Bellissima(@BellissM)さんの人気ツイート(古い順)

326
小村雪岱 展@川越市立美術館 豊饒な意味を潜ませた余白や間 描かれた部分と描かれない部分の等価値=見せる/見せないの腐心。構図は極モダンでいながらも静かに息づく暮らしの美や情緒も感じられる。どのひとつをとっても独自の繊細な美意識に貫かれている質の高い優品。澱みなく引かれた線に放心◎
327
《甲田益也子》80年代 青春ど真ん中だった私が思い浮かべる時代のカリスマ。涼しき瞳と透明感、憂いと儚げ神々しさ。当時、御本人を街中で見かけた時の心臓の高鳴り、甲田さんのいるそこだけ現実世界から現実味が奪われていく感じ。今の時代に該当者が見当たらない希有な存在。勿論 現在もお美しい
328
《Murray Fredericks》水位がおよそ15センチほどしかない湖に等身大の鏡を持ち込み移ろいゆく空の表情(グラデーション)と湖面に映る空の色をフレームに収めた「SALT : VANITY」。時が止まったような静謐を感じさせる美しさ。合成写真ではない事にまた驚き 撮影風景→ vimeo.com/172862014
329
《ムンク作 ニーチェ像(1906)》紛れもなくニーチェだし、どっからどう見てもムンクの絵
330
ニッポン貝人列伝@lixil 近代貝類学の黎明期を築いた伝説の貝人10人のコレクションと実資料を紹介。貝に没入し人生全てを捧げた彼等の情熱にロマンを掻き立てられる。貝殻が魅せる様々な色や模様、宝石とも工芸品とも見紛う造形の不思議さ美しさを楽しめる。何時もながら切り口の面白い企画展。5/26迄
331
《Jaipur Elephant Festival》インド北部ジャイプールで毎年開催されている象祭り。宗教儀式や祭事などで重要な役割を果たす象をドレスアップして晴れ姿を披露し美を競う。撮影は日本の祝祭の神々や妖怪に扮した人々を撮った写真家シャルル・フレジェ。これを見た日はサイケデリックな夢を見そう
332
「さぁ撃てるなら撃ちなさい。わたしの身に何かあったら搭載してる弾道ミサイルに物を言わせるからね。そこんとこ ひとつヨロシク」大友克洋み あるヴェトナムのバスケット売り
333
《Bruno Catalano》フランス人彫刻家。体の中心部分が欠落したまま空中に浮いているような印象を受ける 目を疑うブロンズ彫刻。作者のブルーノ氏はフランス語で点線を示す en pointillés という言葉をこの作品を表現する時に使っています。 体に空間を持つ人々が失ったものを探しに彷徨う。
334
藤代清治の影絵を背景に使った天気予報。これが子供の頃すんごく怖かった。深淵の様な真っ黒な目、見入ってると小人に何処かに連れ去られそうな感じ、妹にもコワイ!テレビ消して!と涙目に悲願された。音楽も物悲しかった様な。これがファンタジックと思える様になったのはずっとずっと後の事。
335
《聴音機》レーダーのまだない時代、人間の目では捉える事の出来ない爆撃機の接近を察知するために開発された装置。第一次大戦から第二次大戦初期まで使用されたがレーダーの登場と共に消えていく。今となってはアナクロなものだがどの写真も溢れ出るテクノ感がある。
336
こうゆう写真見ると《電気グルーブ》のロゴを真ん中に配置したくなる癖やめたい(腕組んでるし)。銃声などの位置を特定するために開発された集音器。
337
ピクサーアニメのワンシーンかと思いきやCGではなくメキシコシティ東部にある低所得者向け集合住宅San Buenaventura complex。鮮やかな色彩に目を奪われるが無個性な形が均等に立ち並ぶその景観はどこか墓石の様でもある。よく見れば車庫付き一戸建て、買えるのかい自分と涙する。Photo by Oscar Ruiz
338
乱立するアンテナ、堆く積もる屑物、頭上をかすめるように飛来する旅客機、それでも子供にとっちゃそこはとびっきりの遊び場《九龍城砦》
339
サラ・ムーン「D'un jour à l'autre 巡りゆく日々」@銀座シャネル 写真によって焙り出される意識の及ばぬままに消え去っていった光景、呪術によって封じ込められた闇に繋がる記憶。浸潤していく輪郭や落ち影った画面の四隅に沈殿する静なる時。幻夢につま先を浸してるような感覚に陥る写真展◎5/4迄
340
《Matthias Schaller》モネ、ゴッホ、ピカソなど有名画家が使用したパレットの写真。画家のアトリエを訪れた際に見つけたパレットにアーティストの作品が如実に反映されている事を発見し撮影したシリーズ。どれも画家特有の色彩が滲み出ていて見ているだけでとても楽しい。linkedin.com/pulse/photogra…
341
《Peter Fritz》ウィーンの保険会社員が生前20年に渡り趣味で建築模型約四百点を制作。死後、骨董屋でゴミ同然の扱いを受けていた模型をO・クロイが発見し日の目を浴びた。模型は50~60年代の家、学校、教会、工場など細部の配慮も怠らない模型は人の心を捉える。埋もれた芸術家はダーガーだけではない
342
《Li Xiaofeng / 李晓峰》アンティークの陶器を使ってドレスを作成する北京の彫刻家。古い磁器の破片がひとつの衣服として縫い合わさる事で先祖によって残された情報コードを解読するコンセプト。着用可能ですが、金属板の鎧と同じく相当な重量だそうです。着てみたい欲を掻き立てられる。
343
《Mike Geno》ひたすら「チーズの肖像画」を描き続けているアーティスト。キャンバスの表面に分厚く塗られた絵の具で外側の堅い部分や中のモッチリとした質感やクリーミーまでチーズそのもの。全米チーズマップ(味の特徴や作り方、ファーム名まで)なるものまで自身HPで公開している。好きこそ無敵
344
2013年MOMAで《ティルダ・スウィントン》がガラスのケースに入り来場者の前でひたすら眠り続けるインスタレーション「The Maybe」鑑賞者は作品(眠れる美女)とリアルタイムを共に過ごす。95年にロンドンでも行われている。この人は何やってもかっこいいし、ホントに眠てるし、キャプション(笑)
345
《Fasciné par》イタリアを拠点に活動するアーティスト。人間の全身を塗装して自然風景の中に同化させる作品。手法は目新しいものではないのですが、モデルを子供にした事によって何か見えてはいけないもの(地縛霊)が見えてる感が倍増してめちゃ怖い。
346
《大橋英児》人里離れた山間部から郊外の道端、日本中いたる所にあり何処であろうと煌煌と光り稼働し続ける自販機の姿を捉えたシリーズ写真。無機質な物体の放つ人工光も最果ての地で目にすれば灯火のような安堵さえ感じる。景観を損ねると快く思われない自販機を通し見えてくる日本の情景。
347
《Dali Atomicus by Philippe Halsman 1948》凄まじかった歴史的写真の撮影風景。カウント3で助手が水と猫をフレーム内に投げ込み(猫いい迷惑)4でダリがジャンプ。テイク28、6時間かけて最高の瞬間を写真に収めた。CGもフォトショップもない時代に超アナログな方法で撮影された躍動感溢れる写真。
348
《Philippe Halsman》ダリの写真に着想を得て著名人のジャンプの瞬間を撮影した氏の代表作。「ジャンプの瞬間は顔面や四肢の筋肉を操ることは出来ない。跳びながら仮面を剥がし真の表情が現れる。後はそれを撮るだけ」ヘプバーン、モンロー、D・マーティン& J・ルイスの脈打つ生にこちらも笑顔になる
349
《Alex Majoli》カンヌ映画祭で訪れた映画監督のジャンプ瞬間を撮影した作品。フィリップ・ハルスマン「Jump!」へのオマージュ。Gus Van Sant,Wim Winders,Aki Kaurismaki,Wong Kar Wai,Tsai Ming-Liang,Takeshi Kitano,Tim Burton,Manoel de Oliviera,Olivier Assayas おお世界のキタノ!
350
モデル Vivien Solariの《ショルダーアーマー》のお姿が素晴らしくて一目惚れ。ショルダーアーマーいい。でも流石にモノホンは、ねぇ、と画像検索したらファッションブランドからも結構出ていて、流行んないかなぁ、流行ってほしいなぁと祈ってる。