この5年間、そして「はやぶさ2」の最初の提案をした2006年から約13年間、本当にいろいろなことがありました。写真は、ちょうど5年前、「はやぶさ2」打ち上げ日に撮影したJAXA相模原キャンパスのM-Vロケット模型付近の様子です。相模原キャンパスもずいぶん変わりました。(ミッションマネージャ) twitter.com/haya2_jaxa/sta…
はやぶさ2の打ち上げから今日で5年ですが、探査機の検討開始から今日までの十余年には、およそ語り尽くせぬほどの人間達の意志の活動がありました。 大切なものを幾つも積み込んで、今日も はやぶさ2は飛びます。 (IES兄) かぶんさん、紹介ありがとうございました。
現在も海外のアンテナを使って運用は続いていますが、アンテナ切替の休憩時間を利用して、帰還運用開始の記念写真を撮りました。 併せて はや2君の5歳の誕生日を、ケーキでささやかに祝いました。 集まって祝えることの幸せを噛み締めながら頬張りました。 (IES兄) ※画像のクレジット:JAXA
津田PMからのメッセージを掲載します。 「地球人の皆様.ただいまリュウグウからのお届け物を発送いたしました.お渡しは約1年後になります.責任をもってお届けいたしますので,大きな期待と少しの心配とともにお待ちください.航路上の状況は随時お知らせいたします.」
イオンエンジンパワープロセスユニットへコンタクト! 推力上昇 29.56ミリニュートン。 いくぞ!!はやぶさ2号 発進!
太陽指向復元!船体おこせぇ!
C帯マイクロ波進行波管 昇温! 各エンジン推薬弁 全開用意! (全艦 IES巡航流量設定 用意!)
(自動化自律化機能 チェック完了) (IES RWアンローディング機能 準備宜し)
【管制室より】柄にもなく緊張で膝が震えました。管制室に集まった皆にむけて、IES担当より「帰還開始!」を宣言できたことを嬉しく思います。 これからも気の抜けない運用は続きますが、一度だけ、この瞬間だけ、叫ばしてください。 皆さん、復唱をお願いします! (IES兄)
さあ、地球に帰ろう。
[IES復路運転] 日本時間11時42分、 はやぶさ2のイオンエンジン加速開始および探査機の正常を確認しました。 これをもって、はやぶさ2の地球帰還巡航運用開始を宣言しました。
[IES復路運転] 日本時間8時52分、 はやぶさ2への「イオンエンジン加速開始」のコマンド一式のアップロードが完了しました。 イオンエンジンの動作シーケンス開始時刻は、機上時刻で日本時間11時0分です。地球で一連の動作の確認ができるのは、11時30分頃を予定しています。
[IES復路運転] 日本時間8時0分、相模原管制室での運用が開始されました。 現在、長野県佐久市にある64mアンテナで追跡を行っています。 運用の様子は「はや2ナウ」にて一部確認できます。 haya2now.jp
[IES復路運転] おはようございます。12月3日の朝となりました。 日本時間7時40分に運用前の確認会(ブリーフィング)が行われました。
出発前に野口さんと「南極に『竜宮岬』なるものがあるらしい。近くに乙姫岩(乙姫ボルダー!)や亀島なんてのもあるみたい。ヘリに乗る際目を凝らしてみます。」なんて立ち話をしました。 宇宙よりも遠い場所 なんて言われる南極でもバリバリ科学成果を出してくださいね。ご安全に!! (IES兄)
なぜ はや2が極地研さんのツイートを??と思われるかもしれませんが、第61次観測隊のメンバーに、はやぶさ2プロジェクトメンバである野口里奈さんが隊員として参加しています。野口さんはリュウグウの地図作りや命名などにご尽力いただきました。 (IES兄) ※命名の説明資料 fanfun.jaxa.jp/jaxatv/detail/…
明日12月3日の11時頃を予定しております。 明日は管制室からの運用の様子をレポートします。平日の昼前なのでリアルタイムで追うのは難しいかもしれませんが、相模原に向けて「行け!」「動け!!」と念を飛ばしてください。心のミドルゲインアンテナで受信します。 (IES兄) twitter.com/haya2_jaxa/sta…
【Web更新】イオンエンジンシステムの試運転完了、地球帰還への巡航開始予定日時決まる hayabusa2.jaxa.jp/topics/2019120… ツイート文をweb記事にまとめました。
地球に向けた復路イオンエンジン巡航開始は、 日本時間 12月3日 午前11時頃 の予定です。 エンジン始動、準備宜し。 まもなく小惑星探査機はやぶさ2は巡航を開始する。 そして、再び地球に戻ろう。 当日は運用の様子をできる範囲でお伝えしたいと思います。 応援よろしくお願いします! (IES兄)
万全に試運転を完了しても、宇宙は何があるかわからないのでいつも気を抜けません。 プレッシャーはかかりますが、これがロケットやエンジンを扱う輸送屋さんの負うべき責務であり、やり甲斐なのでしょう。 「ようやく我々の出番ですね」試運転の前日、西山先生がニヤリと笑いました。 (IES兄)
カーレースにレコードラインがあるように、ラリーにペースノートがあるように、僕らは毎週の『ΔVノルマ』を守りつつ、日々地球に向かって舵を切り、オールを漕ぐのです。 <続く> (IES兄)
このために、リュウグウから地球帰還までの軌道計画が作られます。 この計画の中では「イオンエンジンを、いつ、どの方向に、どれくらい噴くべきか」が決められており、そこから大きく逸脱すること無くエンジンを稼働させることが求められるのです。 <続く> (IES兄)
イオンエンジンに課せられた使命は『ΔV計画の死守』です。 無事にカプセルを届けるためには、まだ遥か彼方にある地球の・・・更に細い「リエントリー回廊」と呼ばれる細い通り道(軌道)に探査機を入れなければなりません。 <続く> (IES兄)
深宇宙の運用は準備が命です。 起こりうる事象の予想、その場合見るべきデータ、そしてそれへの対処方法・・・。 色々考えすぎてドキドキだったイオンエンジン担当の心配をよそに、1年半ぶりに火を入れたエンジンは「さあ出番だ!」とばかりにスムーズに起動しました。 <続く> (IES兄)
試運転ではイオンエンジンの運転台数や運転条件を変えながら、エンジンや探査機の挙動を確認しました。 日本からはやぶさ2が見える時間だけでは足りないため、海外のパラボラアンテナも使用し、言葉通り朝から晩までの試運転が続きました。 <続く> (IES兄)