751
ずっと覚えているって結構しんどいものだ。相手が自分のことを思い出してさえくれないなら尚更。
何度忘れようとしてもふとしたことで全部また思い出す。
自分だけが変わらずあの時のまま。
752
自分の全部で好きになったのだから傷つくことはあたりまえだ。
好きにならなければその傷もない。
傷ついたと思うならそれだけ相手を想っている証。
753
本気になったのなら最後まで。
信じると決めたなら最後まで。
負けそうになったとき、相手を信じることと同じくらい自分のことも信じてあげたい。
自分で選んだ人だから。
選ばれた自分だから。
756
何かを人のせいにすればとても楽なのだけれど、やがて自分の心が追いついて、結局誰のせいでもなく自分のせいなのだと分かる。自分で決めたことなら尚のこと、たとえどんな結果になったとしても人のせいにしてはいけないのだろう。
758
何かに対して「嫌いだ」と言うことも自分の主張ではあるけれど、人に対しても物に対しても「好きだ」と素直に言える自分でありたい。嫌いなものをずっと主張するより、好きだと言って幸せになりたい。好きなものを好きだと言って笑っている方が幸せは付いてくる。
759
不安の多くは自分で大きくしていることが多い。不安の種を育てているのは自分だ。どうしようもない不安の影が近づいて来たなら、そこから少し離れよう。不安から逃げるのでは無く、少しだけ距離を置こう。無理をして不安と戦わなくていい。
760
どんな楽しかった思い出も、ずっと過去に変わってしまって、その時のことをいつか思い出さなくなるかもしれない。
それでも変わらずにそばにいる人が今もまだ隣で笑ってくれているなら幸せなことだと思う。
一緒にいる意味なんて、ただ一緒にいたいだけなんだ。
762
大切な人からの「お疲れ様」という言葉で、その日にあった嫌なことも忘れてしまえるくらいに、その言葉に救われたりする。いつも近くにいる人の、何気ない一言が明日に繋がって、もう少し頑張ろうと思える。
764
自分のことを「私なんて」と思わなくていい。自分のことを選んでくれた人がいるならとても幸せなことだから。謙虚さが必要な時もあるけれど、今の自分がいいと言ってくれる人がいるなら「自分なんて」と思わなくていい。自信を持っていい。自分を選んでくれた人と自分のこと、好きになればいい。
766
笑えなかった一日でも話を聞いてくれる人がいるならきっと幸せなのだと思う。悲しいことは笑うことを忘れてしまうことだ。笑える自分を失くしてしまうことだ。笑えない日があっても、そばにいて笑わせてくれる人がいる。笑顔になる場所。それは何より大事なものだと思う。
768
つまらない話が出来る友達がいたらいい。どうでもいい事や下らない話を笑い合えるなんてそれだけ心許せる相手だということ。毎日は楽しいことばかりじゃないけれど、そんな友達の存在に何度も救われる。嫌なことを引きずらないで、笑い合っている内に忘れさせてくれる友達の存在は大きい。
769
要らないものを捨てたなら、あとは大事なものが残るだけ。忘れるって多分そういうこと。自分の大事なものだけ残せばいい。忘れることって自分の為にきっと優しい行為なのだと思う。
771
望んでも叶うことなど何もないのに
また一人期待して、勝手に傷付いている。本当に寂しいのは好きな人の中に自分がいないこと。
773
自分の幸せなんて本当はちっぽけで、他人にすれば笑われてしまうほどのものかもしれない。けれど、どんなにちっぽけな幸せでも自分にとって幸せなことにかわりはない。
自分の幸せは自分で決めて、自分で作る。
それを失くさないように忘れないように大事にしたい。