
繰り返すけど。何でこんな事になるかと言うと。
米英の大義名分(民主主義と人権問題)なんざ西側人民を洗脳する大義名分でしかなく。
本当の思惑がまるで違う(石油産業利権・軍産複合体利権に支えられた基軸通貨米ドル利権)から。
表と裏が多すぎて利害関係が複雑化してしまったから。
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ここでも訳わからんのは米国。フセインにイランを攻撃させ。レーガンが指揮官に入ってたにも関わらず。なんとイラン側にも武器を供給してた。
戦争以前のイランは米国傀儡政権。故にイランが所有する武器の殆どが米国製。その修理部品もイスラエル経由でイランに流れてる。
もう無茶苦茶…
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→続
つまり米英は。自分達がイランを武力攻撃する大義名分を見つける事ができなかったのでイラクに攻撃させたのです。
▶因みにイランイラク戦争という名称を使用しているのは西側。東側ではイラン・イラク&米国戦争と呼ばれます。だってイラク側指揮官にレーガンが入っているのですから。
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そこで米英が眼をつけたのがイランの隣国イラクでした。
米英は。イラク国内で原理主義が台頭する事を恐れたフセインを焚き付けて。武器弾薬を供給(有料)してイランを攻撃させました。
これがイランイスラム革命(1979年)翌年に勃発したイランイラク戦争(1980〜88年)です。
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ない。そして可能な限り全ての西側国民が。米国・米軍は常に正義(世界の警察)だと信じ込んでいる状態に洗脳し続けておかねばならない。
↓その為には
◉世界的軍事組織(NATOや日米安保など)を編成し。傘下の国々を黙らせ。米国に都合の良い報道が流れるようにしておく必要がある。
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→続
しておかなければならない。
↓その為には
◉もし石油産出国に反米政権が出現したら。CIA工作(偽旗作戦)とメディア工作(嘘の報道)で悪の枢軸国に仕立て上げ。大義名分(民主主義・自由・平等)を振りかざして叩き潰さなければならない。
↓その為には
◉米軍は巨大でなければなら
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→続
価格を米国がコントロール可能な状態にしておかなければならない。
↓その為には
◉石油産出国で石油を採掘する企業には必ず米英資本(英国が常に米国と共に軍事活動する理由)が絡んでいなければならない。
↓その為には
◉全ての石油産出国の政権を常に。米国の望み通りに動くように…
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ここまで書いても理解できない人(頭の中で結び付かない人)は居ると思うけど。要するに。
不換紙幣基軸通貨・米ドル(ペトロダラー)による超巨大な権益を。米国が維持・確保し続ける為には。
◉地球上の全ての石油が米ドルだけで取引されなければならない。
↓その為には
◉石油取引…
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ちなみに。NATOが米英主導(特に米国)で造り出された組織である事を理解している日本人が殆ど居ないのは何故?っていつも思う。
そもそも第二次世界大戦後の東西冷戦構造を造り出した真犯人こそがNATOなの。ワルシャワ条約機構はそれに対する防衛の為に後から作られた組織。
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一方で。旧ソ連から独立した中央アジア・カスピ海周辺で巨大油田が連続で発見され米国は焦りまくってた。
具体的にはカザフスタン・ウズベキスタン・トルクメニスタン・アゼルバイジャンなどのNATO加盟拒否国。
▶これこそが。NATOが何故?東方拡大したがるのかと言う本当の理由。
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とは言ってもここで大切な事は。湾岸戦争とイラク戦争(2001年)の頃は「まだシェールオイル(2010年頃〜)の採掘方法が開発されて無かった」という事。
そして米国内の油田が殆ど枯渇状態に突入しだしていたという事です。つまりペトロダラーの維持という面では話にならない。
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シェールオイルやシェールガスがどういうものかを知っていても。
それが地球全体の地政学と。米国の世界戦略(日本をも巻き込むアジアの火薬庫化)をドラスティックに変えてしまった事を理解している人は殆ど居ない。
昨今の日本の防衛費要求が焦ったように急増してるのも元を正せばこれ。
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▶パウエル国務長官
ゼネラルダイナミクス(軍需大手)の大株主。
▶その他の閣僚
片っ端から石油産業や軍需産業と密接な関係を持つ。
これが第二次世界大戦以降。初めて多国籍軍を嘘八百の大義名分を掲げて強引に編成し。中東で大規模な戦争をしまくったブッシュ政権の本当の正体です。
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▶ライス国家安全保障大統領補佐官
シェンブロン(石油)の元重役。
▶エヴァンス商務長官
トムブラウン(天然ガス採掘)の元最高経営責任者。
▶ラムズフェルド国防長官
ガルフストリーム(軍用機)と密接な関係。
▶アーミッテジ国防副長官
レイセオン(軍需)と密接な関係。
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利権と軍産複合体利権の権化(2つの利権の傀儡政権)みたいな存在でした。
▶ブッシュ大統領
アルブストエネルギー(石油採掘会社)を設立。この会社をハーケンエネルギーに吸収させ多額の顧問料を得ていた。
▶チェイニー副大統領
就任直前までハリバートン(大手石油会社)の会長。
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【正解】イラク戦争と欧州
▶全てを端折った正解は。イラクが石油取引通貨を米ドルからユーロに変更しようとしたから。
▶米国にとっては基軸通貨米ドル(ペトロダラー)崩壊の危機。
▶それは即ち。欧州にとってユーロ躍進の好機。
【背景】必須の知識
▶当時のブッシュ政権とは。米国石油…
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もう見えて来たでしょう。
基軸通貨という巨大な利権を保持したい米国は。地球規模で米ドルを回収する為に。地球規模で武器を販売する必要がありました。
その為に米国は「東西冷戦を発明した」のです。その為に社会共産主義国家が魔物で有るかのようなプロパガンダを開始&継続してきた。
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