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HSPって医学教育の中で一度も聞いたことがないのですが、一体誰が言い出したんでしょうか。 twitter.com/satoko_blessyo…
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🇺🇸の予防接種諮問委員会が小児のコロナワクチンを推奨スケジュールに入れることを決めました。
これがCDCに承認されると(ほぼ100%されます)、将来的に🇺🇸では入学要件にコロナワクチンの接種を求める学校が出てくる可能性があります。
SNSの喧騒などどこ吹く風で、着々と予防接種行政が進んでます。 twitter.com/nbsaphiermd/st…
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そもそも外国人に顔パンツと呼ばれているから外せというのも同調圧力の一種であって、自分で考えられていない証拠。
同調圧力を声高に叫ぶ人は自分にとって都合の悪い風潮のみを問題視する。
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国会議員のレベルが余りにも低すぎる。
顔パンツなんて言ってるアメリカ人は聞いたことがないし、必要な場面ではしてる。
自分が外したいなら外せるところで外せば良いが、他人のマスクを外させたい理由がさっぱりわからない。
渋谷で歩いている人がマスクをしていてあなたに何の不利益があるのか。 twitter.com/suzannek23/sta…
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これは有名なデマアカウントですが、このツイートは現状2000RTで3.6万いいねと、かなりRTの比率が低い。
また、リプ欄は「なくならねーよ」とフルボッコ。
なんともよーわからん現象ですが、非常に不自然だなと思いました。
いいね押すbotでもあるのかな。 twitter.com/trivia_hour/st…
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イスラエルから12-15歳のコロナワクチン接種後の心筋炎の長期経過についての報告。
発症頻度は10万人あたり5人と非常に稀。
全例軽症。
入院期間は中央値3日。
退院後の心エコーで心機能の低下なし。
約半年の経過で全員生存しており再入院なし。
大きな問題はない。
nejm.org/doi/full/10.10…
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これは余りにもひどい。
個人の信仰をただすなど、発想が隠れキリシタン狩りの踏み絵そのもの。
献金や霊感商法を問題視するのは当然として、政治に与えた影響の追求はもっと慎重にして欲しい。
立民・打越さく良氏、国会審議で山際担当相の信仰をただす 参院予算委で質問
sankei.com/article/202210…
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これも結構よく誤解されてますけど、年によって違うものの日本でも医療費増加の主たる原因は高齢化ではなくて医療の高度化であることが多いですね。
基本は新しい治療が開発されるから医療費が増える。
まだ世界はそのフェーズです。
mhlw.go.jp/file/05-Shingi… twitter.com/EARL_med_tw2/s…
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久しぶりに頭にくる記事。
"厚労省の担当者は「一度ついた危険なイメージをどう解消するかという点に、もっとも時間がかかった」と説明"
厚労省が危険なイメージの解消のために何かした?
むしろ主犯の1人でしょうに。
子宮頸がんワクチン「9年空白」が招いた重い代償
toyokeizai.net/articles/-/626…
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これも良くある誤解なんですが、普通に取れます。
嫌ならいつでも取れる。
なんなら取ってから胃の粘膜が修復されるまでの時間は約3時間。
何をそんなに大騒ぎすることがあるのかわからないレベルの処置。 twitter.com/ua8bbqf7ojj5ez…
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マスクをコロナの象徴として絶対視するのも、胃ろうを終末期医療の象徴として批判や擁護の対象とするのも、医療を提供する側からするとピントがズレているが、せっかくなのでみなさん良く考えてみてくださいな。
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まず胃ろうはただの手技であり道具で、そこに善悪はない。
あるのは使い方の善し悪しだけ。
肺炎のリスクを避けた生活で何かを得たいならやれば良い。
人生最後の楽しみが食事ならリスクを負っても良い。
一般的に寝たきりで食事を取り上げられた生活に「本人が」価値を感じることは少ないですよ。 twitter.com/TomoMachi/stat…
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塩野義製薬のコロナ治療薬エンシトレルビルの第3相試験結果が少し詳しくウェブ上に公開されています。
発症後どの時点でも症状の改善率が10%程度の差しかなく、申請用量の125mgは最終的にプラセボにほぼ追いつかれるので、後遺症の減少効果もあまり期待できなさそうです。
shionogi.com/content/dam/sh…
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そもそも急性期の入院自己負担額がそこら辺のビジネスホテル以下というのが、制度として破綻してる。
家族にとって、投薬管理、食事介助、ナースコール無料で、急変時は医者に即対応してもらえる施設から自宅に引き取るメリットなんか皆無。
これは医療費が安すぎることの弊害で、現場が削られる。
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もし私に日本の急性期医療に1つルールを追加できる権限があれば、急性期病院判断での転院・退院の義務化を推したい。
リハビリ病院もだが、特に療養型病院や自宅退院への抵抗感は凄まじい。
「心配だからもう少しここで診てもらおうと思います」と何度言われたことか。
この説得は本当に大変。
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「インフルエンザが激減したのはウイルス干渉が原因」という人は、同時感染と同時流行の区別がついてないんじゃないでしょうか。
そもそも2020年の冬も2021年の冬も、同時感染を抑制するほどはコロナが流行ってないですしね。
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終末期医療費の分野は最近も色々論文が出ていて、半数近く(45.6%)は「ずっと高い医療費」がかかる慢性疾患の患者さんということもわかっています。
こういう方は病気がある状態でも長く生きられるという証拠でもあるので、これを削るというのは許されないでしょう。
bmcgeriatr.biomedcentral.com/articles/10.11…
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あと、日本の医療費が思ったより安いのは、医療の提供量が少ないからではなく、多くの公立病院の医療従事者がブラック労働で支えているからだと思います(小声
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まとめると
・終末期医療の費用は医療費全体から見ると極一部だし、その中で無駄と言える部分はもっと少ない
・強制的に保険適応を外すより、本人・家族が納得できる方法から始めるべき
という話です。
強制的な改革は、仮にできたとしても効果が限定的で、残念ながら大勢に影響はなさそうです。
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それよりはまずは「本人も家族も望んでいない延命治療をちゃんとやめれる仕組み」を作るのが優先事項だと思います。
実際、人生の最終段階における医療のガイドラインも制定され、この10年ぐらいで少しずつ前進はしています。
幸い、大きな社会問題になるような訴訟も起きてません。
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例えば70歳で元々杖歩行の人が割と大きな脳梗塞で意識がなく入院してきた時、その人が半年後に自力で食事ができるか?
みたいなことを予測するのは相当難しいです。
たとえ回復しない確率が高くても、初期の高額な治療を止める判断を誰がするのかという話になりますね。
訴訟が頻発すると思います。
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ただ、何をもって「無駄」とするのかが究極的に難しいです。
「寝たきりの胃ろう」とか「植物状態の人工呼吸器」とかは比較的合意が取れやすいと思いますが、状況を限定すればするほど効果としては小さくなります。
逆に、条件を拡大すれば「もう回復しません」という証明が難しく、反発が増えます。
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毎年1-2%伸び続ける医療費において、1-2%の無駄を削っても抜本的な改革にはならないので、根本的には子どもが増えないと、どの道なんともなりません。
一方で、44兆円の1%って4400億円なので、確かに額としては大きいです。
もちろん削減すべきだと私も思います。
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10%の終末期医療費には、定義上交通事故で亡くなった若い方の手術や大量輸血代も含まれます。
もちろん多くは高齢者ですが、助かる可能性もある急性期医療として使われる分は除外しなければなりません。
何%が「無駄」なのかを示すのは不可能ですが、どれだけ多くても1-2%ではないかと思います。
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日本はものすごく終末期医療にお金をかけているというイメージがあるかも知れません。
しかし、実際には一人当たりの終末期医療費はアメリカの半分程度、イギリスの倍ぐらいで、ドイツやフランスとほぼ変わりません。
先進国の中では普通かやや低めぐらいです。
healthaffairs.org/doi/full/10.13…