1601
1602
1603
「幸せだな」と感じる時はなにも特別なことじゃなく、もっとありふれて、すぐ近くにあるもの。忙しく、心なくして見失ってしまう。あたりまえのようで、あたりまえじゃないその幸せにちゃんと気付いてあげたい。
1604
「大丈夫」という人は優しい人なのだと思う。
相手に迷惑がかかると思い「大丈夫」と言ってしまうことが多い。
「大丈夫じゃない」と言うのは勇気がいる。けれど誰かを頼ることは悪いことじゃない。
弱さも含めて人間だと思う。
大切な人には頼って欲しいと思う。
お互い様だから。
1605
「寂しい」には「仕方ない」とか「しょうがない」って言葉じゃなくて、同じぐらい寂しいと言って欲しい。「自分だけじゃないんだ」と思うとその寂しさも少しは和らぐ。同じ気持ちでいることが大事だから。
1606
自分に正直であれば他人とぶつかることが多い。上手く立ち回れば避けられる事柄も、自分の正直さゆえ相手を怒らせたり不快に思わせたりしてしまう。自分を貫くことは難しい。それでも受け入れてくれる人がいるなら幸せなこと。大事な人には正直な気持ちで向き合いたい。
1608
自分が選んで求めた人ならそれでいい。
偶然じゃなくて自分で見つけて決めた人。
そこに後悔はない。信じたい人を信じたい。そこに嘘はない。繋がった相手と自分を信じ切る強さが欲しい。
1609
友達の存在は親や恋人とは
また違う唯一の存在で、心救われることがある。
「友達で良かった」と何度も思うほど、かけがえない。
改めて「ありがとう」と素直に言えないけれど、一番そう思える存在だと思う。
1610
言葉がもらえないならば態度や行動で示して欲しい。「誰より必要なんだ」って思わせて欲しい。心掴まれて不安を無くして欲しい。安心するまでそばにいて欲しい。好きな人の心全部で満たして欲しい。
1611
自分に嘘を付くとその嘘に慣れてしまうから自分の傷みも楽しさも全て曖昧になる。ちゃんと傷ついて泣くことも、嘘もなく笑えることも大事なのだ。自分に嘘つかなくていい。
1612
ずっと背伸びし続ければきっといつか疲れてしまって動けなくて「あぁやっぱり無理してたんだ」と思い知る。だから自分の出来る範囲でいいのだと思う。自分が出来ることを出来る範囲で。それをずっともっと丁寧に。
1613
誰かが頑張っていると、
「自分も」と思うけれど、頑張れないときもある。
頑張れない自分を「情けない」、
とか思ってしまうけど、そうじゃない。
普通に生きているだけでも、結構しんどい。
普通であることは、
だいぶ頑張っている証拠。
普通に生きているだけでも凄いと、自分を褒めよう。
1615
嫌いになどなれないから、これからもずっと想い続ける。また新しい誰かと出逢っても忘れることはない。
宝物はずっと宝物。
1616
「後悔しないように」といつも思うけれど、後悔は必ずあって、もっとこうすれば良かったと思う事が多い。
でもその時はその時で一生懸命だったんだと思う。
そんな自分の過去を認めてあげる事で強くなれると思う。
1617
変わらないものと変わっていくものがあって、変わってしまうものに寂しさはあるけれど、変わらなくてはいけない時は必ず来る。その中で自分の中で変わらない(芯のような)ものがひとつあればいい。変わっていく毎日の中で変わらないものは自分らしさと自信をくれるから。
1619
何かを決めるときは全部迷いながらだけれど「これだ」とか「この人だ」って自分の心で決めた直感は正しい。迷いなく決められることは少ない。けれど後悔もない。それを選ばなかった方が後悔してしまう。
1620
落ち込んだ今日も、泣いて動けない今日も、その悔しさや負けたくない気持ちが明日に繋がる。明日は勝手に来るから、今日は無理に何かにならなくていい。今の自分を嫌うことをせず、もう少しだけ好きでいよう。
1622
別れが自分を強くすることもある。
残るのは悲しみだけじゃない。
今はそう思えなくても、
好きでしかなかった想いや、
一生懸命だった大切な恋を、
いつか誇りに思える日は来る。
忘れることなんか出来ないから。
1623
1624
いつの季節でもそれぞれに思い出があって、時々思い出してふたり笑い合えたらいい。
言葉にしなくても「また来年も」と互いに思い合いたい。
1625
落ち込んだときは急に元気になんてなれないから、もうずっと底の底まで沈んでもいいと思う。
そして落ちて落ちて
「もうここまできた」って、
自分のことを許して、
また頑張れたらいい。
底がわかればまた上がれるから。
ときには沈んだっていい。