西谷文和(@saveiraq)さんの人気ツイート(新しい順)

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死亡した女性の腹部が動いている! 緊急手術に入った。腹部を切開して9か月の赤ちゃんを取り出した! 女の子だった。その子は今、2歳。40歳代に突入したマフムード、シリア内戦までは紅顔の美青年だった。彼は今、白髪頭の中年親父になった。体力的にも精神的にも限界の日々を送ってきた。
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今年3月IHHのシリア人医師マフムードと出会った。彼の壮絶な体験を紹介する。 ホムスではアサド軍の空爆が続いていた。その日も患者が運ばれてきた。若い女性は、テーブルの上で息絶えた。「ダメだったか」。次の患者の手当をしようと思ったその時、彼は目を見張った。
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アメリカもアフガニスタンの国境なき医師団が運営する病院を空爆した。司令官は「人的ミス」と「釈明」している。空爆すればするほど、このような悲劇が続く。今回のロシアによるIHHへの空爆は「誤爆」ではなく、狙ったものだろう。これでシリアはますます泥沼に。
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ロシアがトルコの人道支援物資を乗せたトラックを空爆して、7名が死亡した。この人道支援団体はIHHという、この地域で最大のNGO。今年3月、IHHの活動を取材した。食料や衣服を届け、シリア国内避難民の命を守っていた。そんな人道支援のトラックを爆破したのがプーチンだ。
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実際に犯人は「オランドが空爆するからだ」と叫んでいたという。この事実をCNNは伝えないで、「仏の社会構造」のせいにしている。「オランドこそテロリストだ!」という仏市民が、パリでデモをすることを願う。いやパリだけではなく、米英独日その他世界の都市で「空爆やめろ」という声が必要。
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根本的な原因、それは仏軍の容赦ない空爆だ。シリア、イラクへ米とともに7〜8千回。IS兵士だけではなく、一般市民をも殺戮しているからテロが発生した、ことを指摘しない。IS兵士となって実戦を経験してから、仏に帰国した若者は、その空爆で殺される「同じアラブ人」を見ている。
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ロシアとトルコの直接対決だけは避けなければならない。これはほんまにシャレにならない。アサド軍と自由シリア軍の内戦ももちろんシャレにならないが、規模も次元も意味も違う。セルビアの青年がオーストリア皇太子を射殺したという「小さな事件」で第1次世界大戦が勃発。その教訓を忘れてはならない
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シリア内戦を国際社会が放置してきた、そのツケが今、回ってきている。ロシアとトルコは敵対関係にあるし、双方が戦うと一大事。今までは自由シリア軍、アサド軍とISという、いわば「子どもの戦争」が、「本当の世界大戦」になってしまう。エルドガンとプーチンは落ち着いて相手の言い分を聞くべき
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日本でもニュースになっていると思うが、トルコがロシアの戦闘機を撃墜した。ロシアがIS だけでなく自由シリア軍支配地域も空爆していることに、トルコが業を煮やしてやってしまったのだろう。トルコは「緊急NATO会議」を要求している。ロシアは「トルコ領内に侵入していない」と言うのだが…
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ISの原理主義が問題とすれば、一番の「イスラム原理主義者」はサウド王家である。彼らはISに金をつぎ込んできた。しかしサウド王家は非難されない。なぜか?世界中の武器をサウド家が買ってくれるからだ。武器輸出世界一は米国、サウジは常に世界有数の武器輸入国。湾岸王国も犯罪的なのだ。
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少し教養のあるイラク人は、こう言う。「アメリカが本気になれば24時間でISは壊滅できる。やらないのはISをダシにして戦争したいからだ」と。結果、アレッポやラッカ、モスル、ファルージャなどの一般市民は塗炭の苦しみに喘いでいる。私たちはIS問題の本質を見抜かねばならない
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その3。空爆すれば街が破壊される、当然「復興費」が世界中から集まる。その金で欧米のゼネコンが街を作り変える。石油、武器、ゼネコンなどの背後には金融資本がいる。スクラップアンドビルドの典型が戦争。
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その2続き。イラク中央政府はシーア派主体なので、スンニ派主体のモスルを攻撃してきた。表向きはそんなモスルを安定させる気はない。しかし裏では…。「欧米の意向」があると感じる。モスルを陥落させれば「本当にISが弱ってしまう」→すると空爆の口実がなくなってしまう→テロとの戦いができない
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イラク取材で見えてきたもの、その2。なぜモスルが陥落しないのか?クルドから見れば、モスルはアラブ地域。ISから奪還しても、そこはイラク中央政府の支配になる。シンジャルはクルドなので、ペシュメルガは「シンジャルだけ」陥落させた。ではなぜイラク政府はモスルを奪わないか?
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イラク取材で見えてきたもの。その1。やはり石油。キルクーク周辺の重要な石油施設は、ほぼ全てクルドの手中に。表向きはクルド自治政府が運営しているが、裏では欧米ロシアの石油資本。この構図は2003年のイラク戦争から変わらない。フセイン打倒でこうなるのは必然。
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「恐怖につけ込んだ軍事拡張」は、いつの時代でも起こりうる。日本では「北朝鮮が攻めてくるぞ」が典型か?そうなればメディアは落ち着かず、恐怖を煽る。ロシア旅客機、ベイルート、パリ、そしてアフリカのマリと連続してテロが発生。「ISを空爆するからこうなった」のだ。落ち着いた報道を望む
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ベトナム戦争の拡大は、トンキン湾事件であった。しかし今ではトンキン湾事件は、米軍のやらせだったことが判明している。湾岸戦争直前の「少女ナイラの証言」はウソだった。油まみれの水鳥の写真もウソ。イラク戦争でのブッシュ発言「イラクは大量破壊兵器を持っている」もウソ。戦争はウソで始まる
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1963年のケネディー暗殺は、今では「犯人はオズワルドではない」ことはわかっている。「誰がやったのか」は不明。当時、ケネディーはベトナム戦争を終わらせようとしていた。暗殺のため副大統領のジョンソンが大統領に。ジョンソンはベトナム戦争を拡大した。ベトナムでは10年以上戦争が続いた
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朝日新聞の川上氏も指摘していたが、どうも「首謀者」のアバウドが唐突に出てきてすぐに射殺されたのが腑に落ちない。殺さずに取り調べるべき。これでは事件の真相が見えない。ケネディー暗殺直後の「犯人」とされたオズワルドのようだ。事件後オランドはすぐに空爆を強化した。軍産複合体はぼろ儲け
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CNNは先ほどから「ISの次の標的はニューヨークだ」と、アメリカ人の恐怖を煽るような報道を続けている。これで米国の空爆はずっと続くし、次の大統領選挙にも影響する。共和党の候補が勝てば(というかサンダース以外なら誰でも)戦争が拡大されていくだろう。日本は「金も人も出せ」と迫られる
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雨が降ると避難民キャンプはドロドロになる。これが雪になると最悪。イラク戦争が始まったのは13年前なので、この子どもたちは戦争しか知らない。
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今回のテロで約130名の無辜のパリ市民が殺されたが、シリアでは1日100から200名の市民が殺されている。そのことが全然報道されないから、米、仏、ロ、英などの空爆が免罪されてしまう。今、仏テロ事件「だけ」が、洪水のように流されている。これこそ「偏向報道」と言えるのではないか?
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米軍は原油輸送トラックを空爆する1時間前にF35戦闘機から、「これから空爆するので、市民は逃げてください」というビラを投じた、としているが、原油密輸トラックに乗っていた人も「市民」ではないのか?デリゾールやラッカ市民が嫌々、ISの命令で動いていることは十分に考えられる。
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仏テロを受け、仏空軍はすぐにISの拠点であるラッカを20回空爆した。ニューヨークタイムズによると、この仏軍の空爆に先立って、米軍はシリアの油田からトルコへ原油を密輸するトラックを集中的に空爆し116台ものトラックを破壊した。1台に2人乗っているとして約250名が殺されたことになる
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仏テロが起こった同じ日、13日の金曜日に、やはり同様のテロを起こすために5名の容疑者がイスタンブールにいたのだが、トルコ当局は未然に5人を拘束し、テロを抑え込んだ、という報道もある。トルコの公安と仏の公安は、そんなに「能力の差」があるのだろうか? 仏公安は、なぜ動かなかったのか?