1177
自分の好きな人や大事な人には優しくありたい。疲れて余裕が無くなると優しさを忘れてしまう。遠く離れてしまってから優しくなんて出来ない。大切な人への優しさは忘れたくない。
1178
「出逢えて良かった」と思う人にあと何人これから出逢うことが出来るかは分からないけれど、ひとつひとつの出逢いに意味があって今の自分があるのだと思う。もう会えない人を思い出せば切ないけれど、どんな出逢いも大切なものにかわりなく、かけがえないもの。
1180
頑張ったら頑張った分、報われたい。
けれど全て報われるとは限らない。
ただ、頑張った自分は確実に自分が思う場所には近付いていると思う。
後悔するときはいつも出来たこと、頑張れたことをしなかった自分だ。
1182
悪口は誰も幸せにしない。
誰かを嫌うことは誰にでもある。けれどそれを口にするのとしないのでは大きな違いがある。
誰かを嫌うことを共有なんてしたくない。そんな繋がりはいらない。悪口を言う人がいたら離れていい。
「嫌いなこと」より「好きなこと」で繋がる方がずっと幸せ。
1184
誰かを好きになるたび叶わなくて、
「好きにならなければ」と傷つくけれど、自分の気持ちそのままに誰かを好きになることは多くない。
妥協も迷いも嘘もなく、真っ直ぐ人を好きになれた自分を誇ればいい。
1185
本当は「好き」も「会いたい」もその言葉以上に届けたい気持ちや感情が相手にある。けれど、とりあえずその言葉しかないから「好き」だと言うしかない。ただ「会いたい」と言うしかない。
本当はもっとその言葉以上の気持ちがあるのだ。
1188
「会いたい」と素直に伝えることは我慢しなくていい。大切な人だから、大事な人だから嫌われたくなくて、自分の気持ちを我慢するより素直に伝えたい。
「会いたい」って言葉は相手への自分の気持ちの全部だと思う。
1189
自分のペースが一番大事だと思う。
頑張って走るにしても時々歩くにしても。
自分の向かう場所があるならそれでいいと思う。時々休んだり周りの景色を見ながら。早く目的地に着くことだけが全てじゃない。
1190
自分の大切な人が笑っているだけで自分も幸せな気持ちになれたらいい。
自分だけのことじゃなく、大切な誰かの幸せが自分の幸せに思えたらいい。そしてその人の幸せのほんの一部でも自分が含まれているなら本当に幸せ。
1192
遠く離れてからその人の大事さに気付くことがある。たとえば親や友達や大切な人。
近過ぎて、日常になっていて、その大事さを忘れてしまうことがある。ちゃんといつも気付いていたい。近くにいても大事な人だと忘れないように。
1193
愛される自分であるために自分のことを少しでも好きになれたらいい。
相手のことを好きなのと同じくらい自分を好きになれたらいい。
「自分なんて」と思うより「自分でいい」と自信を持ちたい。相手も自分も代わりはいないのだから。
1194
いつも振り返れば「もうちょっと」って思うけど、自分なりに少しでも進めたと思えばきっと確かな一歩。
完璧な自分より、少し足りない方がまだこの先、頑張ってみようと思える。
「足りない」「もう少し」「まだまだ」ってそう思えば明日に繋がる。
1196
いつの季節でもそれぞれに思い出があって、時々思い出してふたり笑い合えたらいい。
言葉にしなくても「また来年も」と互いに思い合いたい。
1197
普通というのが一番幸せだと思う。
けれどその普通は案外難しい。
普通に健康で、普通に大切な人が近くにいて、普通に笑って泣いたり、喧嘩したり仲直りしたり。よくある普通ほど幸せなことはない。ありふれた普通を幸せと思いたい。
1199
好きな人は好きなまま。
変わらない気持ちがある。
たとえ今はもう会えない人でも、何年経っても好きな人はずっと好きなまま。それでいいと思う。
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