日本の食生活全集(@imgnbkpro)さんの人気ツイート(リツイート順)

夏の朝ごはん 夏の茶がゆの実には、毎日のようにかぼちゃが入る。子どもたちが川遊びでとってくるあめご(あまご)などの魚は、一度焼いてわらづとにさして乾燥させておく。 『聞き書 奈良の食事』 奥宇陀の食より knowchi.jp/archives/4118 #農文協
あご網や地引網のときの弁当 あご網や地引網の舟は小さく、手繰り船のように食事をつくる設備がない。漁に出るときは弁当を持っていく。女は朝早く弁当づくりをする。「ひるまぎ」といって、五合入る木の綰物に麦飯を詰め… 『聞き書 鳥取の食事』 因幡海岸の食より knowchi.jp/archives/4062 #農文協
夏の昼食 このあたりでは、あまり麦類をつくらないが、家によってはつくっている。秋までの米の残りぐあいをみながら麦飯も食べる。近くの弓削川からは、ごり(かわよしのぼり)、はや、あゆなどの川魚がとれ、毎日のように川魚が… 『聞き書 京都の食事』 丹波山間の食より knowchi.jp/archives/4096
夏の夕飯 磯のすぐ沖で、夕まじみ(夕暮れどき)にちんちろいかが釣れるので、四時ごろから漕ぎ出して、庭先へでも行く気で四、五〇ぴき釣ってくる。 女衆はときには米を少し多めにして早どりの里芋を少し入れ、麦ごはんを炊く。 『聞き書 和歌山の食事』 熊野灘の食より knowchi.jp/archives/4072
冬の炭焼き弁当 麦飯は朝一度に炊き、朝飯、昼飯、番茶、夕飯と四回食べる。 朝は味噌汁をつくる。味噌汁の実には、大根や里芋、きんかいも(じゃがいも)を入れ、だしはいりこでとる。味噌は麦味噌で、三年ねかせてある。 『聞き書 広島の食事』 東部高原の食より knowchi.jp/archives/3763 #農文協
ざわ 子どもがおやつとして喜ぶので、主婦は手まめにつくる。ざわはちょっと高級な食べもので、お茶受けや子どもの菓子になる。 うるち一升、もち米五合の割合で炊いた飯を、釜の中ですりこぎでつぶし、平たく丸めて中に塩小豆を入れる。 『聞き書 新潟の食事』古志の食より knowchi.jp/archives/3572
夏の三時 新小麦を石臼で粉にひく。ふすまは馬や鶏の餌にする。味噌まんじゅうは、味噌を混ぜた小麦たねを、みょうがの葉にぽたっと落として鉄ぼうろくで焼き、焼きたてを食べる。 『聞き書 千葉の食事』 北総台地の食より knowchi.jp/archives/4144 #農文協
わっぱに詰めた弁当 昼食は、仕事のできない日は朝と同じものだが、田畑に出かけるときは弁当にする。 昼の弁当には、わっぱを使う。飯を五合わっぱとか一升わっぱに詰め、おかずや漬物は小さな菜入れわっぱに入れる。 『聞き書 青森の食事』 南部〈上北〉の食より knowchi.jp/archives/3968 #農文協
夏の朝飯 朝づくり(朝飯前の仕事)に、土手や畦畔の草刈りをする。草は牛の餌にしたり、堆肥にする。 このころの米の補いには、くず米の粉のだんごやさつまの粉のだんごを食べる。 『聞き書 神奈川の食事』 相模川流域の食より knowchi.jp/archives/4136 #農文協
夏の朝まま 暑い日が続く夏場は、朝から食事がすすまない日もある。朝ままは決まって前日の残りごはんに黒とろろ(とろろこんぶ)をかけ、たかわやあじの味噌汁ときゅうりやなすの浅漬ですませる。 『聞き書 富山の食事』 新川魚津の食より knowchi.jp/archives/4100 #農文協
夏の昼飯 湯だごは、いるごの粉をこねて三口くらいの大きさにちぎる。これをゆでて別皿に盛り、ごはんの足しにする。毎日のようにとれるなすびは、そうめんと一緒に味噌仕立てのおつけや塩漬にするなど、毎日、三度三度食べる。 『聞き書 富山の食事』 砺波散居村の食より knowchi.jp/archives/4102
山行き弁当 大谷家の男衆は山に泊まりこむことはしないが、よほどの雪や雨でないかぎり、秋から続く焚き木樵り、炭木の切り倒しや炭焼きなどに、毎日弁当持ちで山へ入る。 『聞き書 奈良の食事』 十津川郷の食より knowchi.jp/archives/3747 #農文協
干し柿の皮むき 『聞き書 山形の食事』村山盆地の食より shop.ruralnet.or.jp/b_no=01_454088…
夏の夕食 ごはんはひえ飯だが、こしもの塩煮を常におき、ごはんの食い助けにする。汁は昼の残りもの、お菜には、大豆とさんしょ(さんしょう)を煮る。さんしょ独特の味わいが豆とあいくさになり、食欲をそそる。 『聞き書 岐阜の食事』 奧揖斐(徳山)の食より knowchi.jp/archives/4052 #農文協
田植えの晩のごちそう 六月は田植えが大仕事である。馬使い、鍬じろ、綱引き、苗運び、植え手、茶わかしと、手伝いの人を二〇人も雇い、それぞれ仕事を分担する。 『聞き書 宮崎の食事』 米良山地の食より knowchi.jp/archives/3979 #農文協
もちのいろいろ 『聞き書 宮城の食事』仙北・大崎耕土の食より あめもち、くるみもち、おろしもち、おつゆもち、おづけもち よむぎもち、納豆もち、えびもち、ごまもち、しょうがもち 小豆もち、ずねもち、ずんだもち
どじょう汁 田植えも終わり、汗で顔が光るころになると、綾歌郡羽床村あたりでは、そこここで、うどんとどじょうを入れたどじょう汁づくりがはじまる。どじょうは産卵期前の六月から七月にかけてが一年中で一番おいしい。 『聞き書 香川の食事』 さぬき平野の食より knowchi.jp/archives/4138 #農文協
あゆでだしをとったお盆のそうめん汁 あゆのあぶりでていねいにだしをとって、そうめん汁をつくって食べる。お墓まいりに来てくれた親せきの人たちにも食べてもらう。 『聞き書 奈良の食事』十津川郷の食より
田植えの午前の小昼 忙しい時期であるだけに、村でいっせいに休む日の「ふれ」がまわる。からす祭り、たなおろし休み、田打ち休み、田植え休みである。 『聞き書 岩手の食事』 県央の食より knowchi.jp/archives/3977 #農文協
わにの刺身 わには食膳によく出る。桜色をしたわにの刺身は、村祭り、正月、普請、祝言などの祝い膳にはなくてはならないもので、ふだんにも食べる。この地方では一番親しみのある刺身である。一般にふかとかさめと呼ばれるものを、ここではわにと呼ぶ。『聞き書 広島の食事』備北山地の食より #農文協
夏の夕飯 のど越しのよい冷や汁は、食欲がないときでもついおかわりしてしまう。じいやんが釣ってくるほり(べら)の身を焼いてほぐし、するめ、きゅうり、しそを入れ、味噌味をつけて井戸水でのばしたものである。 『聞き書 佐賀の食事』 玄界灘沿岸の食より knowchi.jp/archives/3265
秋の夜飯 新米がとれると、新米入りの麦ごはんを炊く。新米でつくる麦ごはんはおいしい。それに、ねぎと油揚げの味噌汁。おかずにさばの味噌煮をすると家族みんなが喜ぶ。 秋深くなり少し肌寒い晩は、けんちん汁にする。 『聞き書 埼玉の食事』 北足立台地の食より knowchi.jp/archives/3579
冬の山弁当 男は二食弁当(二食分、約三合のごはんが入る弁当箱)を持つ。炭焼き窯のふちにのせておくと、温かいごはんが食べられる。ごはんを残しておき、おなかがすいたときにおやつがわりにすることもある。 『聞き書 大阪の食事』 南河内山村の食より knowchi.jp/archives/3750 #農文協
かしわもち 米粉を湯でこねてせいろで蒸す。蒸しあがったら、臼に入れて搗き、一口くらいにちぎって丸く平たくのばし、あんを入れ、かしわの葉で包んでもう一度蒸す。米粉によもぎを入れたものもつくる。 『聞き書 兵庫の食事』 丹波の食より knowchi.jp/archives/3961 #農文協
名月さまのお供え 枝豆、むきいも(里芋)、米の粉だんご、ふかしいも(とういも) 『聞き書 大分の食事』くじゅう高原の食より #中秋の名月 shop.ruralnet.or.jp/b_no=01_454092…