崩壊し行くシャッター商店街。
今は亡き、伝説的ゲームセンター。
ヤマザキYショップだったという名残は、赤とオレンジの看板しか分からない。店内には自動販売機が並び、地域住民の方が店主と団欒されていました。
摩耶観光ホテルの美しい曲線を描く額縁の部屋。窓辺の椅子は朽ち果ててしまっていたが、大理石のテーブルは健在でした。
一仕事終えた帰り道、自分の活躍をエゴサーチしているスパイダーマン。
近づいて見ると思いの外、痛みが進んでいました。ここに住んでいた方は、何を思って船を家にしたのだろうか…
サザエのお化けみたいな遊具がある公園。
水没した発電所の廃墟。水中に射し込んだ光が、蒼く輝いていました。
地下に埋もれた歴史、それを垣間見る楽しさが坑道探索にはある。
渇水したダム湖から姿を露わにした、国鉄士幌線のタウシュベツ川橋梁。
戦時中、砂鉄から特殊鋼を生産していた精錬所。閉鎖され80年近く経ち、今は草木が生い茂っていました。
草木も眠る丑三つ時、その赤い鳥居は顕現する。潜ったら何処か別の世界へと誘われてしまうかも知れない。
森の中の廃道に取り残された廃車。周囲に人の気配も無く、ここだけ時間が止まっている様でした。
お足元に注意して階段をお上り下さい。
誰もいなくなった、秋葉原の夜。
花びらが散ったあとも美しい。花筏に木々が映り、満開の桜を見ている様だった。
人類が滅亡した後の移り行く世界を、カメラ片手に100年くらい見守りたい。
徐々に朽ちて行く、重厚なアーチ状の窓。
鬼怒川温泉の廃墟群。黄昏時に眺めていると、世界が滅んでしまった様な気分になってしまう。
写真を見て頂き、ありがとうございます。普段は廃墟や戦跡、一風変わった建築を撮影しています。もし良ければ、是非メディア欄もご覧になって下さい!
藤原宮跡にコスモスを撮りに行ったら、花畑を開墾して犬の撮影セットを組んでいる人がいておったまげた……
雨の日の六角堂。
消え行くスナック街。
伏見石舟の桜並木を走り抜ける屋形船。
水鏡に映る南禅寺水路閣の橋脚。