ONC-Tで撮影した天の川の写真に青い色を付けて、アーティスティックな画像にしてみました。星々に包まれて、「はやぶさ2」は今、地球を目指しています。 この写真、天の川のどこを撮影したものか分かりますか? 画像クレジット:JAXA/産総研/東京大/高知大/立教大/名古屋大/千葉工大/明治大/会津大
「はやぶさ2」の望遠の光学航法カメラ(ONC-T)のチェックのために星空の撮影を行いましたが、天の川のきれいな写真が撮影できましたのでご覧ください。撮影日時は、2020年4月6日9時10分頃(日本時間)です。 画像クレジット:JAXA/産総研/東京大/高知大/立教大/名古屋大/千葉工大/明治大/会津大
はやぶさ2と違い「みお」達の旅は水星までの片道切符です。 地球の次は金星で2回、水星で6回のスイングバイを行い、2025年に水星到着予定です。 地球を間近で眺めるのは、これが最後になるでしょう。 いってらっしゃい。ご安全に。 水の星から愛をこめて。 youtube.com/watch?v=0Yp-q1… (IES兄)
「みお」はどんどん地球に近づいています。 日本時間13時25分頃に地球最接近です。あと1時間くらいですね! 半日ほど前ですが、探査機のカメラに地球が写りました(画面左側から顔を出しているのが地球) twitter.com/JAXA_MMO/statu… (IES兄)
色々書きたいことはあるのですが、また明日以降にしましょう。 今日のはやぶさ2は山羊座の方向を飛んでいます(朝の4時位に東から昇ってくる)。 太陽に対する速度は 時速8万2千キロ。地球と探査機の距離は約2億キロ。 きっと明るい話題を持ち帰ります。みおと一緒に応援してください。 (IES兄)
「みお」の乗る 国際水星探査計画「ベピコロンボ(BepiColombo)」は、水星の磁場・磁気圏・内部・表層を多角的に探査する共同プロジェクトです。 複数のプローブがこんな風にロボットっぽく合体して、イオンエンジンとスイングバイのΔVで水星を目指します。 (IES兄) ※画像のクレジット:JAXA
はやぶさ2も2015年12月3日にスイングバイをしました。 北の空から南に向かって駆け抜けていった はや2に、ハッシュタグ #haya2_SWBY をつけて皆さんが手を振ってくれたこと、今でも幸せな記憶として残っています(ちょっと泣けちゃうくらい嬉しかったです)。 エール、ちゃんと届きますよ。 (IES兄)
明日は4月10日の日本時間13時25分頃に地球最接近です。 残念ながら最接近時は日本から見えませんが、スイングバイの観測については倉敷科学センターの学芸員の三島さんが下記のページに詳細に説明しています。 planetary.jp/BepiColombo/fl… planetary.jp/BepiColombo/fl… (IES兄)
みなさんこんばんは!お久しぶりです。IES兄です。 明日はいよいよ水星磁気圏探査機「みお @JAXA_MMO 」の地球スイングバイです。 このページ中の mio.isas.jaxa.jp/mission/ 動画にあるように、「みお」はEVVMMMMMMの合計9回のスイングバイを繰り返して水星に到着します。 (IES兄)
「みお」の地球スイングバイが、明日(4/10)です。皆さんに「はやぶさ2」の地球スイングバイを見送っていただいたのが2015年12月3日でしたから、約4年4ヶ月ぶりに日本の探査機が地球スイングバイをします。がんばれ「みお」! #BepiColomboEarthFlyby #みお twitter.com/JAXA_MMO/statu…
GREATプロジェクトでは、新しく建設した口径54mのアンテナで、「はやぶさ2」からのKa帯(32GHz帯)信号を受信することに成功しました。受信時刻は、4月8日 03:15 JST 頃です。深宇宙探査機からのKa帯信号の受信は国内で初めてとなります。 詳しくはこちらをご覧ください。 isas.jaxa.jp/home/great/det…
神戸大学の荒川政彦教授らによるScienceの論文についての記事「微小小惑星でのクレーター形成過程の解明!」を、はやぶさ2プロジェクトのWebに掲載しました。ご覧ください。 hayabusa2.jaxa.jp/topics/2020032…
明日(3月22日)の14時から、はやぶさ2トークライブシーズン2をYouTubeで中継します。はやぶさ2サイエンスチームメンバーの岡田さん(JAXA)と荒川さん(神戸大)が、最新の科学成果(NatureやScience 掲載論文についても)をお話しします。是非、ご覧ください。 youtu.be/FbRTpgs_Yv0
サイエンス誌に掲載された荒川政彦教授(神戸大)の論文で、リュウグウでは地球上に比べて直径で約7倍大きなクレーターが形成されることや、リュウグウ表面年代が1千万年のオーダーとかなり若いということが分かりました。小さな小惑星でのクレーター形成過程が解明されたと言うことができます。
論文に掲載されています人工クレーターの形状を計測した数値標高地図(DEM:Digital Elevation Map)です。色で地形の高さを示しています。赤い一点鎖線で描かれた人工クレーターの直径は約14.5m、また黒い破線で描かれた人工クレーターを囲むリムの直径は約17.6mです。 ©Arakawa et al.,Science 2020
はやぶさ2プロジェクトでは、この人工クレーターを「SCIクレーター」または「おむすびころりんクレーター」と呼んでいます。
論文で発表された、衝突装置(SCI)のプロジェクタイル衝突前後の比較画像です。表面の地形が変化した様子がよく分かります。 画像のクレジット:JAXA、神戸大学、千葉工業大学、高知大学、産業医科大学、東京大学、立教大学、名古屋大学、明治大学、会津大学、産業技術総合研究所
論文で発表された、人工クレーターから飛び出していくエジェクタの連続画像です。SCI衝突185秒前、衝突後3秒、5秒、36秒、100秒、192秒、396秒、489秒の画像が連続的に表示されています。右の画像は、左の画像を拡大したものです。 画像のクレジット:JAXA、神戸大、千葉工大、高知大、産業医科大
衝突装置(SCI)で小惑星リュウグウに人工クレーターを作る実験を行いましたが、その結果を詳細に解析した論文が、日本時間の本日(3月20日)、米国のサイエンス誌の電子版に掲載されました。これは神戸大学の荒川政彦教授を中心にまとめられたものです。 論文はこちら:doi.org/10.1126/scienc…
岡田達明准教授(JAXA)らによるNatureの論文についての記事「リュウグウは隙間だらけの小惑星だった!」を、はやぶさ2プロジェクトのWebに掲載しました。ご覧ください。 hayabusa2.jaxa.jp/topics/2020031…
TIRで撮影した画像です。リュウグウの昼間側が見えていますが、岩塊(ボルダー)もその周辺の土壌も温度が同じで、場所による違いがあまりないことがわかります。 画像クレジット:JAXA/立教大/足利大/千葉工大/会津大/北海道教育大/産総研/北見北斗高校/環境研/東京大/DLR/MPE/スターリング大/OCA
「はやぶさ2」のTIR(中間赤外カメラ)のデータを解析した論文が、イギリスの科学雑誌Nature電子版に、本日(日本時間3月17日)に掲載されました。「はやぶさ2」サイエンスチームの岡田達明准教授(JAXA)を中心に研究されたものです。 JAXAのプレスリリースはこちら: jaxa.jp/press/2020/03/…
この宇宙が生まれて、激しい星の活動で生成されたキセノンが地球が出来たときに取り込まれました。 そして大気の中から濾し取ったキセノンを探査機に積み、太陽系にキセノンの轍を敷きながらマイクロ波イオンエンジンは駆け抜けます。 僕らは少しだけ、キセノンを宇宙に返したことになります。 (IES兄)
はるか昔のイオンエンジンは、イオンにしやすいので水銀などを使っていましたが、放出されたガスがほんの少しでも衛星表面に付くと、液体や固体に戻って衛星が汚れてしまう問題がありました。 キセノンはガスのままどこかに飛んでいくので安心です。 (IES兄)
という冗談(冗談?)はさておき、答えは「キセノン」です。 キセノンを使う理由は幾つもあるのですが、 (1)人体に無毒で探査機を汚染せず (2)重いので推力を効率的に得られ (3)プラズマにするためのエネルギーが比較的小さく (4)常温で高密度のタンク貯蔵ができる。 などが挙げられます。 (IES兄)