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この話には続きがあって、おばあさんと元飼い猫は一応和解するのですが、徐々に立場が逆転していくのであります。猫の恩返しの話は面白いのですが、恩を知るということは恨みも忘れないということでしょう。気をつけたく思います。
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ーーさすがに危険を感じた旅人は「マーチンによろしく」と叫んで逃げていきます。お話はここまで。マーチンが何者なのかは判明しません。これも結末があるようなないようなキャットストーリーの一例であります。
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妖精さんもお金を使いきって新月になるとしょぼんとなり、反省するのです。無駄遣いはやめようと心に誓うのですが、満月になるとぱっぱらぱーと遊んでしまう。妖精との交渉ではこのあたりのサイクルを計算に入れておけとのこと。みょうに世知辛い伝承は面白うございます。
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#幽霊の日
教会近くの花壇で遊ぶ子供たち。時折り、幽霊が混じっているのですが、ちょっと見たくらいではわからない。数十年後にまったく同じ姿の子供に会って、それと気づくのだそうです。英国の幽霊話はどこか典雅でよろしゅうございます。
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