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#鎌倉殿の13人 きのこなんか好きじゃないし、処分する手間も嫌だから持って帰れと面と向かって言って、自分の等身大を教えてくれるパートナーの有り難さですよ…政治モンスター頼朝が、ずっと後まで八重さんに執着した理由を痛感しますよ…
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#鎌倉殿の13人 実朝様が、後年百人一首に採用されるレベルの歌を詠むの、ビジネストークに有用だから嗜んどけのレベルを遥かに超えて、帝王学ばかり学ぶ二世政治家や大企業の後継者が芥川賞取る感覚だと思うと「嗜む」と「生み出す」の間の大きく深い川について唸ってしまう
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#歴史探偵 治部殿が茶室政治が気に食わず利休を失脚させた説、昔聞いた時はなるほど程度だったのだけど、今職場が喫煙率割と高くて、大事なことを大体喫煙所で決まったメンツで決めてくる、あのイーッとくる感じを思い出すと治部殿の気持ちがわかるわかるぞ…
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#鎌倉殿の13人 のえの嘘、さすがの平六の眼力。小四郎は妻が必ずしも正直な女ではないと感づくけれど、中年期に入った男が薄々悪女かもしれないと察しつつも惚れた妻と添い遂げたいのは、不吉にも父の振る舞いと同じじゃないか…
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#鎌倉殿の13人 若い男子を引き連れて、よし息抜きだって言って、お姉ちゃんのいるとこじゃなくてまさか占いの館って、和田殿またしてもキュンなことしてくれる
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#鎌倉殿の13人 どんなに孤独な人の悩み苦しみでも、残された先人の叡智が寄り添ってくれるという感動と感謝が、実朝様に和歌への情熱を与え、書物としての金槐和歌集を残させたと思うと胸熱。本好き、文章の力を信じて生きるものとして胸熱。
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#鎌倉殿の13人 あまりにも癒し要素が目減りしてしんどい矢先に、やもめのイケオジと哀しく美しい尼御台のええ感じを差し込んできて視聴者をちょびっと手当てする鬼脚本
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18歳で真田丸の秀頼、21歳でなつぞらのイッキュウ、24歳で今作の畠山重忠。大リーグ養成ギプスばりの圧と情熱でNHKが中川大志さんをエースに育成してるのが見える…
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#石子と羽男 ずーっとね、法律ドラマとして楽しいけどある意味地味だよねって思ってたの。でもその地味さが、最終回になって、法律はちゃんと弱き人の杖になりますっていう言葉に凄い説得力を持たせたの。素晴らしいドラマだった。出会えたこと感謝します!
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#鎌倉殿の13人 本殿からの皆様。結論は変わりませんけど、その過程は斜め上、いやロケットの打ち上げくらい、成層圏を超えて遥か上空を飛んでますんで、どうか楽しみにしてて下さい。NHKの中川大志に対する激重な愛を見届けようぜ!
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#鎌倉殿の13人 辛気臭い父の下手な冗談を、クソ真面目で面白みのない息子が真に受ける地獄絵図
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#鎌倉殿の13人 もうずっとこの大河で死は生の帰結って描いてきて、坂東武士の鑑と言われた人物の最期は言葉不要の肉弾戦。戦だというなら、取れる総大将の首はとったはず。戦ではなくどこまでも潔白の証明だったのでしょう。悠然と去りいまわの際を見せなかったことに、脚本の深い愛惜を感じました。
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#鎌倉殿の13人 小四郎もう、ほとんど父上のことを父上と呼ばない、「あなた」とか「執権殿」とか。
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#鎌倉殿の13人 政子は小四郎に恐ろしい人になってしまったと言うけど、嫌悪も諭す気配も全然ない。政子も、もうそうするしかないって覚悟してる。だから自分もリスクを取る。
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#鎌倉殿の13人 最初からずっと、時政パパの愛嬌を伴う政治力って、「身の回りの人を喜ばせたい」が源泉だったよね。こういう人は社長さんとか議員さんにもいる。概ね人柄の良い人だ。だけど人脈重視で時に変なことに巻き込まれたり、つけ込まれる。
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#鎌倉殿の13人 畠山殿、「あなたは分かっている」で既に言葉は尽くしたから、最後に肉弾戦で殴り合ったのは「あなたが蹴落とした者たちの痛みを忘れてくれるな」なんじゃないかと。直接殴って心身に刻むために、最も小四郎が食いついてくる太郎を狙ったのだと。
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#鎌倉殿の13人 和田殿と畠山殿の関係性、同じクラスでも友達にはならない相性だけど、会社の同僚で付かず離れずでずっと仕事して最終的に阿吽の呼吸になる、でもお互いの家も知らない感じで大変良い
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#初恋の悪魔 感無量です…この作品をずっと覚えてると思う。あの年、あの頃あれを見ていたというベンチマークみたいな作品になると思ってます。最後まで見届けたみんなで、耳かきひと匙の愛を抱えていきましょうね。見事なドラマをありがとうございました。心からの感謝を。
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#鎌倉殿の13人 で、グレーテルのかまどでは、いつ「時房の饅頭」をやるんです?仕上げに「ベタベタ触る」
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#鎌倉殿の13人 千里眼で絵師で万能な上皇様そのものも怖いけど、案外と周囲がイエスマンばかりじゃなくて風通しがいいあたり余計に怖い
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#鎌倉殿の13人 頼朝様は、小骨嫌だから魚嫌いなのを食べられるようにしてくれる人を見つけて克服する、の人で、実朝様はきっと、魚の小骨嫌だなぁ、でも魚も生き抜くのにこの骨の隅々まで必要なのであろうなぁ、いじらしいことよとか思っちゃう人
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#鎌倉殿の13人 時政は覚えてても何の利益にもならない、病で死んだ孫娘の呪文を「そういうものがあった」ことを覚えている。顔の見える範囲の相手には慈悲深い人だから。北条の一家もまたもう誰も正確に大姫の呪文を思い出せない。そのよすがの婿も亡くなった。そんな悲喜のオンベレブンビンバ。
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#鎌倉殿の13人 平六、八田殿に「見せた」のね。信用ならないが見抜ける男が、実直だが見抜けない男を使って、確実な謀反のためのアリバイを作ったわけだね
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#鎌倉殿の13人 拉致されても動揺を顔に出さない、手続きに沿わないことは拒む、でも祖父を思う情はちゃんとある、それでも理に沿わないと自分が判断すれば拒む。経験は確実に青年を成長させてる。王の器として描かれてる。
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#鎌倉殿の13人 あの愛情深い父と賢明な息子の訣別は目前ですよ、修復の可能性なんかもう無いのに、三谷氏はこの場面で笑わしにかかって、おそらく多くの人が思わず笑っちゃうんですよ、凄いですよ、恐ろしいです。こんな奇妙な矛盾と高揚はこの人にしか描けない。