Bellissima(@BellissM)さんの人気ツイート(古い順)

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《Tran Nguyen》巨大化した女性が屋根の上に横たわる姿を描いた連作。物憂げな女性の瞳の奥底にある空虚や孤独が見て取れる。仕事上での人間関係に疲れ果てた時の自分 こんな目してるわ。
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《Evgen Bavcar》12歳の時に視力を失ってしまった盲目の写真家。モデルの声とアシスタントの補助、遠い視覚の記憶を頼りに心の中にイメージしたものに向ってシャッターを切っていった。暗闇に生きる彼にとっての希望の光はカメラであり写真だった。表現活動の根源とは何かを否応無しに考えさせられる。
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こんな人が颯爽と目の前に現れたら、そら恋に落ちますって。1930年代東西のアイススケート写真。1枚目は昭和7年に建設された南欧風建築「大阪歌舞伎座」その翌年6階に併設されたアイススケート場にて撮影された美麗なモガ。2枚目はパリ、3枚目は場所は不明 スーツ姿がきまり過ぎていて惚れてまう。
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《アステアとヘプバーン》気品という言葉がこれほど似合う二人もいない。撮影リチャード・アヴェドン
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以前、人工知能には砂漠画像とポルノ画像の区別が付かないというニュースがツイッター上にありましたが、中国を代表する現代写真家《任航/Ren Hang》撮影の作品「Untitled, 2012」は女性の身体のラインをなだらかな起伏の丘に見立てています。人工知能はコレをどう認識するのか興味あります。
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平野甲賀展@ggg 30年間に渡り晶文社の刊行物すべての装丁を手がけた氏の仕事に焦点を当てる。構え過ぎない洗練と独自スタイルの構築、文字に潜む力を探り形を与える本づくりの企て。おびただしい数の装丁から選りすぐりを展示。平野甲賀の思想が立体的に感得できる構成。素晴らしい◎ 3/17迄
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古本に挟まっていた栞が〈読まず語り〉を再起不能にするパワーワードで笑った。
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《Maria Svarbova》スロバキアの写真家。人物の静的配置や空間を覆う清涼パステルトーン、アクセント効果を作り出す赤、ディテールへの偏執的な拘りによるシーンはどれもグラフィカルで幾何学的な美しさがあり唯一無二の世界観を確立している。ユーモアの匙加減はウェス・アンダーソン映画を連想させる
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《庭園に出現した巨大猫のトピアリー》トピアリーとはテーマパークや海外庭園で見られる植物を刈り込んだ造形物。イギリスのアーティスト リチャード・サンダース氏は愛猫トーリーを亡くし偲ぶ日々の中で、トーリーが庭園にいたらと思いつき生前の姿と樹木を合成した作品。モフモフ感が堪りません。
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《Yrjö Edelmann》フィンランドを拠点に活動するアーティスト。小包を包装する時にできるシワやテープのリアルさ、物が存在するということのすべてを二次元の世界に描き切ろうという試み。絵と知った上で尚も凝視してしまう混乱。超写実主義絵画のネクストステージ。
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《Jungho Lee》韓国のイラストレーター。「本」を題材にしたファンタスティックな美しさは心の奥深い層にひそんだ夢と共鳴する。水面や空の透明感のある青のグラデーションは時間を超越した空気に包まれている。詩情とユーモアのある独自世界。日本の絵本作家たむらしげるの作風を彷彿させます
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去年ブルックリン美術館で開催したジョージア・オキーフ「Living Modern」彼女の衣服・生活様式に焦点を絞った展覧会。当時の女性が着ていたドレスからレースや刺繍を全て取り払い極限までシンプルにそぎ落した稀代のモダニストの洗練と現代的着こなしに惚れ惚れ。もの凄ーく見たい日本での開催熱望。
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クリエイションギャラリーG8「グラフィズム断章:もうひとつのデザイン史」デザイナー川名潤さんによる70年代~現在迄の装丁史をリサーチし年表で視覚化。この労作ずっと見入ってしまいました(拡大して見て下さい)。ブックデザインの考察「作法と模倣」も合わせて読んでみて下さい。22日迄
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さりげなーく 飾られてるといいと思うんですよ、サイゼリヤに。
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《Ron Mueck》オーストラリアのハイパーリアリズム彫刻家。新作「Mass」は100個の巨大髑髏を用いたインスタレーション。髑髏はファイバーグラスと樹脂を用いて制作されている。規格外なサイズによる非現実性、人の心に伝播する滅亡、衰退、破壊、死。メルボルンのビクトリア国立美術館で4/18まで公開
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奥村靫正氏による傑作装幀 ウィリアム・ギブスン『ニュー ロマンサー』は、手によって写真を切り貼りしたアナログ作業であることは後世にきちんと伝えておきたい事のひとつ。
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《Freddy Fabris》米国の写真家。ルネサンスの巨匠たちに敬意を表し名画(ミケランジェロ「アダムの創造」、ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」、レンブラント「テュルプ博士の解剖学講義」や人物像)をリメイクした写真。中西部自動車整備工場を舞台に整備士が偉人や神々を演じる。全てが見事にハマってます
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《キューブリック監督作品「時計じかけのオレンジ」衣装合わせ》難航する衣装合わせ中にアレックスは車の中にあったクリケット用衣装をキューブリックに見せた『その白いのはいいね。プロテクターを外側につけてみて。中世みたいだ』即この衣装になったという。当たり前だが決定したものが一番良い
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《Todd McLellan》トロントを拠点に活躍するフォトグラファー。様々なプロダクトを分解してそのパーツをレイアウト。精巧なメカニズムの細部がひとつ残らず写し出されています。好奇心やメカフェチをくすぐる作品。小さい時、衝動に駆られラジオを分解して元に戻せなくなった痛手の記憶がふつふつと。
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《Jesus González Rodríguez》ベネズエラのアーティスト。被写体の正面図と側面図がひとつの画面内で構成されている目の錯覚を引き起こすポートレート。正面と横顔どちらかに焦点を当てることで見え方が変わるだけでなく引きで見ると圧縮した人物像にも見える。多角的視点のアイデアを生かした視覺幻術
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《Konstantin Kofta》ウクライナのデザイナーによる「人体」に触発されたゴスなテイストのバッグシリーズ。 バックパック側面に背骨が浮き出たもの、背後霊の手が乗っているようなもの、抱擁されている様に見えるもの、そして4枚目の人間の皮膚を模したバックパック 流石にこれは通報レベル
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『名作文学に見る「家」謎とロマン編』 名作文学の記述を元に建築家が舞台となる家の間取図を描き起こす。読解力や図面構成力などギャップを生み出す要因を承知の上でその格差を楽しむ趣旨。宮沢賢治/注文の多い料理店、カフカ/変身など。架空建材で架空の家を建てる夢想大工による幻の住宅集。お薦め
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エッシャー作という認識でよいだろうか
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《Olafur Eliasson》アイスランドのアーティスト。ドイツのKPMGオフィスビルのエントランスにある2004年に制作された「Umschreibung」は9メートル近くの高さがある体感できる大型彫刻。自ら離脱しないかぎり永遠に昇降を繰り返す無限階段。気晴らし感覚でしょうか今日もいい大人達が無心に∞しています
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《3月展覧会》 ◆特別展「人体―神秘への挑戦―」(3/13〜6/17)国立科学博物館 ◆江戸の女装と男装(~3/25)太田記念美術館 ◆セーラー服と女学生~イラストと服飾資料で解き明かす、その秘密~(3/29〜6/24)弥生美術館