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パライソが始まってからミュ鶴丸の方が上げてくださる写真に笑みがないのが気になっていて、歌合や葵咲の時はもっと柔らかな雰囲気だったような?と見返したらミュ鶴丸、他の誰かと映る時は感情豊かなのに一振りだとストンと抜け落ちたような顔をしていることが多くてうわっ鶴丸国永だ……となった。
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刀ミュ運営、あつ巴里の小狐丸や葵咲本紀の秀康役の方の急病の時も、今回のこのコロナ騒ぎでも、適切なタイミングで今できる最善の策を見出して常に冷静に動いてくれるので無駄な不安を煽られないし、本当に信頼できるカンパニーだなあとつくづく思う。
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自分がこの日のチケットを持っていたらと思うともう本当に想像するだけで胃が捻じ切れるような想いだけど、でも、今このタイミングで休演を決められる運営は賢いと思うし、何より最初の開幕の時点で刀ミュは出来る限りを尽くしてやり遂げる意志があると見せてくれた信頼があるから…でも辛いよね……。
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悲伝に出てきた足利義輝の刀の集合体の鵺、謡曲鵺の月と共に闇に沈んでいく鵺の亡霊の要素も少し入ってるのかなと思っていたのだけど(「ほとゝぎす名をも雲居に上ぐるかな」って歌もあるし)、ここに来て鵺退治の功で授けられた獅子王が刀ステ本丸に参戦してくるの、関係あったりするかななどと思った。
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歌合のライブCDつき写真集、絶対絶対絶対に買って損はないと断言できるし、今までの乱舞祭のライブCDの感じから予約期間を逃すとたぶん入手不可能になるのでちょっとでも気になった人は買ったらいいと思う。写真も音源もめちゃくちゃいいよ。5/10まで!オススメです!!!
musical-toukenranbu.jp/contents/310712
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つはもの2部三日月ソロの「大空の向こう側まで羽ばたく」「夢物語で終わらせない」と葵咲本紀2部鶴丸ソロの「儚き月の光 孤独から それさえも背負って」「夢の先へきみを連れてく」は対っぽいなと思うし、「あの鳥のように飛べたなら」って歌う三日月に対する返歌でもあるのかなあと思ったりもする。
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ミュージカル刀剣乱舞、愛してる……。
一気に10作品も見られないよな初見の方でとにかく顔のいい男士がわちゃわちゃしてるのが見たい方は真剣乱舞祭シリーズ(最推しは2018です)か厳島、ストーリー有りがいいなら自分がそうだったので入り口みほとせがオススメかな〜と!!
musical-toukenranbu.jp/contents/315746
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三日月宗近のひとりで突っ走りがちな報連相の出来なさが明るみに出た最初が(ステもかなりその気配あったけど)つはものなとこあるじゃないですか…刀ミュつはもの→刀ステ悲伝→映画刀剣乱舞と畳みかけられた2017年から2019年、怒涛すぎる……。
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真剣乱舞祭シリーズは楽しいお祭り騒ぎの様相をしているけれど、刀ミュが本編や源氏双騎なんかも含めて一貫して丁寧に描き続けている生者と死者、此岸と彼岸の境界や、人と刀剣男士、刀剣男士と時間遡行軍はどう同じで何が違うのかって境界を実は一番わかりやすく見せてくれる作品でもあるんだよね。
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冒頭の和歌への返歌が「散ればこそいとど桜はめでたけれ憂き世になにか久かるべき」で、ガラシャの辞世の句が「散りぬべき時知りてこそ世の中の花も花なれ人も人なれ」なの、どちらも散るべき時を知るからこそ花って歌意と思うと、放棄された世界にありえない「花」って「ガラシャ」のことなのでは??
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散るべき時を知るからこそ花は美しい。私もそうでありたいと詠んだガラシャが、なんらかの形で生き残ってしまった世界線=放棄された世界線。歌仙くんや新刀剣男士の言う「花」がもし「細川ガラシャ」その人のことも掛けているのだったら……と思いはじめてもうすでにしんどい……。
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この「阿津賀志山異聞」の時から脚本の御笠ノさんのなかには「つはものどもがゆめのあと」の泰衡と三日月宗近のシーンの構成があったんですよ。だから、つはもの見たあとに再度あつかしを見ると発見がある。三日月宗近はこの時点で何度も阿津賀志には来ている。つまりはそういうことなんですよね……。
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まだ千子村正くんがゲーム本家にも実装されていなかった頃の本当に誰だか分からない新作公演告知のもう一振り面白すぎるでしょ。よくミュ村正はそこからあの村正を作り上げてくれたよね……。
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昨日(今日?)、御笠ノさんの配信を見て各種方面たくさんのお話を聞けたのですが、「刀ミュはライフワーク。今のとこ辞めるつもりない」って言って下さったことと、コメ返で「三日月と小狐丸の双騎?それも面白そうだね」のお言葉があったことをご報告します。ありがたい…三条太刀双騎まってます……。
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この乱舞祭2016の能面をつけた三条派の「物なりや 人なりや」の問いかけが時を超えて2019年、歌合の小狐丸のお話によって補完される流れが最高に美しいので是非歌合も見てください!DMMでアーカイブ配信中!
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ここの三日月宗近の蓮の花の演出ですが、中尊寺金色堂の藤原泰衡の首桶からは数個の蓮の種子が発見されており、長い時を経て発芽したそれが今日有名な中尊寺の蓮です。奥州を滅ぼした罪人として葬られた泰衡の首桶にわざわざ美しい花の種を入れたのが誰なのかは分かっていない……んですね。
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あと多分、「逃げろ」と三日月が義経に北上伝説の可能性を示し生き延びさせた場面の水鳥の羽ばたきは、七十二侯の「鴻雁北(こうがんかえる)」という北へ帰る雁を表す季節の言葉を元にしているのではないかと思われます。幾度もこの時代を繰り返しながらどうにか彼らの救いを求めていた三日月宗近……。
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歌仙兼定くんの特命調査ネタバレあり感想なのですが、歌仙くんは極修行の○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ fse.tw/7siBmbMw#all
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仕えるべき、命を捧げても守りたい主と物語を得てしまった時間遡行軍たちは、刀剣男士と一体なにが違うんでしょうね?はこれからずっとミュのテーマになる。
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乱舞祭2018には小狐丸と三日月のデュエット曲があるのですが、ご覧の際はこれがつはもの後かつ、小狐丸の方が現地で目を病み代役が立つことになった、本来一緒に出陣する阿津賀志パリ公演で歌うはずだった曲ということを踏まえて見ていただければ…歌詞と演出があまりにミュの三条太刀なんですよ……。
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鎮魂には「ちんこん」と「たましずめ」2種の呼び方があり、前者は慰霊、後者は一年を通し衰弱し体から遊離した魂の再生、明日への活力としての魂(=神の霊)を体に鎮めこむことを目的とする。乱舞祭では巴くんが「弔いの舞」のタイトルでたましずめの舞と歌うのでどちらの意も込められていると思います。
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そっか!初見でみほとせ通ってない方々は乱舞祭2018でみほとせ人間メンツがいないことにもおそらく意味があるって流れが繋がらないのか……!みほとせの家康公は皆に看取られ満たされた状態で成仏しているので、魂が彷徨わず、榎本さんに行くべき場所に導かれなくても大丈夫だからいないんですよ。
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いくさだから多くの血が流れるのは当たり前だと言った大倶利伽羅が、家康に仕え農民の吾兵と心を通わせることになる大倶利伽羅が、次に向かわされる出陣先がよりにもよって島原の乱なの、あまりにしんどいんだよ…パライソ……。
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物吉くん&大倶利伽羅のデュエット曲の「この手は祈るためじゃなく握るために血が通った」って歌詞の握るは「手を握る」と「刀を握る」の二つの意味が掛かっているのかもしれないなと思ってる。家康公を腕のなかで看取った物吉くんと、吾兵の墓標にまだ花は手向けず刀握り戦うことを選んだ大倶利伽羅。