Bellissima(@BellissM)さんの人気ツイート(古い順)

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《Buick Streamliner》1948年N. E. Timbs制作。扉や雨よけの幌なんていう余計なものは存在しない。エンジニアの頭の中にある理想形を満たしすぎたが故に現実離れしてしまった事例。時に美学追求は時空を越え未来に行き着く。カッコいいにもほどがある。
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《Brütsch Mopetta》愛くるしいデザインの卵形自動車。1956年ドイツのモーターショー出展の為に開発された車輌で完成台数は14台と稀少。サイドカーの部分だけが独立して走っているのかと思う程のちっささ。写真の渋親父との組み合わせに一目惚れ。いま発売されたら凄く売れそう
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ロシア構成主義の芸術家《ロトチェンコ》によるクッキーのパッケージ。一見すると可愛らしいのですが、よく見ると不吉を匂わす少女の顔の陰影、助けを求めるような眼差し、強ばった口元、列をなして口の中に無理くり捻り込んでくるクッキーの奇奇怪怪な現象に見えてくる。夢なら覚めて! 謎デザイン
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若かりし頃の高野文子さんが高野さんの漫画のキャラクターよりもキャラクター然としていた件(第11回日本漫画家協会賞授賞式の写真)カワイイなぁ
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《Kate Bush × Tim Walker》ティム・ウォーカーがケイト・ブッシュのアルバム『Director's Cut』の為に撮影したストーリーフォト。マックス・エルンストの耽美奇抜なコラージュ「慈善週間(1933年)」を具現化、更に自分色に塗り替えてしまう流石魔女ケイト。
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マドリードにある美術学校 MASPアートスクールのポスターは、解剖状態にある偉大なる巨匠たち(ダリ、ピカソ、ゴッホ)の臓器が個々のタッチになっているという洒落のキツい広告。「他人の流儀に惑わされず(骨の髄まで)己であれ」という事でしょうか。ダリのシュルレアリズム内蔵が良く出来てる
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《VICTORIAN HOUSE MADE FROM LEGO PARTS》イギリスの19世紀ビクトリア朝時代に建てられた住宅をレゴブロック11万個を使用して表現。接着、塗装、切断等の小細工一切なし純度100%のレゴ作品。モノクロでしかも廃屋というのがかなりそそる。
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R.I.P. Dick Bruna "デザインはシンプルであることが一番大事。完璧であるだけでなく、できるだけシンプルを心がける。そうすれば見る人がいっぱい想像できるのです。これがわたしの哲学。” ディック・ブルーナの言葉
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《Stephen Magsig》ミシガン在住の画家。夜景やイルミネーションを幻想的に見せる玉ぼけ(点光源を暈す事で丸く暈やける)という写真撮影法を油絵で表現したCitylightsシリーズ。夜更けの閑散とした時間にふと現れる都市の孤独。寂寥に駆られメランコリックな気分になる。
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こんなことヌケヌケと言ってしまう(しかも小夜子さん相手に)清順監督が好きでした。お疲れさまでした。合掌。
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カッサンドル・ポスター展@埼玉近美 アールデコからキュビズム、バウハウスの機能主義的デザイン思想まで様々な様式を呑み込み自身の中で生成したデザイン。機関車や巨大客船の大胆なフレーミング、構成の緊迫感と量感と婉麗なグラデーション。視認性に優れた美線、完成された表現◎ 3/26迄
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《小林キユウ》江戸時代に錦絵を立体に見せるために編み出された「立版古」という工芸技術を現代に蘇らせたシリーズ作品「SHOWCASE」。写真を切って組立てた作品の想像以上の立体感、そこにいる感に驚き。ペーパークラフトでもなくジオラマでもない、手の中に収まる小宇宙。
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《本の形の毒薬箱》1682年制作。11の引出しのラベルには少量で中枢麻痺を起こすトリカブト、幻覚症状などの毒性が知られているケシやヒヨス、中枢神経系の働きを崩壊させるドクゼリなどが記されている。ある日、パートナーの本棚でコレを見つけてしまったら…その名も『毒殺者のキャビネット』
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《Charles Matton》フランスのアーティスト。「不穏と静寂」の空気を醸し出す精巧なミニチュア。奥まで続く薄暗い廊下、鏡張りのホテルのレセプションルームなど微かに残る人が居た気配、そこに到るまでの時間がその場に沈黙したまま凝縮されている。
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《Alex Stoddard》ロサンゼルスを拠点に活動するフォトグラファー。幻想的な光景は時が止まった夢の中のような非現実的世界。モラルから切り放された奔放なイマジネーションと多彩な表現は彼の幼少期の記憶で形成されています。ナラティブな孤独の迷宮。
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《ミュシャ展》他民族からの侵略に苦しんできたスラヴ民族の壮大な歴史を通観した渾身の連作群に没入。自由を願う同胞たちの想い、悲哀に満ちた内面、自分にしか書けないもの自分が納得出来るものを描き上げた強い意志が隅々にまで行き渡る。身体と視線による引き⇔寄りの能動的遠近鑑賞のダイナミズム
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ミュシャ展@国立新美術館 冒頭から「スラヴ叙事詩」全20点を一挙に展示。後半は浮世絵からの影響が強く感じられる草花モチーフとした幾何学文様や優美な曲線による画面構成の作品群。彩色がなくてもエレガントで魔術的な魅力に翻弄される。平面的装飾性から絵画的表現への変化が一望出来る好展覧会
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《Polly Morgan》イギリスの作家。自然死や不慮の事故で死んでしまった動物を剥製化する美と残酷が入り交じった独特な世界観。多くの動物剥製は生きていた時(瞬間)を復元ているのに対し彼女の作品は死をテーマに扱っています。展示、鑑賞を目的とした動物標本に疑問符を投げかける作品
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《Geoffroy Mottart》ブリュッセル周辺にある銅像の頭や口元を花で覆うというアート活動を行うフラワーアーティスト。街中の建築物にグラフティアートを描かれ犯人探しに躍起になるなんて話はよくあるが、こんなにもカラフルで人々を和ませるアートには流石に怒る気も失せてしまう。
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81年パルコのポスター。現場に入るなりチャックは「何枚撮るんだ」と聞いてきた。遠慮ぎみに36枚と答えると「お前はクレージーか?8カット必要なら8枚でいいだろう」真顔で言うんですよ(笑)。わずか15回のシャッターを切ってはいけないという制約の中で傑作は生まれた。浅井慎平 撮影裏話
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2003年、91年続いたマサチューセッツ州精神保健センター取り壊し前にアーティスト《Anna Schuleit Haber》によって廊下、階段、オフィス、プールなどを(入院患者にとっての癒しの象徴である花)28,000の鉢植えで埋め尽くしたインスタレーション。 凄いインパクト
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”絶世の美少年”の不動の地位をものにしたビョルン・アンドレセン。『ベニスに死す』出演当時の年齢は15歳。その作品の監督であるルキノ・ヴィスコンティ 14歳の時の写真がコチラです。 吃驚するぐらいの美少年。
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《ルキノ・ヴィスコンティ》青年期の芳香を放つ伊達男ぶり。バイセクシャルでありマストロヤンニやアラン・ドロン、そしてヘルムート・バーガーを愛した。彼を見出したのはパリ社交界の花・ココ・シャネル。このルックス女性がほっとくはずがない。そして老境に達してからの”枯れ&渋み”もまた良し
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《Kersti K》スウェーデンの写真家。ハンマースホイの 「扉」をモティーフにした連作。コチラとアチラを分ける「境界」である扉。開けた先に違った空間が開ける日常生活の中にある「異界」への入口であり異界へ渡る「装置」。空間に広がる淡い透き間。「虚無の深淵」が顔を覗かせる。
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《Angel Wing》なぜ天使の翼は猛禽類の羽根がモチーフなのか。キリスト教において蛇は悪魔の象徴その蛇を捕食する猛禽類=神聖なもの。神の使者である天使が天地を行き来するのに飛翔速度が速い猛禽類の羽根が最も相応しいから。勇猛な翼と美女、理屈を超えた組み合わせの妙。完璧なルックス