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かつて俳優を引退した仲間と話した。日本の演劇の世界は、俳優の人権を守るルールを儲けるべき。肉体や精神を痛めつけることが「よりよい演劇を創る方法だ」と信じて疑わない演出家もまだまだたくさんいて、演出のオーダーには応えたい俳優たちが真剣に向き合い、壊れてく。危険すぎる。
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本日は劇場稽古でした。写真は下野紘さんが、29日に上演される『裁判を受けたリスのモル』に声で出演するシーンのために録音しているところ。チェックのために劇場の大音響で聴いたら涙がこみあげました。両方の側から物語をお楽しみいただくのがおすすめです。officeendless.com/sp/hitorishiba…
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演出家のいうことは絶対で、俳優は断れないことが多い。だからこそ現場は俳優を守ることを第一優先にしないといけない。危険を感じたら断ってよくて、通報したりするシステム作れないものか。日本は演劇に免許がいらないから、倫理観があってもなくても人に命令できてしまう。怖い。
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下野紘場当たり終了。映画のような場面ばかりで息を呑む。美しいんだけど、ちゃんと醜くて、純粋だけど、ちゃんと歪んでて、人間なのに、象。本番、紘くん壊れちゃうんじゃないかな、って少し思ってる。壊れませんようにと祈るけど、ちょっと期待しちゃう様な、自分に絶対嘘をつかない芝居をする。 twitter.com/hitoshiba2020/…
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「クルム童話」の脚本と演出を担当します。岡宮来夢さんの独りミュージカルです。声の出演には津田健次郎さん。
物語は世界を変えると信じて生きて参りました。世界中のひとに届き、いつまでも心によりそうことができるような、普遍的な作品にできるよう、心して挑みます。
#クルム童話
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ちなみに、演出を受けた俳優本人は断りにくい。若手は尚更。僕の場合、自分が現場で年上の方になってからは、演出家が俳優を傷つけ始めたら止めにいくようにしてる。演出に意見を言える先輩などの皆さん、すぐに公的なルールはできないと思うので、座組の弱い立場の仲間を守ってあげてください。 twitter.com/takumaobonro/s…
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俳優さんへ。演劇には力がある。良い力もあるが、あなたや観客、社会に悪い影響を与える悪い力を持つものもある。よほど信頼ある仲の作家が相手でない限り、仕事を受ける前によく台本を読んで。仕事を受けた後でも、本に違和感や反感を持ったならしっかり話し合ってください。それは多分、俳優の責任。
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信じられないくらいたくさんの花たち。場内、とても輝いています。ありがとうございます。たくさんの人がいらっしゃり続けて、ただただ、幸せです。
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本日は下野紘による『狂った象のクレバオーヌ』。ガラの物語にはあんな登場の仕方をしたクレバオーヌだけど、果たして彼はなぜあんなことをしたのか。断言するけど、この下野紘は絶対に観たほうがいい。何が起こるのか心配だけど、楽しみで仕方がない。officeendless.com/sp/hitorishiba…
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下野紘くんは『ポリトゥスの蟲』以来の再会で、撮影で驚愕。あどけない人だと思っていたのに、まさかこんなに色気のある人とは。福圓美里さんの憑依的な凄さには現場のスタッフ中からため息が漏れた。お二人とも、老、若、男、女、生物種族としての垣根がわからなく、演劇的に無限の可能性を感じた。
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アートの創り方は自由だし、何を創るのも自由だけど、仮に、刺すシーンで「ほんとに刺してください」という創り方があったとしたら、頼むからには怪我しない刺し方を指導しないとだし、怪我をしろ、というなら、医者を用意しろ。そして、そこで俳優の血を見せるのが作品。ていうなら、それは、犯罪。
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稽古の入れ替えのタイミングで、佐藤拓也ガラと下野紘クレバオーヌが一瞬だけ一緒になった。互いに芝居の進行状況などキャッキャと報告し合ったりして、劇団みたいで嬉しかった。同じ公演なのに顔を合わせることは滅多にないという不思議な状況だけど、なんか動物園の動物同士みたいだなぁ、と思った。
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ゲネプロもおわり、本番待機。ラルスコット・ギグの動物園「狂った象のクレバオーヌ」、間も無く開演です。劇場内は、開場時間からずっと動物園にしています。配信チケットはいまからでもご購入いただけるとのこと。ちょっとした演出あるので、5分前からご覧になるのが勧め。ticketpay.jp/booking/?event…
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